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技術開発

JS技術開発情報メールNo.159

 

                               日本下水道事業団(JS)

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             JS技術開発情報メール

               2015.2.16 No.159

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆JS技術戦略部◇◆◇◆

 

暦の上では「立春」です。 節分も過ぎました。でもまだまだ寒いっ!

JS本社のすぐ近くにある「湯島天神」の境内の梅は、早咲きのものは満開

に近いですが、大概の木がちらほらと花を開かせ始めています。

春は近づきつつあるんですね〜

いつも「JS技術開発情報メール」をお読み頂き、ありがとうございます。

今月号も最後までおつきあいくださいませ。

 

 

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≪ もくじ ≫

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『1』 はじめに

◆ストリームライニング (技術戦略部長 藤本 裕之)

 

『2』 トピックス

◇第3回シートライニング工法(光硬化型)防食技術専門委員会 (資源技術開発課)

 

『3』 技術情報

◆共同研究 (資源技術開発課)

◇よく見かける下水道用語 (技術基準課)

 

『4』 ソリューション推進室からのお知らせ

◆「災害対策は万全ですか」  (ソリューション推進室長 佐藤 泰治)

 

『5』 下水道よもやま話

◇放射能の現場で感じた・・・改めて「くさい!」ということ  (福島再生プロジェクト推進室次長 山本 博英)

 

『6』 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(1月分) (国際室)

 

『7』 編集後記

 

 

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≪ 1 はじめに ≫

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◆◇ストリームライニング◇◆

 

ライニングと言えばコンクリート防食でおなじみですが、「ストリームライニング」はコンクリート防食工法ではありません。ストリームは「流れ」ラインは「線」ですから、ストリームラインで「流線」、ストリームライニングは「流線形にすること」です。もう1ひねりして、流線形にすると流れの効率が良くなり、損失が少なくなりますので、転じて「効率化する」というような意味です。さて、何のことでしょうか?

 

かつては、企業・組織の再構築は英語でリストラクチャリング(日本では略して「リストラ」)と呼ばれていましたが、職員の解雇の意味になってしまい、言葉の印象が悪くなってしまいました。このため、「リストラクチャリング」に代えて、「ストリームライニング」という言葉が使われ出しました。流線形にする→効率化する→最適化する→企業・組織の再構築、という図式で、「リストラ」の言い換えです。現時点では、日本では略語を見掛けないので、まだ「職員の解雇」という意味には使われていないようです。

 

言い換えとして下水道用語で思い当たるのが、「バイオソリッド」です。日本語では、「下水汚泥」です。下(した)の水の汚(きたな)い泥(どろ)という言葉を誰が作ったか知りませんが、私たちは日常的に使っています。個人的には、特に抵抗も感じません。アメリカでも、四半世紀前までは「スウェッジ・スラッジ」と言っていましたので、下水汚泥と同じでした。ただ「言葉の印象が悪い」と言うことで、日本の下水道協会に当たるWEFが、(まだ頭がやわらかいであろう)学生会員に「新しい言葉」を大々的に募集しました。その時に一等賞になり採用されたのが「バイオソリッド」です。日本語にすると「生物的固形物」ですので、多少上品に感じます。日本語でも一時期カタカナでバイオソリッドと言い始めた時期もあったようですが、根付かなかった様子で、今でも下水汚泥と言うのが一般的です。何か、スマートな言葉はないでしょうか。

 

話は戻って、ストリームライニングです。企業・組織の再構築の意味では使われますが、「下水道施設の再構築」の意味では使われていないようです。日本語では同じ再構築でも、英語では違うようです。ちなみに、下水道施設の「再構築」と言う場合には、「レトロフィッティング」という言葉を見かけます。こちらは、「改築」の意味で使われることが多いようです。改築にあわせて機能向上も行うことが多いので、日本で言う施設の再構築に当たります。日本語では、下水汚泥はそのままで、「改築・更新」を「再構築」に変えています。英語では、改築はそのままで、下水汚泥をバイオソリッドに変えています。着目点、必要性などで、そのポイントは異なるようです。「下水処理場」も、かつての終末処理場から、浄化センター、水再生センター、水循環センターなど、様々に工夫を凝らした名称に変わってきています。アメリカでも、水再生施設(ウォーター・リクラメーション・ファシリティ)、水資源回収施設(ウォーター・リソーシーズ・リカバリー・ファシリティ)など、日本と同様、様々になってきています。「下水」を「水」にしているところや、「処理」から「再生」「循環」「回収」にしているところが、ポイントと感じました。このあたりは、日米共通の着眼点・必要性のようです。

                              (技術戦略部長 藤本 裕之)

 

 

 

 

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≪ 2 トピックス ≫

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◆◇第3回シートライニング工法(光硬化型)防食技術専門委員会◇◆

 

