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技術開発

JS技術開発情報メールNo.144

 

日本下水道事業団(JS)

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               JS技術開発情報メール

       2013・11・13 No.144

━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆JS技術戦略部

 

こんにちは。

立冬も過ぎ暦の上では、もう冬です。

鍋など囲んで温まり、風邪の予防をしたいですね。

さて、みなさま、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

いつも「JS技術開発情報メール」を、お読みいただきありがとうございます。

今月号も最後までおつきあいくださいませ。

 

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■ もくじ ■

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【1】はじめに

◆「MBR技術は日進月歩」(技術戦略部長)

 

【2】トピックス

◇「平成25年度 第1回膜分離活性汚泥法標準化検討委員会」が開催されました。 (水処理技術開発課)

◆「第86回WEFTEC」が開催されました。 (水処理技術開発課)

 

【3】技術情報

◇共同研究 (水処理技術開発課)

◆よく見かける下水道用語 (資源技術開発課)

 

【4】「ふくしまからはじめよう。」 (福島再生プロジェクト推進室長 野村 充伸)

 

【5】イリノイ通信Vol.8

 

【6】下水道よもやま話

◇下水道の効果いろいろ!! (資源技術開発課長 山本 博英)

 

【7】国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(10月分)(国際室)

 

【8】編集後記

 

 

 

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■ 1 はじめに ■

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◆◇MBR技術は日進月歩◇◆

 

霜月となり各地から紅葉の便りが届き始めました。11月は七五三や酉の市などの行事も多く、皆様にとっては行楽にイベントにと忙しい月を迎えられたことと思います。JSの技術開発部門の職員にとっても今月は忙しい月となりました。

 

JSの技術開発は、下水道事業センター試験部として昭和50年からスタートし、今年で38年目を迎えましたが、発足時からJSの技術開発を担当し推進してきた村上技術開発担当理事が任期満了に伴い10月末で退任しました。村上理事は、MBRやステップ流入式多段硝化脱窒法などJSが現在公共団体の皆様にご使用いただいている技術の多くを開発し、実用化してきた技術開発の第一人者です。公共団体の皆さんもご存知の方は多かったかと思います。

 

11月1日から技術開発担当理事にはこれまで技術戦略担当であった宇多川理事が就任しました。今後は、宇田川理事のもと、引続き公共団体の皆さんにとって、今までにも増して有意義な技術開発を進めることとしております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、4月号でもご紹介したように「MBR」については2次評価が4月にJS技術評価委員会から答申され、適用範囲が拡大されました。この結果を受け、現在JSでは、@合流式下水道施設への導入とA省エネルギー化が可能なMBRの開発を目指し、5件の共同研究を真岡技術開発実験センターで企業の方々と進めています。具体的な省エネ化に向けた技術開発としては、@新たな材質や構造の膜ユニットやA膜面曝気洗浄以外の新たなファウリング解消策の採用を研究しています。MBRに関しては、今後も省エネ化・適用範囲の拡大に努め技術開発を進めてまいります。MBRの導入を検討しておられる公共団体の皆様も多いと思いますが、ご関心のある自治体の皆様には私どもの総合事務所にぜひご相談いただければ幸いです。

 

(技術戦略部長 佐藤 泰治)

 

 

 

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■ 2 トピックス ■

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◆◇「平成25年度 第1回膜分離活性汚泥法標準化検討委員会」が開催されました。◇◆

 

去る11月1日(金)、「平成25年度 第1回膜分離活性汚泥法標準化検討委員会」(委員長:山本和夫 東京大学教授)が開催されました。なお、JSは、国土交通省からの委託を受けて、国土交通省下水道部とともに本委員会の事務局を担当しています。

 

膜分離活性汚泥法(MBR)は、従来の技術と比べてコンパクトで、高度な処理水を得ることができる下水処理技術です。MBRの市場は成長を続けており、今後も拡大していくことが見込まれています。

MBRの技術水準を確保し、MBR技術の適正で、公正な評価を可能とするとともに、国内外市場の更なる拡大を図るため、MBR技術の標準化が必要であると考えられています。

 

以上の背景から、昨年度の本委員会では、MBR技術の標準化の対象とすべき事項等について検討を行なってきました。今年度は、昨今の水の再利用に関する国際標準化に向けた動きを踏まえ、MBR技術の標準規格の内容についての検討を行うことを目的としています。第1回委員会では、標準規格の構成や内容に関する今後の検討方針について活発な議論が行なわれました。

次回の委員会は、来年3月に開催の予定です。

(水処理技術開発課)

 

 

 

◆◇「第86回WEFTEC」が開催されました◇◆

 

米国水環境連盟(WEF)主催の技術展示会・研究発表会である「第86回Water Environment Federation’s Annual Technical Exhibition  and Conference (WEFTEC)」が10月5〜9日にアメリカ・シカゴで開催され、技術戦略部水処理技術開発課から以下の口頭発表を行いました。

 

・山下:High Efficiency Adsorbent System for Phosphorus Removal and Recovery from Filtrated Water of Anaerobic Digestion Sludge

