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技術開発

JS技術開発情報メールNo.143

 

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JS技術開発情報メール

         2013・10・11 No.143

━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆JS技術戦略部

 

こんにちは。

すっかり、秋めいてきましたね。食欲の秋♪と浮かれて食べた

メンチカツが翌日まで、もたれるお年頃な私。

さて、みなさま、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

いつも「JS技術開発情報メール」を、お読みいただきありがとうございます。

今月号も最後までおつきあいくださいませ。

 

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■ もくじ ■

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【1】はじめに

◆「サステナブルな下水道を目指して」

 (技術戦略部長)

 

【2】トピックス

◇JS記者クラブ現地視察会を開催しました    (新技術推進課/広報室)

◆RADIEX2013(環境放射能除染・廃棄物処理国際展)に出展しました    (資源技術開発課)

 ◇アナモックス実証設備(B-DASHプロジェクト)の見学会を行います    (水処理技術開発課)

 

【3】技術情報

◇共同研究    (資源技術開発課)

◆よく見かける下水道用語    (水処理技術開発課)

 

【4】「ふくしまからはじめよう。」    福島再生プロジェクト推進室長 野村 充伸)

 

【5】国際室からのお知らせ

◇タイ王国下水道公社職員に技術指導を実施

 

【6】下水道よもやま話

◇オリンピックと下水道    (水処理技術開発課長 橋本 敏一)

 

【7】国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(9月分)(国際室)

 

【8】編集後記

 

 

 

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■ 1 はじめに ■

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◆◇サステナブルな下水道を目指して◇◆

 

全国の神様が出雲の国に集まるといわれている「神無月(10月)」となりました。

この時期、寺社仏閣の多い京阪神地域では、神様がご不在中の集客力向上のためか、数多くのイベントが模様されています。京都の時代祭(10月22日)や京都御所の一般公開、各寺社仏閣における秘宝等の特別公開など、多くの催しが今月後半からスタートします。

そのなかでも、私がお勧めするのは、奈良国立博物館の「正倉院展」(10月26日〜11月11日)です。2時間並んで見た経験がありますが、奈良国立博物館には国宝級の仏像も一般展示されており必見です。今年は聖武天皇ゆかりの「平螺鈿背円鏡」や仏具の「漆金薄絵盤」などの秘宝が展示される予定で、紅葉狩りの折にでも、是非ご訪問ください。

 

さて、今年の残暑は厳しく、しかもゲリラ豪雨や台風などもあり各地で浸水被害が起こりました。改めて下水道による内水排除機能の充実が必要であり、下水道全体としてのBCPの価値を痛感させられました。

この下水道の持続的な運営に欠かせないもののひとつが施設の長寿命化対策です。長寿命化計画を策定し、施設を整備するわけですが、この分野での技術開発も進んでいます。

JSでは、既存施設の延命化、改築における長寿命化のための技術開発を進めてきましたが、これまでにコンクリート構造物に対する硫化水素による腐食技術などは、下水道分野のみならず、日本で唯一の技術指針として活用されています。

 

平成24年度には、さらにこの指針類を改定し、共同研究の成果として得られた「耐硫酸モルタル防食工法」も加え内容の充実を図っています。硫化水素による腐食もその一事象である「コンクリートの中性化」には、その他、炭酸ガス、オゾンによる腐食があり、現在、JSではこの対策を含めた防食技術を開発しています。正倉院の宝物のように永く、機能を保ちつづける下水道施設造りを、これからもお手伝いしたいと考えています。コンクリート構造物の腐食対策を検討しておられる公共団体の皆様も多いと思います。ご関心のある自治体の皆様には私どもの総合事務所にぜひご相談いただければ幸いです。

 

(技術戦略部長 佐藤 泰治)

 

 

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■ 2 トピックス ■

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◆◇ JS記者クラブ現地視察会を開催しました ◇◆

 

JSでは毎年、JS加盟の新聞社などを対象にJS記者クラブ現地視察会を開催しています。今年度は、さる9月18日、7社に参加いただき、仙台市の南蒲生浄化センターと福島市の堀河町終末処理場を視察していただきました。

 

