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日本下水道事業団(JS)
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JS技術開発情報メール
2012・6・14 No.127
━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆JS技術戦略部
こんにちは。
日中は汗ばむほどの陽気。夏はすぐそこまできていますね。
みなさま、いかがお過ごしですか?
いつも「JS技術開発情報メール」を、お読みいただきありがとうございます。
今月号も最後までおつきあいください。
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■ もくじ ■
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【1】はじめに
◆下水道漫筆 (技術戦略部長)
【2】トピックス
◆新技術の選定 (新技術推進課)
◇「JS技術開発基本計画(3次計画)」の策定について
(新技術推進課)
◆膜分離活性汚泥法専門委員会
(水処理技術開発課)
◇共同研究公募開始 (水処理技術開発課)
【3】技術情報
◆堺市MBRプロジェクト(第二回)
旧1系列水処理施設をMBR施設に切り替えした状況について (水処理技術開発課)
◇シリーズ---下水道で活躍する微生物たち糸状性細菌 その1 (水処理技術開発課)
【4】「JS他部署から」
◆「研修情報」 (研修センター)
◇シンガポール国際水週間2012」に参加 (国際室)
【5】国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(5月分)
(国際室)
【6】編集後記
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■ 1 はじめに ■
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◆◇ 「下水道漫筆」 ◇◆
金環日食、太陽面の金星の通過はいかがでしたか?金環日食の当日は、私も渋谷から四谷まで日食の時間帯に歩いて通勤しましたが、神宮外苑や近隣の公園には多くの人が日食に熱狂していました。
さて、熱狂といえば、今、エネルギー資源が少ない日本で、新たなエネルギーとして注目され、熱狂の対象となっているのが、
太陽光や風力、バイオマスなど自然の力を利用した再生可能エネルギーです。CO2をほとんど排出しないという環境面の大きなメリットもあります。この再生可能エネルギーの普及・拡大を目的として、来月、平成24年7月から「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」がスタートします。この制度は、再生可能エネルギーによって発電された電気を、一定の期間・価格で電気事業者が買い取ることを義務付けるものです。
マスコミでは、太陽光買取価格42円(以下全て税込み)が大きく取り上げられています。しかし、同じ買取制度のバイオマスのカテゴリーには、「メタン発酵ガス化発電」が「40.95円」も掲げられています。これには下水汚泥や家畜糞尿による発電も含まれています。今回の買取価格の高い順番で並べると、57.75円(風力20kW未満)、42円(太陽光)、40.95円(メタン発酵ガス)で上から3番目となります。今の電気の購入価格が10円程度であることを考えれば、相当高い金額、すなわち利益の出る価格といえます。
早速、大まかな試算をすると、かなりの収入を得られることが出来るようです。しかし、下水処理場で導入する場合について、
いろいろ試算を重ねていますが、発電機だけ設置する場合とか、消化タンクと発電機の場合など様々なケースが考えられます。このため、処理場によって詳しく条件を設定する必要があります。是非、一度JSにご相談頂ければと考えております。これが、下水道が目指している「循環のみち」に繋がり、処理場が資源・エネルギーの拠点となることを大いに期待しています。
(技術戦略部長 野村充伸)
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■ 2 トピックス ■
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◆◇ 新技術の選定 ◇◆
JSでは、受託建設事業において新技術を積極的に導入するため、平成23年度に新技術の導入制度を創設しました。
このたび、以下の5技術を新技術として選定されましたので、お知らせします。
・アナモックス反応を利用した窒素除去技術
・高速吸着材を利用したリン除去・回収システム
・多層燃焼流動炉
・過給式流動燃焼システム
・高効率二段焼却汚泥焼却炉
今後、JSの受託建設事業において、これらの技術の導入を進めてまいりますので、関心がある自治体のかたは、ご連絡いただきたいと思います。
HPのプレス発表のリンク
http://www.jswa.go.jp/kisya/h24pdf/240613kisya2.pdf
(新技術推進課)
◆◇ 「JS技術開発基本計画(3次計画)」の策定について ◇◆
このたび、「JS技術開発基本計画(3次計画)」を発表いたしました。
平成28年度までのJSの技術開発の方向を示しています。
今後の技術開発について、3つの分野において8つの基本目標を定めました。
◎省エネ・創エネシステム技術
・エネルギー・資源回収を目的とした下水処理場の最適化
・汚泥中の放射性物質対策
◎水再生システム技術
・膜分離活性汚泥法(MBR)技術の体系化
・次世代水処理技術の実用化
・改築・更新のための水処理技術の再評価・改善
◎サスティナブル下水道技術
・管路マネジメントシステムの構築
・処理場・管路の防食手法のアップデイト・防災技術の確立
技術開発基本計画(3次計画)については以下をご参照下さい。
http://www.jswa.go.jp/kisya/h24pdf/240613kisya1.pdf
(新技術推進課)
◆◇ 膜分離活性汚泥法専門委員会 ◆◇
去る6月4日(月)、「第1回 膜分離活性汚泥法専門委員会」(委員長:長岡裕 東京都市大学教授)が開催されました。
本専門委員会は、3月29日にJS理事長から技術評価委員会に諮問された「膜分離活性汚泥法の技術評価(第2次)」について付託を受け、詳細な技術的検討を行なうものです。
本技術評価では、本年度末の答申を目標に、膜分離活性汚泥法(MBR)に係る各種技術および特徴、改築更新への適用手法や運転管理手法などの実務的な情報について、取りまとめられる予定です。
第1回専門委員会では、技術評価の経緯・目的、評価の対象・範囲、評価の内容および報告書の構成など、今後の取りまとめの枠組みとなる事項について、活発な議論が行なわれました。次回専門委員会は、9月下旬に開催される予定です。
(水処理技術開発課)
◆◇ 共同研究公募開始 ◆◇
平成24年度新規共同研究者(公募型)の募集開始5月17日より、公募型共同研究の平成24年度新規共同研究者(募集課題「膜分離活性汚泥法の導入促進に向けた技術開発」)の募集を開始しました(6月29日締切)。
今回の公募では、実施期間を平成24〜26年度とし、
@MBRの合流式下水道施設への導入に向けた実験的検討
A従来技術よりも省エネルギー化が可能なMBRの開発
