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技術開発

JS技術開発情報メールNo.140

 

日本下水道事業団(JS)

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               JS技術開発情報メール

       2013・7・12 No.140

━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆JS技術戦略部

 

こんにちは。暦の上で小暑も過ぎましたので・・・

「暑中お見舞い申し上げます」関東以西は梅雨明けと同時に猛暑。

日中の外出時だけでなく、室内でも夜間でも、熱中症に注意が必要らしいです。

どうぞ、お気をつけくださいませ。

さて、みなさま、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

いつも「JS技術開発情報メール」を、お読みいただきありがとうございます。

今月号も最後までおつきあいくださいませ。

 

 

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■ もくじ ■

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【1】はじめに

  ◆下水道の省エネ・創エネ   (技術戦略部長)

【2】トピックス

  ◆「下水道展‘13東京」について   (新技術推進課)

【3】技術情報

  ◇共同研究   (水処理技術開発課)

【4】「ふくしまからはじめよう。」             

          (福島再生プロジェクト推進室長 野村 充伸)

【5】国際室からのお知らせ

【6】イリノイ通信 Vol.6

【7】下水道よもやま話

   ◆演壇の背後霊    (理事 村上 孝雄)

【8】国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(6月分) (国際室)

【9】編集後記

 

 

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■ 1 はじめに ■

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◆◇下水道の省エネ・創エネ◇◆

 

富士山の世界遺産登録が話題となっていますが、今月は、その富士山の山開き(1日)で始まり、七夕、海の日(15日)、祇園祭山鉾巡行(17日)等のお祭り、30日からの「下水道展」と夏の行事が目白押しに続きます。そして、関東では先週末梅雨明けとなりましたが、暑さも本格化し冷房などのため、多くのエネルギーが消費される季節を迎えました。

 

下水道も多くのエネルギーを使用しており、平成22年度における下水道の電力消費量は71.7億kwhもあり、全国の電力消費量の約0.7%にあたります。処理場では電力以外にもエネルギーが使用されています。使用エネルギー量の内訳は、電気70%、消化ガス12%、油9%、都市ガス6%の順となっています。このうち、バイオエネルギーである消化ガスの使用先としては、消化槽の加温に30%、発電に23%、焼却炉の補助燃料として13%を使っています。下水道における消化ガス発電の発電量はいまだ1.46億kwh/年(消費の約2%、太陽光発電を除く)にすぎません。

 

現状では、処理場に流入するバイオマスエネルギーの多くが利用されていませんが、たとえば、流入水量が50,000m3/日で、流入固形物10tDS/日の処理場では、流入するバイオマスの熱量は45.0Mkcal/日で、原油換算量としては5.0kl/日(1,825kl/年)になります。この量は処理場の消費電力エネルギーの2倍〜3倍相当が流入することになり、 仮に消化ガス発電したとすると、ガスでエネルギーの40%を回収し、発電効率25%とした場合ですが、処理場の消費電力の0.2〜0.3倍が発電できることになります。

 

地球温暖化対策や東日本大震災後の社会情勢を受け、下水道事業にも省エネ、創エネが求められています。JSでは、創生エネルギーの観点から、新しい嫌気性消化システムの開発に取り組み、消化日数の短縮化、消化槽容量の縮小化、ガス発生量の増大を可能とする「熱改質高効率嫌気性消化システム」や「担体充填型高速メタン発酵システム」を開発しています。また、別の機会に詳しく説明しますが、様々なバイオマスを下水汚泥と混合処理し発電量の増加を試みる場合、嫌気性消化汚泥の脱水ろ液に含まれる高濃度の窒素の処理が難しくなることがあり、その対策としてアナモックスプロセスを開発しています。

処理場における創生エネルギーにご興味のある方はお近くの総合事務所までお尋ねください。

 

                                                         (技術戦略部長 佐藤 泰治)

 

 

 

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■ 2 トピックス ■

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◆◇ 「下水道展‘13 東京」について ◇◆

「下水道展’13 東京」が7月30日(火)〜8月2日(金)の4日間、東京ビックサイトで開催されます。

 

