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技術開発

JS技術開発情報メールNo.117

 

日本下水道事業団(JS)
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         JS技術開発情報メール
         2011・9・5 No.117
━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆JS技術戦略部

 

みなさん、こんにちは〜 (*^_^)v

いつも「JS技術開発情報メール」を、お読みいただきありがとうございます。

それでは今月号も最後までおつきあいください。

 

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■ もくじ ■

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【1】はじめに

◆下水道漫筆 (技術戦略部長)

 

【2】トピックス

◆放射能測定開始 (新技術推進課)

◇JS基準類図書のH23年度版発刊 (技術基準課)

◆JSの技術開発実験センターでのH23実験予定 (新技術推進課)

◇国土交通省関東地方整備局長より「3.11東日本大震災に伴う感謝状」を贈呈されました (JS)

◆「インドの下水道事情」(JS)

 

【3】技術情報

◆「技術紹介 NEWater」(資源技術開発課)

◇シリーズ---下水道の細菌やウイルスたち

★No.2 サルモネラ菌 (水処理技術開発課)

 

【4】下水道よもやま話

◆「涙のエコサン」

 

【5】国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(8月分)

(新技術推進課)

 

【6】編集後記

 

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■ 1 トピックス ■

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◆◇ 「下水道漫筆」

 

私事で恐縮ですが、高校時代に天文部として、毎年ペルセウス座流星群の観測に出かけていました。このため、盆に実家に帰ると、高校の同級生達と流星観測の話で必ず盛り上がります。

 

この流星群は8月中旬が極大で時間50個ほどの流星が観測できる三大流星群(しし座、双子座)の中でも最も華やかなものです。流星は、彗星が通過した軌道上に浮遊する芥子粒ほどの小さな砂が大気圏に突入することで発光するものです。

 

毎年同じ時期に流星群が出現するのは、地球が彗星の軌道を横切るためです。彗星の実体は、埃まみれの雪ダルマと言われており、質量のほとんどが水です。

 

わずか、1秒ほどの間に天空を駆ける流星は、天文事象の中では比類なき美しさです。是非、一度観測に挑戦して下さい。
まさか、汚れた雪だるまの産物とは思えない感動を味わえます。

 

(技術戦略部長 野村充伸)

 

 

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■ 2 トピックス ■

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◆◇ 脱水汚泥の放射能測定業務 開始 ◇◆

 

JSでは、下水汚泥等から放射性物質が検出されている状況を受け、自治体における汚泥の放射能対応を支援するため、脱水汚泥の放射能測定業務を開始しました。8月29日(月)に本業務の実施要領をホームページに掲載し、受付を開始しています。お申込み・お問合せは、技術戦略部新技術推進課までどうぞ。

 

なお、8月31日の「放射能測定業務」の臨時号メールに返信頂いた皆様にはお礼申し上げます。

 

▼詳細はこちら

/g/g1/g1h.html

 

(新技術推進課)

 

 

 

◆◇ JS基準類図書のH23年度版発刊 ◇◆

 

JS基準類販売図書のうち、下記の図書でH23版が発刊となりましたので、ご案内いたします。

 

・土木工事積算基準及び標準歩掛

・機械設備工事一般仕様書

・機械設備標準仕様書

・機械設備特記仕様書

・機械設備工事必携(施工編)

・電気設備工事一般仕様書・同標準図

・電気設備工事特記仕様書

・電気設備工事必携

なお、図書の販売につきましては、下水道事業支援センター(旧:下水道業務管理センター)にて行っております。

 

▼詳細はこちら

http://www.sbmc.or.jp/03kankobutsu/bookannai.html

 

(技術基準課)

 

 

 

◆◇ JSの技術開発実験センターでのH23実験予定 ◇◆

 

JSでは平成13年6月から全国に先駆け、実際に流入してくる分流下水を実験に利用でき、固有研究、共同研究の実証実験を行う場として、栃木県真岡市に、技術開発実験センターを整備しています。

 

★技術開発実験センターパンフレット

/g/g6/m_panfu.html

 

★技術開発実験センター施設紹介

/g/g6/m_shisetu.html

 

この技術開発実験センターは、JS独自の実験フィールドでJSの固有研究実施と共に、民間企業、大学、公的研究機関等との共同研究を積極的に推進しています。

 

今年度もいくつかの実験が進行中なので、参加・見学要望などありましたらこちらまでご連絡ください。

mailto:gikaiinfo@jswa.go.jp

 