を目的とした研究課題を募集します。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.jswa.go.jp/g/g2/koubogata.html
(水処理技術開発課)
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■ 3 技術情報 ■
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◆◇ 堺市MBRプロジェクト(第二回) ◇◆
処理能力60,000m3/日を維持しながらの切替え工事堺管理事務所から、前回に続き、堺市三宝下水処理場のMBR施設切り替え工事の状況を報告します。
阪神高速道路が処理場敷地内に横断するため、既設旧1系水処理施設の最終沈殿池全て、最初沈殿池の一部を廃止し、高速道路と重ならない既設反応タンク及び最初沈殿池の躯体を改造してMBR施設を設置しました。・・・・
▼続きはHPで↓
http://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/ms/127.pdf
◆◇ シリーズ 下水道で活躍する微生物たち ◇◆
今回は、ちょっと曲者の「糸状性細菌」を紹介します。
【だれが?】
糸状性細菌 Type 021N
【どこで?】
流入管渠の堆積物、反応タンク内
【何をする?】
Type 021Nが反応タンクの中で大量に増殖すると、いわゆる「バルキング」状態となり、活性汚泥の沈降が阻害され最終沈殿池から流出してしまいます。国内で報告されている重症バルキング(SVI>400)の大半が、このType 021Nによるものです。ところが、糸状性細菌が存在する状況での処理水質は良好なことが多く、彼らとの上手なお付合いが運転管理のポイントとなります。Type 021Nは流入管渠の堆積物の表面で発生し、下水処理場に送り込まれるので、流入管渠の定期的清掃が有効な対策となります。また、酸素の無い条件では餌(溶解性有機物)を摂取できない弱点があることから、反応タンクの前段に嫌気部分を設けることも効果的です。「敵を知れば・・」で、近年はType 021Nによる重症バルキングの報告は少なくなりました。
(水処理技術開発)
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■ 4 「JS他部署から」 ■
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◆◇ 「研修情報」(研修センター) ◇◆
−平成24年度公務員研修及び平成24年度地方研修を募集中−
平成24年度に実施する公務員向け下水道研修をただ今募集中です。
参加をご検討の方は是非お申し込みください。
(管きょT(第1回)、処理場管理Tは、応募人数に達しましたので受付を終了いたしました。たくさんのご応募をいただきまして
ありがとうございました。)
▼平成24年度研修募集要項は、下記リンクをご覧ください。
http://www.jswa.go.jp/kensyu/goannai/goannai.html
◆◇ シンガポール国際水週間2012」に参加 (国際室) ◇◆
7月1日〜5日に開催される「シンガポール国際水週間2012」に参加を予定しております。
日本下水道事業団の最新技術を国外に幅広くアピールするため、水エキスポ会場の下水道グローバルセンター(GCUS)ブースにて、ポスター展示、パンフレット配布を行います。
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■ 5 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(5月分) ■
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日付 キーワード URL
5/6 日本水道協会 インドネシア 研修
http://news.livedoor.com/article/detail/6532670/
5/8 下水汚泥 固形燃料化 広島県
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012050810160467
5/9 下水汚泥 固形燃料化 滋賀県
http://www.suido-gesuido.co.jp/blog/gesuido/2012/05/post_3353.html
5/11 イギリス 水ビジネス 伊藤忠商事
http://www.excite.co.jp/News/science/20120513/Fujiyama_water_2714.html
5/13 大阪市水道局 クボタ 官民連携
http://www.excite.co.jp/News/science/20120513/Fujiyama_water_2709.html
5/14 国交省 官民連携モデル
http://www.decn.co.jp/decn/modules/dailynews/news.php/?storyid=201205140201001
5/18 福岡市 水・環境ソリューションハブ
http://www.city.fukuoka.lg.jp/doro-gesuido/keikaku/hp/kokusaikouken.html
5/19 大阪市 水道統合協議
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120519/waf12051913220013-n1.htm
5/21 ドイツ 下水 エネルギー
http://www.dwih-tokyo.jp/ja/home/news/detail/article/2012/05/21/%E4%B8%8B%E6
%B0%B4%E3%82%92%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%
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5/25 東京計器 長野計器 チノー オーバル 海外水ビジネス
http://www.excite.co.jp/News/science/20120525/Fujiyama_water_2760.html
5/30 香川県 アジア アフリカ 水管理研修
http://www.pref.kagawa.lg.jp/kgwpub/pub/cms/detail.php?id=13407
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■ 6 編集後記 ■
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
日差しも強くなり、そろそろ夏の到来を感じさせる日が随分多くなってきたかな?と思っていたら忘れていました。
梅雨の存在を・・・
通勤電車でも、夏らしい服装の女性を多く見かけるようになりましたが、梅雨寒のなかでは、電車や会社の中での冷房が服装を決める上での泣き所。
男性も軽装が多くなってクールビズがすっかり定着してきた感じですね。
私はといえば、衣替えを先延ばしにしてきたツケが来ていて、決まった服のローテーションで何とかやりくりしています。
夏休みの宿題と一緒で、やる気になるまでが、大変!
毎年、来年こそは!と誓うのも同じ。成長が感じられません。
えっと・・・秋冬の衣替えこそは、頑張ります。(>_<)
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