共同研究の種類
JSの共同研究には、相手方を募集するものとJSから相手方を特定するもの(特定共同研究)があります。相手方を募集するものは、公募型、提案型、簡易提案型、フィールド提供型の4つの種類があります。
区 分 | 説 明 | |
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公募型共同研究 | JSが課題を設定し、共同研究者を公募して行うものです。 今後の新規共同研究は「公募型」を基本とします。 |
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提案型共同研究 | 民間企業等から提案を受けた課題について行うものです。 今後、原則として競争的研究資金への共同応募を目的とする課題提案、簡易提案型およびフィールド提供型に限るものとします。 |
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簡易提案型共同研究 | 短期間(6ヶ月以内)での機器・装置の性能などの確認を目的とするものです。 | |
フィールド提供型共同研究 | JS技術開発実験センターの実験フィールドの提供のみを目的とするもので、JSは研究実施に関与しません(令和4年度に新設しました)。 | |
特定共同研究 | JSが相手方に共同研究を申し込むなど、上記に該当しないものです。 ※大学や民間企業などとの基礎研究の実施、公益法人や業界を代表する協会などとの共同研究が想定されます。 |
JSとの共同研究のメリット
■ JSのノウハウ、研究施設が活用できます。
共同研究者にとって、JSの経験とノウハウを活用でき、その蓄積に時間をかけずに、また、JSの研究施設等を利用できるので、研究開発コストの低減につながります。
■ 技術の対外評価が高まります。
地方共同法人として下水道事業の技術面をリードするJS自身が共同開発者となるため、成果技術への信頼が高まります。
■ 成果実績に伴う負担を軽減できます。
優れた成果技術は、JSが積極的に実施設への導入を図り、稼動後も地方公共団体をサポートするので、共同研究者の負担も軽減されます。
JSの経験とノウハウの活用
■ 全国の下水道の計画、設計、維持管理支援、経営支援の実績
(自治体ニーズの的確な把握、事業への技術の適用能力の高さ)
■ 下水道分野における研究開発の実績
(下水性状や処理技術等の知識)
■ 設計や施工のための体系的・実践的な充実した基準類の整備
(機能、耐久性、安全性等の知識、既存周辺技術との適合性等の知識)
■ 地方共同法人としての公共性
(公正な技術の評価の視点)
共同研究に要する負担金
■ 共同研究者選定審査料 | : 選定審査に要する費用 |
■ 研究調整等負担金 | : 実施調査等に要する費用 |
■ 施設管理負担金 | : JS施設利用時の施設及び実験プラント運営管理に要する費用 |
■ 実験管理負担金 | :: JS施設利用時の光熱水料 |
※詳細については、技術開発室までお問合せください。
共同研究標準協定書例