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技術開発

JS技術開発情報メールNo.132

 

日本下水道事業団(JS)

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             JS技術開発情報メール

       2012・11・16 No.132

━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆JS技術戦略部

 

こんにちは。

街中でも紅葉が綺麗な季節になりましたね。

週末、近所の神社は七五三の行事に参加する家族連れで大賑わいでした。子供より、おじいちゃま、おばあちゃまが、とても嬉しそうな、お顔をなさっていたのが印象的でした。

さて、みなさま、いかがお過ごしですか。

いつも「JS技術開発情報メール」を、お読みいただきありがとうございます。

今月号も最後までおつきあいください。

 

 

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■ もくじ ■

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【1】はじめに

◆下水道漫筆                     (技術戦略部長)

 

【2】トピックス

◇JS技術報告会を開催いたしました       (新技術推進課)

◆第64回技術評価委員会を開催いたしました (新技術推進課)

 

【3】技術情報

◆シリーズ 技術紹介

  「膜分離活性汚泥法(MBR)」       (水処理技術開発課)

◇シリーズ---下水道で活躍する微生物たち

    「水質の指標となる微生物」        (水処理技術開発課)

 

【4】JS他部署から

◇「循環のみち下水道賞」を国土交通省より受賞いたしました 

◆実施設計コース「管更生の設計と施工管理」において更生工法のデモを実施しました。  (研修センター)

 

【5】 イリノイ通信vol2                 (資源技術開発課)

【6】国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(10月分)   (国際室)

【7】編集後記

 

 

 

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■ 1 はじめに ■

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◆◇ 「下水道漫筆」 ◇◆

暑い夏から瞬く間に、肌寒い秋が訪れて、もう先週(11/7)は立冬になってしまいました。東京では、コート姿の人も見られるようになり、神宮外苑の銀杏も色づき始めています。一方で、国の内外を問わず、政治の季節になり、アメリカではオバマ大統領が再選され、12月には韓国大統領選挙、日本でも解散総選挙が近いのではと新聞紙上を賑わしています。

 

そのいずれの争点にも低迷する深刻な経済問題が挙がっており、その解決のために「イノベーション」が声高に叫ばれています。よく使われる用語ですが、イノベーションとは何なのでしょうか。日本語では「技術革新」と訳されていて、よく「新しい技術の発明」と理解されています。しかし、本来の意味は、新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革を意味すると言われています。技術的な領域に限ったものではないようです。

 

このイノベーションの領域では、2010年に興味深い論文(「アナロジーと創造性」K.Kalogerakis)が発表されています。

この中では、成功したイノベーションの技術や原理は、異なる技術領域から移転されたものが、およそ8割を占めるとされて

います。下水道で例えると、医療、輸送、粉体技術等からの移転でイノベーションの可能性があることになります。

 

イノベーションの可能性については、「もしドラ」で一般にも有名になったドラッカーが1985年に著した「イノベーションと企業家精神」で、確率的なイノベーションの七つの機会を示しました。その中では、「予期せぬ成功、失敗」から「新しい知識」まで、信頼性と確実性の順に並べて説明してあります。少し難しい内容ではありますが、ドラッカーの著書は、小説や随筆のように読みやすく書かれています。

 

駆け足で移ろう季節をキャッチアップできるよう、秋の夜長の読書には、たまには違う分野の経済学の著作でもお読みになればどうでしょうか。ドラッカーなどは最適ですので、お薦めします。

                                                            (技術戦略部長 野村充伸)

 

 

 

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■ 2 トピックス ■

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◆◇JS技術報告会を開催いたしました◇◆

技術報告会は、JSがこれまで取り組んできた調査研究や業務の内容について、地方公共団体の方々はじめ下水道関係の 方々に幅広くご紹介することを目的として開催するもので、今年度で4回目の開催となります。

 

今年度は、先月号のNo.131(2012・10・15)でご案内させていただいたとおり、昨年度に引き続き、東京(10月18日)と大阪(11月7日)の2会場で開催しました。

 

本年度の技術報告会には、東京会場に約180名、大阪会場に約130名の計310名という大勢の方のご出席をいただき、ありがとうございました。

                                                            (新技術推進課)

 

 

 

 

◆◇第64回技術評価委員会報告◇◆ 

平成24年11月5日(月)に、第64回技術評価委員会が開催されました。

委員会では、現在霞ヶ浦浄化センターで実施中の高速吸着剤を用いたりん除去・回収技術の実証実験の中間報告並びに視察等が行われました。

また、松尾友矩会長の勇退にともない、津野洋委員が新会長に選任され、長岡裕氏が新委員に就任されました。

 

▼関連サイト↓技術評価委員会

/g/g3/g3i.html

 

▼関連サイト↓記者発表資料

/kisya/h24pdf/241107kisha.pdf

                                                            (新技術推進課)

 

 

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■ 3 技術情報 ■

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◆◇技術紹介◇◆

先月号から新シリーズとして、下水道展でパネル展示した技術の概要や特徴などを、紹介させていただいております。

先月号の「津波対策を提案」、「エネルギー回収型嫌気性消化システム」に引き続き、今月号では、パネル展示した技術のうち、膜分離活性汚泥法(Membrane BioReactor; MBR)を紹介させていただきます。

 

・膜分離活性汚泥法(Membrane BioReactor; MBR)

