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技術開発

JS技術開発情報メールNo.130

 

日本下水道事業団(JS)

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JS技術開発情報メール

       2012・9・13 No.130

━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆JS技術戦略部

こんにちは。

朝晩、少しずつ過ごしやすくなってきましたね

しかし日中は暑いままで・・・

なんとなく秋の訪れを感じ・・・ません!

さて、みなさま、いかがお過ごしですか。

いつも「JS技術開発情報メール」を、お読みいただきありがとうございます。

今月号も最後までおつきあいください。

 

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■ もくじ ■

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【1】はじめに

  ◆下水道漫筆                         (技術戦略部長)

 

【2】トピックス

  ◆基準類の図書の発刊                   (技術基準課)

  ◇共同研究者の決定                  (水処理技術開発課)

  ◆環境放射能除染・廃棄物処理国際展に出展 (資源技術開発課)

  ◇JS技術報告会を開催                                 (新技術推進課)

 

【3】技術情報

  ◆堺市MBRプロジェクト(第五回) 最終回           (堺管理事務所)

      維持管理上の課題と克服A

  ◇シリーズ---下水道で活躍する微生物たち

      生物処理の主役「リン蓄積細菌」        (水処理技術開発課)

 

【4】JS他部署から

  ◆「研修情報」(研修センター)

     −平成25年度下水道研修計画案を公表しました−

 

【5】イリノイ通信 

  今月号よりイリノイ通信を始めます。(不定期)    (資源技術開発課)

 

【6】国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(8月分)   (国際室)

 

【7】編集後記

 

 

 

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■ 1 はじめに ■

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◆◇ 「下水道漫筆」 ◇◆

 

九月の声を聞いても、まだまだ暑い日が続いています。確か、先月号では『梅雨明け以来、ずっと凄まじい暑さが続いています。』と冒頭で挨拶したことを考えると、もう猛暑が2ヶ月以上続いている勘定になります。加えて、雨の降り方も亜熱帯、熱帯と言っても良いような猛烈な雨が降るようになりました。しかし、一方では関東地方のように雨量不足で渇水対策を考える地域も現れています。

 

水資源を語る上で、下水処理水、すなわち再生水利用のポテンシャルの議論を避けて通ることはできません。例えば、家庭で排出される汚水量を降水量に換算すると、興味深い数字となります。一戸建ての住宅(200m2)で一家族(4名)を仮定し、一日の下水量を単純に1000リットル(250リットル×4人)=1m3とすると、年間汚水量は365tとなります。200m2の住宅敷地に、この年間汚水を仮に降らせると、365m3÷200m2=1.825mとなります。すなわち、年間1825mmの降雨があることになります。

 

日本の平均年間降水量は、地域によって異なりますが、概ね1000〜2000mm程度です。松江が1800mm程度ですから、松江あたりの一戸建て住宅に降る雨量と、一年間の汚水が同じ量になります。言い換えれば、日本では自分の敷地に降る雨の量をすべて生活用水として消費していることになります。この点で、量の面からも、下水処理水がいかに重要な水資源であるかをあらわしています。

 

さらに、下水の特長として、その集約性(処理場という一点に自然と集まってくる)、安定性(年間を通じて量の変動が少ない)、近傍性(消費地である都市の近傍にあって輸送の点で有利)などの利点もあります。

 

水を流すたびに、このような特長を持つ下水処理水が、年間143億トンも放流されていることを思い出して頂ければ幸甚です。大気が冷えてきて、露ができ始めるころとされる二十四節気の「白露」も過ぎました。もう少しの辛抱ですので、どうか、皆様、お身体には十分ご自愛下さい。

                                                                                          (技術戦略部長 野村充伸)

 

 

 

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■ 2 トピックス ■

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◆◇JS基準類図書H24版の発刊◇◆           

JS基準類販売図書のうち、下記積算基準、仕様書等のH24版が発刊となりましたので、ご案内いたします。

 ・JS土木工事積算基準及び標準歩掛

 ・土木工事一般仕様書・土木工事必携

なお、図書の販売につきましては、下水道事業支援センター(http://www.sbmc.or.jp/)にて行っております。

                             

                                                                                                    (技術基準課)

 

 

 

◆◇共同研究者の決定について◇◆

本年5月から6月末まで、平成24年度新規公募型共同研究(募集課題「膜分離活性汚泥法の導入促進に向けた技術開発」)の共同研究者の募集を行っておりましたが、このたび5者を共同研究者として決定しました。

 

本共同研究は、

 @MBRの合流式下水道施設への導入に向けた実験的検討

 A従来技術よりも省エネルギー化が可能なMBRの開発

を目的とし、平成24〜26年度で実施する予定です。

 

記者発表資料はこちら↓

/kisya/h24pdf/240809kisya.pdf

                                                                     (水処理技術開発課)

 

 

 

◆◇環境放射能除染・廃棄物処理国際展に出展◆◇

環境放射能除染・廃棄物処理国際展が9月24日(月)〜26日(水)の3日間にわたり科学技術館(東京)で開催されます。

JSブースでは、東日本大震災復興支援の一環として行われた下水汚泥からの放射性セシウム分離回収実証実験とJSが実施する脱水汚泥等の放射能測定業務の内容について紹介します。

 

詳しくはこちらから↓

  http://www.radiex.jp/

                                                   (資源技術開発課)

 

 

 

◆◇JS技術報告会を開催◆◇

 

JS技術報告会を10月18日(木)に東京で、11月7日(水)に大阪で開催します。

この技術報告会は、JSがこれまで取り組んできた調査研究・業務の内容を地方公共団体をはじめ下水道関係者の方に幅広く紹介する「外部向け情報発信の場」として開催しているものです。