★【参考】

◎技術開発実験センター利用状況(H23)

1)下水道処理システムにおける有用資源回収技術の開発

 @旭化成ケミカルズ(株)  H21.6〜

 A(株)東芝  H21.4〜

2)自己造粒微生物を利用した下水処理技術の開発

 @(株)東芝    H21.9〜

3)回転ドラム式ろ過機の下水一次処理水への適用性に関する研究(予定)

 @水道機工(株)  H23.10〜

 

(新技術推進課)

 

 

 

◆◇ 国土交通省関東地方整備局長より「3.11東日本大震災に伴う感謝状」を贈呈されました ◇◆

 

日本下水道事業団は平成23年8月9日に、国土交通省関東地方整備局長より、東日本大震災における災害対応において昼夜にわたり多大なる協力・支援を行ったことにより、迅速な緊急復旧を進めることに大きく貢献した、として、感謝状を贈呈されました。

 

▼詳細はこちら

/whatsnew/pdf/230810.pdf

 

 

 

◆◇ インドの下水道事情 ◇◆

 

JSからJICA短期専門家としてインドに派遣されている山田雅利氏から「インドの便り」が届きました。

 

インドの人口は12億人でありその国土は330万kuで約日本の国土の9倍です。人口密度は日本と同じくらいですが、山が少ないため日本よりゆとりがあるように感じられます。インドの経済成長率は最近8%前後で推移し、新興国として注目を集めていますが、1人当たりのGDPは1千ドルに達しません。一般的に2千ドルを超えないと下水道はうまく維持できないと言われています。・・・・・・

▼続きは↓

/g/g5/g5m/ms/m117_01.pdf

 

 

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■ 3 技術情報 ■

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◆◇ 技術紹介 NEWater ◇◆

 

みなさん、「NEWater(ニューウォーター)」という言葉を聞いたことがありますか?ここ5、6年でよく耳にするようになった単語だと思います。これはシンガポールで実施されている、下水処理水から工業用水(一部飲料水として使用)を直接作ったものを称しています。技術的には既に確立されたもので、下水処理水をMF膜、RO膜により高度処理し、不純物を取り除いた後、工業用水として使用し、一部は貯水池にて河川水等と緩和させて飲料水として使用しています。

 

元来シンガポールには独自水源が少なく、マレーシアから水道水を購入しています。しかしながら、近年マレーシアとの水道水の購入交渉が難しくなり、10年ほど前から独自水源確保政策のひとつとして、下水処理水の工業用水利用が進められています。これ以外にも海水淡水化も実施しており、2060年までにはこれら二つの施策により国内水需要の約50%を賄う予定だそうです。

 

一方で気になるのが、下水処理水の工業用水・飲料水利用による安全性等PR方法です。

HP(http://www.pub.gov.sg/water/newater/overseas/Pages/default.aspx)には、「河川水を水道水として使う場合でも上流側に下水の放流口があれば下水処理水を使用・飲用しているのと同じだ」とのこと。一理ありそうですが、みなさんのご意見は如何でしょうか?

 

 

(資源技術開発課 水田健太郎)

 

 

 

 

◆◇ シリーズ 下水道の細菌やウイルスさんたち ◇◆

 

このコーナーでは、下水関係で話題にでる、細菌・ウイルス類についてご紹介します。今回は、夏(ちょっと遅いですが)の食中毒の際に話題に出てくるサルモネラです。

 

【名称】

サルモネラ(細菌)

 

【感染症名】

腸チフス・パラチフス・食中毒

 

【感染】

  • サルモネラは、鶏、豚、牛などの動物の腸管や河川、下水など自然界に広く分布し、主にヒトや動物の消化管に生息する腸内細菌の一種であり、その一部はヒトや動物に感染して病原性を示します。
  • サルモネラは健康な成人ではその症状が胃腸炎にとどまりますが、小児や高齢者では病状が非常に重くなることがあります
  • わが国におけるサルモネラの食中毒事例はここ数年間、常に、腸炎ビブリオと1位、2位を争う代表的食中毒原因菌です。

【下水道分野との関連】

  • 下水にもサルモネラは含まれますが、下水処理で通常採用されている塩素消毒により十分な滅菌が可能です。

【ちなみに・・・】

1984年にアメリカ合衆国で、サルモネラをサラダバーに混入させた生物テロが起こっています。この生物テロで、751人が食中毒を発症しています。

 

 

(水処理技術開発課)

 

 

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■ 4 下水道よもやま話 ■

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読者の皆様に好評いただいています「下水道よもやま話」が今回から復活いたしました。ご期待ください!!