南蒲生浄化センターでは、東日本大震災で被災した施設の復旧工事として、被災前と同等の処理能力を確保しつつ、地震や津波に強い浄化センターの整備を進めています。具体的には、自然流下による下水処理という従来の利点を生かしながら、津波に備えた防壁の設置、受変電施設の高所化(2階に設置)、太陽光や小水力発電設備によるバックアップ機能の確保などを行っています。

この復旧工事では、全国から多くの技術者が集まり、早期復旧を目指し水処理施設を中心とした工事を進めています。

 

堀河町終末処理場では、JS、新日鉄住金エンジニアリング、三菱総合研究所が共同実施体となり、放射性物質を含む下水汚泥減容化等調査業務を行っています。具体的には、下水汚泥を乾燥させることで、容積を減容化し、保管する際の安全性の向上を図っています。

作業の際には、放射性物質を含む下水汚泥を取り扱うことから、建屋内部を外部よりも低い気圧に維持することで、外部に排気が漏れない工夫を行っています。

また、処理過程で発生する排気および排水は常に放射能濃度測定装置で監視し、臭気についても脱臭装置を設置し監視するなど、放射能濃度に関して厳重な管理下で作業を行っています。

 

 

 

 

◆◇ RADIEX2013(環境放射能除染・廃棄物処理国際展)に出展しました ◇◆

 

RADIEX2013(環境放射能除染・廃棄物処理国際展)が9月25日(水)〜27日(金)の3日間にわたり科学技術館・展示ホール(東京都千代田区)で開催されました。

JSブースでは、東日本大震災復興支援の一環として行われた放射性物質を含む下水汚泥の減容化調査及び下水汚泥からの放射性セシウム分離回収実証実験の内容について紹介しました。

たくさんの方々にご来場いただきまして、ありがとうございました。

 

詳細および展示パネルはこちらから

/radiex/r2013orei.html

 

 

 

 

◆◇アナモックス実証設備(B-DASHプロジェクト)の見学会を行います◇◆

 

JSが参画しているB-DASHプロジェクト「固定床型アナモックスプロセスによる高効率窒素除去技術に関する技術実証研究」では、熊本市東部浄化センター内に設置したアナモックスプロセスの実証設備を運転しています。来る11月12日に、国および地方公共団体を対象とした同実証設備の見学会を開催することになりました。

 

▼詳細は記者発表資料をご覧下さい。

/topics/anammox/251008kisya.pdf

(水処理技術開発課)

 

 

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■ 3 技術情報 ■

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◆◇共同研究◇◆

 

【研究名称】「悪臭バリアフィルムによる下水汚泥の無臭燃料化技術の開発」

【研究相手】 メタウォーター株式会社

【実施期間】 平成23〜25年度

【研究内容】

本研究では、これまで導入が困難であった中小規模処理場向けの下水汚泥固形燃料化技術として、従来の乾燥技術がもつ臭気と保管時における発熱の課題を一挙に解決できる、下水汚泥の無臭燃料化技術の開発を行っています。

 

下水汚泥は4,500〜5,000kcal/kg-DS程度の発熱量を有し、石炭代替の固形燃料として利用されています。現在の固形燃料化技術は、炭化や造粒乾燥を行うことで生成物の臭気や取扱い性を向上していますが、施設が複雑であるとともに、大規模な場合しか採算が合わないことが多いです。一方、汎用的で安価な乾燥汚泥燃料には、その製造・取扱に臭気対策が不可欠です。また、発熱・発火対策などの安全管理も欠かせません。

 

そこで本研究では、臭気成分や酸素の透過量が極めて小さい特殊なフィルム(バリアフィルム)を用いて乾燥汚泥を包装することで、臭気を99%以上低減し、保管時の酸化反応による発熱を抑制するシステムを開発し、無臭化燃料の長期保管性や燃焼特性等を確認するとともに、事業化検討を行っています。

 

リーフレットはHPへ

/g/g2/pdf/150.pdf

 

 

 

 

◆◇よく見かける下水道用語◇◆

 

シリーズでお届けしております「よく見かける下水道用語」ですが、今回は、閉鎖性水域の富栄養化対策として削減が求められているリン・窒素の高度処理に関連して、「嫌気タンク」と「無酸素タンク」を取り上げます。