膜分離活性汚泥法(Membrane BioReactor; MBR)は、従来の活性汚泥法において最終沈殿池で行われる固液分離を、膜ろ過によって行うものです。MBRで使用するろ過膜は微細なろ過孔(孔径0.2〜0.4マイクロメートル)を有しているので、SSや大腸菌等が含まれない清澄かつ衛生学的安全性の高い処理水を得ることができます。そのため、MBRでは沈殿池や砂ろ過施設、消毒施設が不要となります。また、活性汚泥濃度を高く(8,000〜12,000mg/L)して運転するため、反応タンク容量を小さくすることができるほか、汚泥濃縮施設も不要となります。・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/ms/132-1.pdf

 

▼詳しくはHPで↓

/gesuidouten/2012/pdf/10MBR.pdf

 

                                                            (水処理技術開発課)

 

 

 

◆◇シリーズ下水道で活躍する微生物たち◇◆

今回は、水質の指標となる微生物を紹介します

【だれが?】

「つりがねむし」と呼ばれる原生動物 カルケシウム、ボルティセラ

 

【どこで?】

活性汚泥のフロック周り

 

【何をする?】

活性汚泥には様々な微生物がいます。この中で下水中の有機物を摂取するのは細菌類や菌類で、これらを捕食して増殖するのが原生動物や微小後生動物といわれる微生物達です。

 

水処理の状態は細菌の種類や数で決まりますが、通常はこれらの細菌を顕微鏡で直接見ることは出来ません。

そこで、われわれは細菌と共存する原生動物を見て状況を判断します。細菌は活性汚泥中でフロックを形成しますが、「つりがねむし」は自ら動いて餌(細菌)を捕食できないので、このフロックに柄を下ろして活動します。処理が良いとしっかりとしたフロックが形成されますので、「つりがねむし」が多く見られる時、処理は良好といえるでしょう。

 

                                                            (水処理技術開発課)

 

 

 

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■ 4 JS他部署から ■

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◆◇「循環のみち下水道賞」を国土交通省より受賞いたしました◆◇

平成24年度(第5回)循環のみち下水道賞において、JSはそれぞれ、愛媛県今治市、宮城県と共同で下記の2部門で受賞いたしました。

 

■サスティナブル活動部門 愛媛県今治市、日本下水道事業団

  「今治市における下水道の成熟化に向けた取り組み」

 

■特別部門 宮城県気仙沼市、日本下水道事業団

  「気仙沼市における仮設汚水処理施設の建設〜東日本大震災被害からの復旧〜」

 

JSの受賞については、

/whatsnew/pdf/241009jyunkan.pdf を

循環のみち下水道賞の全体および各々の受賞事例の概要については、

http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000249.html

をご参照下さい。

 

 

 

 

◆◇実施設計コース「管更生の設計と施工管理」において更生工法のデモを実施しました。◇◆

平成24年8月29日に、日本下水道事業団(JS)研修センター(戸田市)で開講している研修「実施設計コース 管更生の設計と施工管理」の講義において、「日本管路更生工法品質確保協会」の協力を得て、管更生工法のデモンストレーションをおこないました。

 

▼詳細はこちら↓

/g/g5/g5m/ms/132-2.pdf

                                                    (研修センター)

 

 

 

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■ 5 イリノイ通信vol2 ■

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◆◇イリノイ通信◆◇

日本下水道事業団 技術戦略部の水田です。UIUCに派遣されて早くも3ヶ月が経ちました。日本もそろそろ冬支度が必要な時期ではないかと思いますが、こちらは既に冬の様相となっており、早朝は氷点下、日中も10℃に届かない日が日常となり始めました。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/ms/132-3.pdf

 

 

 

 

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■ 6 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(10月分) ■

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日付 キーワード URL

10/1 東京都 東京水道サービス タイ

http://news.livedoor.com/article/detail/7002562/

10/2 JS 防食技術 JIS化

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0920121002aaaz.html

10/3 大阪市 ホーチミン 官民協力

http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000186046.html

10/8 広島県 水ing 官民連携

http://www.suido-gesuido.co.jp/blog/suido/2012/10/post_3876.html

10/10 北九州市 下水汚泥燃料化事業

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/suidou/04901002.html

10/17 東京設計事務所 新会社 水ビジネス

http://www.suido-gesuido.co.jp/blog/gesuido/2012/10/post_3542.html

10/18 丸紅 東レ ウクライナ 炭鉱地下水飲料化

http://www.marubeni.co.jp/news/2012/121018b.html

10/24 三菱UFJリース PFI

http://j-net21.smrj.go.jp/watch/news_tyus/entry/20121024-15.html

10/26 中国 下水油 航空燃料

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121026-00000002-xinhua-cn

10/29 双日 ガーナ 海水淡水化事業

http://www.sojitz.com/jp/news/2012/20121029.html

10/30 下水道汚泥燃料化 プラ廃材

http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2012103002000187.html

 

 

 

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■ 7 編集後記 ■

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最近では朝晩冷え込み、紅葉のニュースが増えるなど本格的に秋を感じるようになりました。

 

街中でも、ハロウィンが終わったかと思えば、イルミネーションの点灯式や来年の手帳・カレンダーの販売など年末年始に向けてのニュースを目にするようになりました。

 

体調に気をつけつつ、何か新しいことに挑戦しながら、ひと頑張りしようと思うこの頃です。(この目標設定が一番難しかったりするのですが・・・。)

 

ちなみに、2ヶ月前のメルマガでお話した読書については、今のところ2冊で、散々な結果に終わってしまいそうで・・・。

早いところではそろそろ忘年会の声も聞かれる時期となりましたが、皆さんは年末までどのように過ごされますか?

 

                                        (N)

 

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