「第3回 シートライニング工法(光硬化型)防食技術専門委員会」(委員長:久保内昌敏 東京工業大学教授)を1月28日(水)にJS研修センターにて開催しました。

本専門委員会は、10月17日にJS理事長からJS技術評価委員会に諮問された「シートライニング工法(光硬化型)による防食技術」について付託を受け、詳細な技術的検討を行なうものです。

本技術評価では、本年度末の答申を目標に、光硬化型工法の技術的特徴を整理し、設計手法と施工管理方法について取りまとめる予定です。

第3回専門委員会では、委員の先生方に施工デモをご見学いただき、光硬化型工法の技術的特徴及び設計手法と施工管理方法に関する事項について、議論が行なわれました。次回専門委員会は、3月上旬に開催される予定です。

(資源技術開発課)

 

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≪ 3 技術情報 ≫

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◆◇共同研究◇◆

 

研究名称: 低粉塵型耐硫酸性乾式吹付け工法の実構造物への適用による施工方法の確立

研究相手: 住友大阪セメント株式会社、東和耐火工業株式会社

実施期間: H25年度

 

硫酸によるコンクリート腐食は下水道施設特有の現象の1つであり、従来より様々な技術が提案されてきました。平成21〜23 年度の共同研究にて開発された本工法は室内試験より耐硫酸モルタルC種相当の物性を有することを確認しました。本研究は本工法により未確認であった実構造物における試験施工を実施し、施工方法の確立を目的としました。

試験施工より品質管理基準を満たす強度特性を有する、長距離圧送が可能、また断面修復と防食被覆の一括施工および湿潤面施工が可能であることが確認できました。硫酸劣化に対する抵抗性については経過観察による評価を行う予定です。

 

(資源技術開発課)

 

◆◇よく見かける下水道用語◇◆

 

「低圧損型メンブレン式散気装置」

 

下水処理場における電力費削減を考える上で、避けて通れないものの一つが送風機です。その送風機の電力量を削減するために効果的なのが、散気装置の改良です。

このような中、近年導入が進みつつある低圧損型メンブレン式散気装置について紹介します。

 

<特徴>

低圧損型メンブレン式散気装置は、従来型メンブレンと比較して、以下の特徴があります。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/159-1.pdf

 

(技術基準課)

 

 

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≪ 4 ソリューション推進室からのお知らせ ≫

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◆◇「災害対策は万全ですか」◇◆

                                      (ソリューション推進室長 佐藤 泰治)

 

如月となり節分も過ぎ立春を迎えました。寒さも峠を越して、JS本社に近い湯島天神では「梅祭り」が始まりました。皆様には、東京にお立ち寄りの際、息抜きがてら観梅も兼ねJSにお立ち寄り願えれば幸いです。

 

さて、地方公共団体の皆様は3月の予算議会に向け準備に忙しい日々を過ごされていることと存じます。東日本大震災が発生してから早や4年が過ぎようとしているとはいえ、3.11を控えて、想定問答の項目には災害対応、防災というキーワードが多いのではないでしょうか。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/159-2.pdf

 

 

 

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≪ 5 下水道よもやま話 ≫

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◆◇放射能の現場で感じた・・・改めて「くさい!」ということ◇◆

                                   (福島再生プロジェクト推進室次長 山本 博英)

 

下水道分野で働く技術者にとって臭気は避けては通れない問題です。

初めて下水処理場に入った時の「くさい!」という、新鮮な感覚は、既に下水歴30年を超えるロートルには、懐かしささえ感じる感覚です。

人間の慣れというものは実に良くできたもので、1か月も下水の現場にいれば臭わなくなり、1年も過ぎれば「くさい!」がなければ物足りなくなります。

最近、臭気について改めて感じるところがあったので、紹介したいと思います。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/y/pdf/y139.pdf

 

 

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≪ 6 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(1月分) ≫

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日付 キーワード URL

1/5 洞庭湖流域 滋賀県と中国湖南省連携 

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150105000139

1/20 ベトナム 下水道推進工法プロジェクト 本邦企業受注http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000357.html

1/20 ビル&メリンダゲイツ財団 浄水装置  

http://getnews.jp/archives/779205

1/21 三菱レイヨン・日東電工 水処理 海外共同展開 

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO82184450Q5A120C1TJ1000/

 

 

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≪ 7 編集後記 ≫

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今年も早いもので、1か月が経ちました。

最近は暖かかったり、急に寒くなったりで、気温の変化も激しく体調管理が大変ですね。

さて、この時期になると気になることが…そう、花粉量です。

今年は花粉が多いみたいです。。。

花粉の飛散量は前年の夏の気象に影響され、雄花が成長する7〜8月に気温が高く、日射量が多いと雄花の成長が促され、翌年春の花粉量が多くなるそうです。

今は風邪予防でマスクを着けてますが、これからは花粉症対策として、暫くマスクが手放せない日々が続きそうです。

 

 

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