(高速吸着剤による嫌気性消化汚泥脱水ろ液からのリン除去・回収システム)

 

このシステムはJSと旭化成ケミカルズ株式会社の共同研究において開発された技術です。発表では、リンが高濃度で含まれる嫌気性消化汚泥脱水ろ液に本技術を適用した結果を紹介し、効率よくリンを除去・回収するための吸着剤の特性やシステムの特長について、高い関心を集めました。

(水処理技術開発課)

 

 

 

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■ 3 技術情報 ■

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◆◇共同研究◇◆

 

【研究名称】「膜分離活性汚泥法の既設改築適用時の課題に関する調査研究」

【研究相手】堺市、株式会社クボタ

【実施期間】平成24〜25年度

【研究内容】

本研究では、中大規模下水処理場の改築更新へのMBR導入に関して、既設反応タンクの活用や合流式への適用などの特有の課題に対する対応方法を検討すると同時に、中大規模型MBRの更なる省エネルギー化を図ることを目的としています。我が国最大のMBRである堺市三宝下水処理場のMBR施設において以下の検討を行なっています。

 

@押出し流れ型反応タンクの混合・処理特性の検証:既設反応タンクをMBRへ改造する際に重要となる混合特性およびそれに基づく処理特性について、水質プロファイル試験やトレーサ試験などにより確認・検証しています。

A膜分離装置で対応可能な水量変動比や水量変動パターンの検証:流入水量の時間変動や、合流式下水道における雨天時の流入水量増加に対するMBRの対応性を確認・検証するために、小型のパイロットプラントを併設して各種水量変動条件での膜処理実験を行なっています。

B膜分離活性汚泥法プロセスの省エネルギー化の検証:上記パイロットプラントの実績や既往の知見を総括し、省エネルギー型のMBRシステムを検討しています。

 

(水処理技術開発課)

 

 

 

◆◇よく見かける下水道用語◇◆

 

シリーズでお届けしております「よく見かける下水道用語」ですが、今回は汚泥処理に関連して、「固形燃料化」を取り上げます。

 

汚泥燃料化とほぼ同じ意味合いで使われますが、固形燃料化は乾燥汚泥や炭化汚泥を生成する場合に使われます。汚泥燃料化の場合は消化ガスや熱分解ガスを生成する場合も含まれます。固形燃料化のよくある説明は、「脱水汚泥を原料として燃料化物を製造し、石炭ボイラ等を所有する事業者に売却し、石炭代替燃料として利用し、代替石炭量に相当するCO2排出量削減が見込まれる。」というものですが、これは特徴の1面を要約した表現なので以下のような注意が必要です。・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/144-1.pdf

 

 

 

 

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■ 4 ふくしまからはじめよう。 ■

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◆◇ふくしまからはじめよう。◆◇

              (福島再生プロジェクト推進室長 野村充伸) 

 

前回、お話したように福島は「果物王国」と言っても過言ではありません。福島市のHPを見ていても、6月のサクランボから始まり、7〜8月の桃、9月〜12月まで楽しめる梨やラ・フランス、8〜9月のブドウ、10〜11月の柿、9〜12月のリンゴなど盛り沢山です。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/144-2.pdf

 

 

 

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■ 5 イリノイ通信Vol.8 ■

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日本下水道事業団技術戦略部の水田です。日本では例年以上に台風が上陸しており、各地で猛威を振るった結果、場所によっては甚大な被害があったと聞いております。アメリカのテレビでも日本の台風被害について報道しておりました。被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/144-3.pdf

 

 

 

 

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■ 6 下水道よもやま話 ■

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◆◇下水道の効果いろいろ!!◆◇

              (資源技術開発課長 山本 博英)

 

下水道の主な役割は生活環境の改善と浸水被害の防止ですが、実はそれ以外にもいろいろな効果が確認されています。今回の「よもやまばなし」では、その中から、腸管系ウイルスの下水道での挙動調査を実施した事例を紹介したいと思います。

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/y/pdf/y124.pdf

 

 

 

 

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■ 7 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(10月分) ■

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日付 キーワード URL

10/1 北九州市 エコマンス 国際会議

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/43107

 

10/10 大阪ガス イギリス 水道事業参入

http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013093001002545.html

 

10/11 中国 下水油 無期懲役

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1011&f=business_1011_033.shtml

 

10/14 前澤工業 バンコク 駐在員事務所開設

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2013/10/16-13215.html

 

10/24 環境省 H25年度アジア水環境改善モデル事業 対象事業選定

http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=31170

 

 

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■ 8 編集後記 ■

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台風発生のニュースが報道されている一方で、朝晩すっかり寒くなりました。

衣類の選択や体調管理が難しい季節になりました。

 

JS本社が12月から湯島に引っ越すことになりました。

心機一転といきたいところですが、その前に引越し作業が・・・

おまけに通勤が遠くなり・・・。

 

日頃から、書類の整理整頓ができておらず、机の上のみならず、机の周辺まで書類が散乱している状況です。

今回の引越しを機に、思い切って書類を捨てようと思っています。

 

近くにいる書類を捨てられる人がうらやましく思うこの頃です。

 

 

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