 

◇ 涙のエコサン ◆

(日本下水道事業団 理事 村上孝雄)

 

その昔、江戸では、町から出るし尿は郊外の農家が収集し、肥料として農地に施用するというリサイクルが行われていたことはよく知られている。・・・・・・・

▼続きは↓

/g/g5/g5m/y/pdf/y104.pdf

 

 

 

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■ 6 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(8月分)■

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2011/8/8 外務省、ケニア共和国、無償資金協力、給水画

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/8/0808_04.html

2011/8/10 三菱商事、チリ鉱山、海水淡水化事業

http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2011/html/0000012790.html

2011/8/10 アクシオナアグア(スペイン)、アルジェリア、海水淡水化プラント

http://www.ecool.jp/foreign/2011/08/accionaagua11-al1339.html

2011/8/11 中国・浙江省商務庁、静岡県内企業、商談会

http://www.japanchina-shizuoka.jp/article/14059265.html

2011/8/13 テクニカス・レウニダス(スペイン)、豪、海水淡水化プラント

http://www.ecool.jp/foreign/2011/08/tecnicasr11-au1341.html

2011/8/15 ベフェーサ(スペイン)、インド最大、海水淡水化プラント

http://www.excite.co.jp/News/science/20100815/Ecool_8444.html

2011/8/16 日立プラントテクノロジー、モルディブ共和国、海洋深層水多段利用

http://www.hitachi-pt.co.jp/news/2011/pdf/20110816.pdf

2011/8/22 外務省、スーダン共和国、無償資金協力、カッサラ市給水計画

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/8/0822_01.html

2011/8/22 JICA、給水施設、モザンビーク、衛生指導

http://www.jica.go.jp/topics/2011/20110822_01.html

2011/8/23 クラレ、中国水ビジネス、現地企業、合弁会社

http://www.kuraray.co.jp/release/2011/110823.html

2011/8/24 Jパワー、トルコ、公共建物の省エネ

http://www.jpower.co.jp/news_release/news110822.html

2011/8/24 産総研、プルシアンブルー、セシウム吸着材

http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2011/pr20110824/pr20110824.html

2011/8/26 三菱重工とタタ、インド、スマートコミュニティ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110826-00000018-rps-bus_all

2011/8/29 ヴェオリア・ウォーター・ジャパン、子供向け、サービス

http://www.veoliawater.jp/ja/news/2010-08-25,KankyoKyoiku2010.htm

2011/8/30 北九州市、カンボジア、セン・モノロム市上水道、日本の自治体初

http://www.nikken-times.co.jp/new/20110830.3/1314662891.html

2011/8/30 月島機株、急伸、下水汚泥燃料化事業、中国

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aKDPLL82OjjA

2011/8/31 外務省、パラグアイ共和国、無償資金協力、コンセプシオン市及びピラール市給水システム 

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/23/8/0831_01.html

2011/8/31 JR東日本ウォータービジネス、谷川連峰、水と緑のプロジェクト

http://www.fromaqua.net/enjoy/campaign/green.html

 

※おまけ(面白サイト紹介)

ドラマ等のロケ地検索サイトです。

検索ワードなどで調べると、多くの下水処理場などがロケ地になっていることがわかります。

http://loca.ash.jp/htm/search.htm

http://www.emachi.co.jp/location/

 

 

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■ 6 編集後記 ■

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★★編集後記

 

子供の頃、特に取柄はありませんでしたが、虫取りには絶対的な自信を持っていました。

虫取りに行くといつも、虫カゴを人一倍いっぱいにしていた私は、当時、人生で一番輝いていたに違いありません。

 

先日、仕事を終え、家に帰る途中の夜道で、クワガタムシを拾いました。

子供の頃は、こういうシチュエーションがあれば、数日間は狂喜乱舞していたでしょうが、とりあえず拾う程度の行為しかしない、醒めた自分をちょっとさびしく思いました。

 

翌日、そのクワガタは近所の男の子に、とても喜んで貰われて行きました。

その男の子の笑顔で、忘れていた何かを思い出した気がしました。

 

その日以降、帰路の暗がりを、ハンターの目付きでカブトやクワガタを探して歩いています。自分の子供の学校の不審者MAPに載らないように、気をつけます。

 

(K)

 

 

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