JSでは、「下水道ソリューションパートナーとして 〜地方共同法人10周年発表会〜」と題して、塩路理事による「地方共同法人化10周年基調講演」や、山本資源技術開発課長による「低含水率遠心脱水機を活用した汚泥資源利用への新展開」などの講演・発表を行います。

 

JSブースでは、「南蒲生浄化センター復旧状況」について、ビデオを上映します。

また、「JSの災害復旧支援」、「JSの災害対応力」、「JSの技術力」などに関するパネルを展示し、JSの取組みを紹介します。

 

<主な展示パネル>

・耐震・耐津波対策の提案

・放射性物質を含む下水汚泥の減容化調査

・新技術導入制度

・機内二液調質型遠心脱水機 − 汚泥の低含水率脱水技術の実用化・汎用化 −

・B-DASHプロジェクトへの参画

・膜分離活性汚泥法(MBR)

・アナモックス反応を利用した窒素除去技術

・循環型多層燃焼炉/熱改質高効率嫌気性消化システム

 

▼「下水道展」については、下記リンクをご覧ください。

 /gesuidouten/2013/2013.html

 

 

下水道展と合わせて、第50回下水道研究発表会が7月30日(火)〜8月1日(木)の3日間、開催されます。

JSでは、東日本大震災からの復興に関する議題をはじめ、11議題について発表を行います。

技術戦略部からは、高速リン吸着剤用いたリン除去・回収技術やコンクリート防食被覆技術に関する議題をはじめ、4議題について発表を行います。

 

▼「下水道研究発表会」については、下記リンクをご覧ください。

 /gesuidouten/2013/2013kenpatu.html

 

「下水道展‘13 東京」にお越しの際には、講演・発表会やJSブース、下水道研究発表会にお立ち寄りいただけると幸いです。

 

                                         (新技術推進課)

 

 

 

 

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■ 3 技術情報 ■

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◆◇共同研究◇◆

 

【研究名称】 「下水処理システムにおける有用資源回収技術の開発」

【研究相手】 株式会社 東芝

【実施期間】 平成21〜25年度

【研究内容】

本研究は、下水処理施設内において様々な形態で存在するリン資源を対象として、リンを選択的に吸着する機能性粒子を用いた吸着剤によるリン回収技術の開発・検証・評価を目的としています。

本研究で使用する吸着剤は、リン吸着後の吸着剤自体が化学肥料組成に近いものとなり、回収後にそのまま肥料として活用できる「使いきり」タイプであることが特徴です。

リン回収装置の連続運転によるリン回収性能、維持管理性およびコスト評価をもとに、当技術の設計条件および下水処理場における適用条件の検討を行うとともに、リン回収物の用途に関する検討・評価を行っています。

 

リーフレットはHPへ(H24年度版)

/g/g2/pdf/136.pdf

 

                                                (水処理技術開発課)

 

 

 

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■ 4 ふくしまからはじめよう。 ■

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◆◇ふくしまからはじめよう。◆◇

                              (福島再生プロジェクト推進室長 野村充伸) 

 

前回の「ふくしまからはじめよう」では、人体にも放射性物質(カリウム40)が含まれていて、放射線を出しているとともに、およそ60〜80Bq/kgの放射能濃度がありますとお話しました。では、放射性物質の量は、どれくらいなのでしょうか?・・・・

 

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/140-1.pdf

 

 

 

 

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■ 5 国際室からのお知らせ ■

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「海外向け技術確認(ベトナムダナン市の実証実験施設の訪問(2回目)とワークショップに参加)」

 

JSでは、昨年度から海外向け技術確認の第一号として、メタウォーター鰍ェ発展途上国向けに開発を進めている"先進的省エネ型下水処理システム"を対象に、国際室と技術戦略部水処理技術開発課が協力して実施しています。

(詳細は/kisya/h24pdf/250218kisha.pdf

 

