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技術開発

JS技術開発情報メールNo.138

 

日本下水道事業団(JS)

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               JS技術開発情報メール

       2013・5・15 No.138

━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆JS技術戦略部

こんにちは。

車には危険を察知して止まるシステムがあるとか。

私の口にも、そのシステムが切実に欲しい!今日この頃。

言葉のキャッチボールが苦手です。デットボールか大暴投・・・

さて、みなさま、いかがお過ごしですか。

いつも「JS技術開発情報メール」を、お読みいただきありがとうございます。

今月号も最後までおつきあいくださいませ。

 

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■ もくじ ■

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【1】はじめに

◆下水は資源の宝庫? (技術戦略部長)

 

【2】トピックス

◇JS技術評価委員会「膜分離活性汚泥法の技術評価(第2次)」を答申 (水処理技術開発課)

 

【3】技術情報

◆よくみかける下水道用語 (技術基準課)

 

【4】JS他部署から

◇平成25年度研修第U期(7月1日〜9月30日開講分)の応募受付中! (研修企画課)

 

【5】「ふくしまからはじめよう。」 (福島再生プロジェクト推進室長 野村 充伸)

 

【6】イリノイ通信Vol.5 (資源技術開発課)

 

【7】国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(4月分)  (国際室)

 

【8】編集後記

 

 

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■ 1 はじめに ■

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◆◇下水は資源の宝庫?◇◆

 

今年のゴールデンウィークは、寒暖差が大きかったとはいえ、晴天が続き、旅行やスポーツ、趣味などを満喫した方が多いと思います。特に、5月4日の「みどりの日」を中心として緑化関係行事も多くあり、植物の種や肥料をもらった人や趣味の園芸を楽しんだ方も多かったのではないでしょうか。

 

ところで、植物栽培には欠かせない肥料成分のリンはわが国では100%輸入している事実をご存知でしょうか。リン鉱石やその誘導品などの形で年間約183万トン(2008年度:財務省貿易統計)を中国、ヨルダンなどから輸入しています。リン鉱石の主要産出国は中国、アメリカ、モロッコなどですが、既にアメリカは輸出禁止、中国は輸出関税の引上げなど資源保護政策に転換しています。一方、リンの需要は世界的な穀物需要の増加などにより増大しており、リン鉱石の価格は高いレベルを維持しています。このため、国内でのリンのリサイクルが注目されています。ご存知のとおり、リンは生体活動の必須元素であり、食料などの形で私たちは毎日摂取しています。

当然、摂取したリンの一部は糞尿の形で対外に排出され、下水道に流入しています。国土交通省の調べでは輸入されたリンの10%程度(5.5万t−P:2006年)が下水道に流入し、うち4.2万t−Pが下水汚泥中に含有されているとのことです。

 

下水道は、当初、水域の富栄養化防止策として、窒素除去とあわせリン除去を行ってきましたが、リンのリサイクルの動きを受け、リン回収を目的とした技術開発が進んでおり、国土交通省から「下水道におけるリン資源化の手引き」(平成22年3月)が既に出されています。リン除去回収技術としては、処理水や嫌気性消化脱水ろ液から回収するHAP法やMAP法、焼却灰から資源化する灰アルカリ抽出法や部分還元溶融法などがあります。従前からJSでも様々なリン回収技術を研究して参りました。最近開発した技術としては、高度処理として、下水から直接リンを回収できる「高速吸着剤を用いたリン除去・回収技術」を共同研究により実用化しました。この技術は、新たに開発したリン吸着剤を用いて、下水処理水からリンを吸着除去した後、吸着したリンを吸着剤から脱離させて、リン酸塩として回収する技術です。特徴としては、下水処理水中のリンを極限濃度(全リン濃度で0.03〜0.05r/L)まで高速(通水時間約3分)で安定的に除去すると同時に、肥料やリン鉱石代替品(不純物は鉱石の10分の1以下)として利用可能な純度の高いリン(Pとして15%程度)の回収が可能なことです。

 

また、吸着剤等の繰返し利用が可能なため、処理コストの低減が図れることなどの利点を有しています。リンの回収に興味のある公共団体の皆様には、是非、一度、お近くのJSまでお問い合わせいただければと思います。

 

                                                                     (技術戦略部長 佐藤 泰治)

 

 

 

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■ 2 トピックス ■

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◇◆JS技術評価委員会「膜分離活性汚泥法の技術評価(第2次)」を答申◇◆

 

平成25年4月17日(水)に、「膜分離活性汚泥法の技術評価(第2次)」について、津野洋 技術評価委員会会長(大阪産業大学教授)より谷戸善彦 日本下水道事業団(JS)理事長に答申されました。

 

「膜分離活性汚泥法の技術評価(第2次)」は、平成24年3月にJS理事長より技術評価委員会へ諮問され、同委員会に設置された「膜分離活性汚泥法専門委員会」(委員長:長岡裕 東京都市大学教授)において約1年間の詳細な検討が行われてきました。本検討結果が「膜分離活性汚泥法の技術評価に関する第2次報告書−MBRの適用拡大へ向けて−」として取りまとめられ、この度、答申されたものです。

 

▼記者発表資料および技術評価報告書はこちら

/kisya/h25pdf/0417kisya.pdf

 

                                               (水処理技術開発課)

 

 

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■ 3 技術情報 ■

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今回から、「共同研究」のコーナーが始まります。

下水道に携わる皆様に少しでも、お役に立てればと考えています。

 