 

技術報告会では、特別講演のほか、最新の業務内容として、「東日本大震災の復旧・復興」及び「放射性物質対策」について報告するとともに、技術戦略部の先進的研究成果として「水処理技術」及び「資源・リサイクル技術」の2分野について最新の動向を報告いたします。また、来賓として国土交通省下水道部長をお招きし、下水道行政の最近の動向についてお話ししていただきます。

 

記者発表資料はこちら↓

/kisya/h24pdf/240911kisya.pdf

 

詳しくはHPで↓

/houkokukai/index.html

                                       

                                                              (新技術推進課)

 

 

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■ 3 技術情報 ■

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◆◇ 堺市MBRプロジェクト(第五回) ◇◆

 

維持管理上の課題と克服A(高度処理なみの消費電力に)

 

堺管理事務所から、前回に続き、堺市三宝下水処理場のMBR施設維持管理上の課題と克服について報告します。

MBR施設の主な維持管理費の内訳は、膜ユニット洗浄用の薬品費と消費電力量、及び人件費となりますが、ユーティリティーの割合は、薬品費が約2割、消費電力量が約8割となっています。

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/ms/130-1.pdf

 

 

 

 

◆◇ シリーズ 下水道で活躍する微生物たち ◇◆

今回は、生物処理の主役「リン蓄積細菌」です。

 

【だれが?】

リン蓄積細菌

 

【どこで?】

処理施設の反応タンク内

 

【何をする?】

「リン蓄積細菌」とは、嫌気条件(溶存酸素濃度が低い状況)で菌体内に蓄積しているリンを放出して、好気条件(溶存酸素濃度が高い状況)で放出したリンよりも多量のリンを菌体内に摂取します。この機能をうまく利用することで、下水からリンを除去できます。嫌気好気活性汚泥法が代表的な処理プロセスとなります。

 

このプロセスによるリン除去の問題点として、雨天時に、流入下水の酸素濃度が高くなり、嫌気条件が確保できず、リン蓄積細菌がリンを放出し難い状況になり、除去が不安定になることが報告されています。

 

また、どのような細菌がリン除去を担っているのか研究されていますが、活性汚泥中に存在することは分かっていても、硝化細菌として知られているNitrobacterのように単離されておらず、Candidatus Accumulibacter phosphatisというグループとして定義されています。

 

                                       (水処理技術開発課)

 

 

 

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■ 4 JS他部署から ■

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◆◇ 「研修情報」(研修センター) ◇◆

−平成25年度下水道研修計画案を公表しました−

 

平成25年度下水道研修計画案を公表しました。

平成25年度は、研修受講料を据え置くこととし、一部メニューの統廃合・地方研修の拡充を計画しています。

なお、この計画は現時点での案であり、今後予告なく変更する場合がありますので、ご了承ください。

 

▼平成25年度下水道研修計画案は、下記リンクをご覧ください。

/kensyu/goannai/goannai.html

 

 

 

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■ 5 イリノイ通信 ■

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◆イリノイ通信◆

日本下水道事業団 技術戦略部の水田です。この度、8月1日よりアメリ合衆国イリノイ州にあるイリノイ大学の修士課程で、下水処理を含む土木環境工学(CEE, Civil and Environmental Engineering)を学ぶことになりました。・・・・

                                        

                                    (資源技術開発課 水田)

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/ms/130-2.pdf

 

 

 

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■ 6 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(8月分) ■

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日付 キーワード URL

8/3 独立採算型PFI 拡充

http://www.decn.co.jp/decn/modules/dailynews/news.php/?storyid=201208030203001

8/9 下水道マネジメント ベンチマーキング 

http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000235.html

8/16 横浜市 下水汚泥 燃料化

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120816-00000025-kana-l14

8/17 水ビジネス 国際標準化

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2012/08/17-7851.html

8/17 中国 下水油 航空用バイオ燃料

http://j.people.com.cn/95952/7914526.html

8/20 水道技術 売り込み

http://mainichi.jp/feature/news/20120820ddm016040167000c.html

8/21 国交省 上下水道一体管理 官民連携

http://www.decn.co.jp/decn/modules/dailynews/news.php/?storyid=201208210201001

8/23 川崎市 水ビジネス 官民連携

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kanaloco-20120823-1208230012/1.htm

8/27 JICA 川崎市 協定

http://www.jica.go.jp/press/2012/20120827_01.html

8/29 国土交通省 下水熱利用促進

http://www.kankyo-news.co.jp/ps/qn/guest/news/showbody.cgi?CCODE=50&NCODE=255

8/31 埼玉県 タイ王国 研修生受入れ

http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news120831-10.html

 

 

 

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■ 7 編集後記 ■

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朝・晩は、秋の気配を感じるようになりましたが、まだまだ暑い日が続いております。皆さんいかがお過ごしですか?

 

「秋」と言えば、食欲の秋、運動の秋、読書の秋、・・・ 皆さんは、「秋」をどのように満喫されますか?

 

私は、欲張りなので、「すべて」と言いたいところですが、読書はほとんどしません。

今までは、野球やゴルフで体を動かし、ビールとおいしい秋の味覚をいただき、時々旅行にといった感じでした。

今年は少し趣きを変えて、月を見ながら(?)、読書をしようかと。企画倒れにならないようにと、思っておりますが・・・

 

結果については、気が向いたらご報告したいと思います。

皆さんは、どんな秋を楽しまれるのでしょうか?

                                  (N)

 

 

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JS技術開発情報メール

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