平成25年6月21日〜6月24日に、この業務の一環として、ベトナムのダナン市内の下水処理場に設置されている実証実験施設に赴き、新型散水ろ床の洗浄方法や新たに設置された後段固液分離施設の処理状況を確認してきました。

また、6月22日には、実証実験のこれまでの結果をベトナム側に報告するために、ダナン市内で開催されたワークショップに参加しました。

 

ベトナム側からは、ベトナム建設省(MOC)のティエン局長やダナン市政府の関係者、ダナンやハノイの大学関係者などが出席していた。日本側からも、在ベトナム日本国大使館の三宅参事官、国総研の森田下水道研究官、北九州市立大学の安井教授などが出席しました。

 

良好な実証実験結果を両国で確認するとともに、ベトナム側からは今後の実証実験に対する要望やアドバイスなどがあり、活発な議論が行われました。

実証実験は、12月に開催が予定されている最終のワークショップに向けて引き続き実施されます。

 

 

 

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■ 6 イリノイ通信 Vo.6 ■

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日本下水道事業団の水田です。日本ではいよいよ梅雨も終わりに近づき、本格的な夏を迎える頃かと思います。アメリカには日本の梅雨のような長雨が続く季節はありません。また、Champaignは湿気もあまり高くないため、6月、7月は比較的過ごしやすい時期かと思います。・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/140-2.pdf

 

 

 

 

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■ 7 下水道よもやま話 ■

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◆◇演壇の背後霊◆◇

                     (理事 村上 孝雄)

 

今年も下水道研究発表会(研発)の季節になりました。筆者も若い頃には、毎年のように研発で発表したものです。このような場で発表した経験をお持ちの方は、読者の中にも多いことと思います。大勢の聴衆を前に発表するのは緊張するもので、特に制限時間内に自分が伝えたいことを要領良く話せるようになるには、何と言っても場数を踏むことが大事です。・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/y/pdf/y120.pdf

 

 

 

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■ 8 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(6月分) ■

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日付 キーワード URL

6/10 横浜ウォーター ベトナム ダナン市

http://www.city.yokohama.jp/ne/news/press/201306/20130610-034-16796.html

6/12 フィリピン 水事業 三菱商事系

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130612/mcb1306120800024-n1.htm

6/14 ヴェオリアウォーター テムズウォーター インフラ更新事業

http://www.veoliawater.jp/ja/news/2013-06-14,thames-water-uk.htm

6/19 北九州市 ベトナム・ハイフォン 高度浄水処理施設

http://www.sankeibiz.jp/business/news/130619/prl1306191409037-n1.htm

6/19 水の再利用 ISO 幹事国獲得

http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000201.html

6/19 横浜市水道局 アフリカ諸国 研修受け入れ開始

http://www.city.yokohama.lg.jp/suidou/press/press-20130619-1.html

6/24 JFEエンジニアリング フィリピン 下水処理施設受注

http://www.jfe-eng.co.jp/news/2013/20130620140034.html

6/26 ブラジル 世界環境フォーラム

http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201306262870/

 

 

 

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■ 9 編集後記 ■

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先週末、気分転換をかねて大好きなゴルフに出かけました。

出かける前は、梅雨のため雨を心配していたのですが、当日は、梅雨が明け、急激に暑くなり・・・。

調子も上々で、気分良くラウンドしていましたが、太陽が高くなるにつれ、だんだん口数が減り、体力勝負に。ラウンド後は、しばらくグッタリ。

挙句の果てに、帰宅時には集中豪雨・・・。

天候に振り回されましたが、楽しい1日でした。

 

猛暑・集中豪雨が気になる季節になりました。

工事現場の施工監督や下水道施設の管理を行う自治体の方々には、気が休まらない季節かと思います。

 

体調管理には、十分お気をつけください。

                                              (N)

 

 

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■ 読者の皆様にお願い ■

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新年度を機にメルマガ配信先の確認作業をしています。

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ご連絡をいただくように、お願いいたします。

 

 

 

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