下水処理場の水処理施設は、リン・窒素の除去性能を向上するために、生物反応タンクに空気を供給しない「嫌気タンク」(生物学的リン除去を促進)、「無酸素タンク」(生物学的窒素除去を促進)を設ける方法があります。・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/143-1.pdf

 

 

 

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■ 4 ふくしまからはじめよう。 ■

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◆◇ふくしまからはじめよう。◆◇

              (福島再生プロジェクト推進室長 野村充伸) 

 

私ども、「福島再生プロジェクト推進室」は、福島市堀河町終末処理場の汚泥乾燥プロジェクトと郡山市の阿武隈川上流流域下水道県中浄化センターの汚泥焼却プロジェクトを、今年4月より所掌しています。

いずれも、この半年間、報告させて頂いたとおり、順調に事業を進めています。・・・・・

 

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/143-2.pdf

 

 

 

 

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■ 5 国際室からのお知らせ ■

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◆◇タイ王国下水道公社職員に技術指導を実施◆◇

 

JSは埼玉県と共同で、9月2日から13日にかけて、タイ王国下水道公社(WMA)の職員5人に技術研修を行いました。この事業は、JICAの「草の根技術協力事業」を活用したもので、JSは、「下水処理概論」、「水処理施設概論」、「生物処理原理と基礎」、「日本の下水道財政の考え方」、「日本の下水道における新エネルギーの現状と課題」の研修を担当し、JSの研修センターで下水道関連技術・ノウハウをWMA職員に学んでいただきました。・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/143-3.pdf

 

 

 

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■ 6 下水道よもやま話 ■

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◆◇オリンピックと下水道◆◇

(水処理技術開発課長 橋本 敏一)

 

去る9月7日、アルゼンチンブエノスアイレスで開かれていた国際オリンピック委員会総会で、2020年に開催される第32回夏季オリンピックの開催都市が東京に決定しました。日本時間では8日未明の発表となりましたが、本メルマガの読者の皆さまの中にも、決定の瞬間を固唾を呑んで待っておられた方も少なくないかも知れません。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/y/pdf/y123.pdf

 

 

 

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■ 7 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(9月分) ■

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日付 キーワード URL

9/11 インド膜処理システム

http://www.nikkeibp.co.jp/article/asiacolumn/20130909/364586/?P=1

9/11 H2O9フォーラムオランダ水問題

http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=&oversea=1&serial=30940

9/13 メコン浄水場PPP

http://www.hotnam.com/news/130913033116.html

9/13 北九州市カンボジア水ビジネス

https://qbiz.jp/article/23477/1/

9/17 中国下水網廃棄物処理

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130917-00000001-reut-bus_all

 

 

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■ 8 編集後記 ■

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今月号も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

朝晩が肌寒いと感じるこの頃。すっかり秋ですね。

読書、スポーツ、食欲・・・皆様の秋は、何の秋でしょう?

私は、秋といえば食欲と、春より辛い花粉症です。ブタクサめ〜

 

先日、ボ〜ッとテレビを見ていたら、なんと「おせち」のCMが。

本当に目の覚める思いでした。もう?早くない?

ハロウィンだってまだですよ?気ばかりアセります。

 

最近は「夏バテ」だけでなく「秋バテ」という症状もあるようです。

猛暑でも体重は減りもせず、夏バテとは無縁で乗り切った私ですが、

季節が秋めいてきた最近、ちょっと体が重くてダルい感じです。

これが「秋バテ」でしょうか?

体重計に乗ってみろと?そんな危険な乗り物には乗れませんよ。

どうぞみなさまも、季節の変わり目、ご自愛くださいませ。

 

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■ 読者の皆様にお願い ■

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送信不能で戻ってくる宛先が、ございますので、

メルマガ配信先の確認作業をしています。

4月号(No137号)から、JS技術開発情報メールが届かなくなった、

宛先が違うので変更をなどの、ご連絡は mailto:gikaiinfo@jswa.go.jpまで

ご連絡をいただくように、お願いいたします。

 

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◇このメルマガへの感想・お気づきの点は mailto:gikaiinfo@jswa.go.jp

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