◆◇共同研究◇◆

【研究名称】 「自己造粒微生物による下水処理技術の開発」

【研究相手】 株式会社 東芝

【実施期間】 平成20〜25年度

【研究内容】

本研究は、汚泥発生量の少ない嫌気性自己造粒微生物を用いた嫌気リアクタと好気処理の組み合わせにより、標準活性汚泥法と比較して同等の処理水質を確保した上で、使用エネルギー量及び汚泥発生量を30%低減する下水処理技術の開発・検証・評価を目的としています。嫌気リアクタは、固定担体部と浮遊汚泥部の組み合わせとなっていることが特徴で、SS流出の低減、処理時間の低減が見込めます。好気リアクタは、担体を充填した散水ろ床型であり、生物膜を付着させた担体に散水することで、曝気を必要としない電力低減を図っています。当技術の適用条件の整理、維持管理方法、既存設備を活用した施工方法などの研究をしています。

 

リーフレットはHPへ

/g/g2/pdf/126.pdf

                                                                    (水処理技術開発課)

 

 

 

◆◇よく見かける下水道用語◇◆

前号から連載が始まりました「よく見かける下水道用語」ですが、第1回の「合流改善」に続いて、第2回は「コンクリート腐食」をご紹介します。

 

近年、道路や橋等といったインフラにおいて耐久性に係る問題が顕在化しています。

その要因の一つとしてコンクリート構造物の劣化がクローズアップされています。皆様もテレビや新聞等で、コンクリート構造物が劣化している映像や写真を見たことがあると思います。

一般にコンクリート構造物の劣化というと、・・・・・・

                                                                          (技術基準課)

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/138-1.pdf

 

 

 

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■ 4 JS他部署から ■

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◆◇平成25年度研修第U期(7月1日〜9月30日開講分)の応募受付中!◇◆

 

平成25年度下水道研修のうち第U期(7月1日〜9月30日開講分)の募集が5/21まで受付中です。市町村におかれては道府県へ提出していただく必要がありますので、お早めに手続きください。

 

また、官民合同研修「処理場管理U(国土交通大臣・環境大臣指定講習)」(8月19日〜8月30日)、民間研修「O&M総合マネジメント」(8月20日〜8月23日)も併せて募集中です。「処理場管理U」は法定資格取得を目指す方の講習会です。また「O&M総合マネジメント」は既に法定資格を取得された方の継続教育プログラムとなっています。

皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。

 

詳しい情報は、下記URLから当事業団ホームページにアクセスして下さい。

/kensyu/goannai/goannai.html

 

                                              (研修企画課)

 

 

 

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■ 5 ふくしまからはじめよう。 ■

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◆◇ふくしまからはじめよう。◆◇

                                  (福島再生プロジェクト推進室長 野村充伸)

 

秋篠宮ご夫妻は平成25年5月9日(木)に、JS等が受託し福島市堀河町終末処理場に設置されている「下水汚泥減容化施設」をご視察されました。

当日は処理場の管理棟分館にて減容化施設の説明を受けた後、施設を覆うテント前まで歩かれて、施設の外観をご覧になりました。・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/138-2.pdf

 

 

 

 

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■ 6 イリノイ通信 ■

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日本下水道事業団の水田です。こちらChampaignは4月上旬にも積雪を記録するなど寒い日が続いておりましたが、最近は急に汗ばむような陽気となり半袖でも過ごせるようになりました。

館内は既に冷房が効いており、今度は建物の中で一枚羽織るものが必要です。イリノイ大学には「日本館」という日本文化を勉強するための施設があり、ちょっとした桜小道があります。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/138-3.pdf

 

 

 

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■ 7 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(4月分) ■

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日付 キーワード URL

4/5 富士経済調査 中国 水ビジネス市場 拡大

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=334480&lindID=5

4/11 東京都 水ビジネス 台湾

http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/press/h25/press130411-1.html

4/22 ヴェオリア・エンバイロメント BioMerieux 研究協力

http://www.veoliawater.jp/ja/news/2013-04-22,veolia-biomerieux-research-partnership-drinking-water.htm

4/24 下水油 中国開発 バイオジェット燃料

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130424-00000046-xinhua-cn

4/24 帝人 中国東北地区 水処理ビジネス拡大

http://www.teijin.co.jp/news/2013/jbd130424_34.html

4/30 AVEDA 水問題の改善 募金活動           

http://www.excite.co.jp/News/science/20130430/Fujiyama_water_4061.html

4/30 第3回水イノベーション2013のお知らせ

http://water-news.info/4063.html

 

 

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■ 8 編集後記 ■

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楽しみにしていたGWも終わり、何となく気が重い日々を送っています。

さらに、寒暖の差が激しく、体調管理に戸惑っております。

みなさんは、風邪などひいていないでしょうか?

 

これから梅雨に入るまでは、旅行や運動などに適した時期になるので、何をして楽しもうか想像しています。

 

GWが終わってしまったので、次の楽しみを励みに日々の生活を送っています。

夏休みには、何をしようかな・・・。

                            (N)

 

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■ 読者の皆様にお願い ■

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送信不能で戻ってくる宛先が、ございますので、新年度を機にメルマガ配信先の確認作業をしています。

4月号(No137号)から、JS技術開発情報メールが届かなくなった、宛先が違うので変更をなどのご連絡はmailto:gikaiinfo@jswa.go.jpまでご連絡をいただくように、お願いいたします。

 

 

 

 

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            JS技術開発情報メール

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