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技術開発

JS技術開発情報メールNo.173

 

                               日本下水道事業団(JS)

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             JS技術開発情報メール

               2016.3.18 No.173

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆JS技術戦略部◇◆◇◆

 

いつも「JS技術開発情報メール」をお読み頂き、ありがとうございます。

4月下旬の気温になったかと思えば真冬に逆戻りしたりと、今年は気温差が特に激しいようです。

体調を崩さないようお気をつけ下さい。

それでは今月号も最後までおつきあいくださいませ。

 

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≪ もくじ ≫

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『1』 はじめに

   ◆ご挨拶      (理事兼技術戦略部長 松浦 將行)

 

『2』 技術情報

   ◇共同研究     (技術開発企画課)

   ◆よく見かける下水道用語   (技術基準課)

 

『3』 「ふくしまからはじめよう。」   (福島再生プロジェクト推進室長 石井 宏和)

 

『4』 国際戦略室からのお知らせ

◇『 〜 今、ベトナムが熱い 〜 』  (国際戦略室 今島 祥治)

 

『5』 下水道よもやま話

   ◆ビーチ・リゾートと下水道   (国際戦略室長 藤本 裕之)

 

『6』 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(2月分) (国際戦略室)

 

『7』 関連団体からのお知らせ

    ◇土木学会より

       シンポジウム「臨床環境技術の基礎と社会実装」のご案内です。

 

『8』 編集後記

 

 

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≪ 1 はじめに ≫

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◆◇ご挨拶◇◆

 

 3月9日の日本気象協会発表によると、3月21日に東京都心と愛媛県宇和島から桜前線がスタートし、九州から関東地方までの多くの地域では、新年度の幕開けを満開の桜で迎えることができそうだ。その後、桜前線は4月上旬に北陸・東北南部へ達し、北海道から開花のたよりが届くのは4月末になる見込みとのこと。暖冬の影響もあってか、予想開花日は平年並みか平年より早い所が多くなっている。だが、桜の開花日も予想が外れると、満開の桜が見られなくなり、がっかりしてしまうことになる。

 桜見はまたチャンスがあり、がっかりで済むとしても、現実の社会活動、あるいは技術の世界では判断ミスが命取りになることがある。

 昨年4月に起きたJR山手線・支柱倒壊事故では、JR東日本は事故2日前に問題の支柱が傾いていることを把握していたが、すぐには倒れないと判断した。電車が倒壊する1分ほど前に山手線電車が現場を通過しており、大事故になる可能性があった。

 今年の2月には、新千歳空港で札幌発福岡行きの日本航空機が誘導路を移動中に、エンジンから出火し乗客らが緊急脱出する事故が発生した。雪の塊がエンジンに入り出火した可能性があるという。原因については、国の安全委員会の調査結果を待つことになるが、離陸後であれば深刻な事故につながりかねない事態であった。

 下水道の世界でも何が起きるか分からない。下水道関係者は、重大な事故が起こらないよう、心して日常業務に専念する必要がある。

 下水道技術に関しても悩みは尽きない。用意周到に研究を進め、技術開発に取り組んだとしても、研究結果がなかなかうまくいかない場合がある。新技術を開発しても実用化に至らない、実用化したとしても設計どおり動かず不具合が発生する、不具合箇所を改良しても所定の機能を発揮できないなど、新技術の開発・実用化に関しては様々な困難な問題が起こりうる。

 しかしながら、下水道は省エネ・創エネ、温室効果ガス削減など、求められる社会ニーズは高まるばかりで、これらのニーズに応えるため新技術への挑戦は悪戦苦闘しながらも継続しなければならない。

 事業団では、これまで水処理のみならず汚泥処理の分野でも様々な技術開発に取り組んできた。OD汚泥を直接脱水する多重板型スクリュープレス脱水機を始め、機内二液調質型遠心脱水機や圧入式スクリュープレス脱水機(SP)V型などの低含水型汚泥脱水機の開発を行ってきた。

 また、農地活用を目的とした炭化システムや下水汚泥固形燃料化システムの開発、消化ガスの増量を図る熱改質高効率嫌気性消化システムや担体充填型高速メタン発酵システムなど、汚泥の資源化や再生可能エネルギーの活用にも積極的に取り組んできた。

 さらに、焼却廃熱発電技術に関する実証研究、ミドリムシの培養のために消化ガスより回収したCO2と窒素・リンを含む脱水ろ液の有効利用技術の実証研究、難脱水汚泥を脱水しやすい汚泥に転換する下水汚泥由来繊維利活用システムの技術評価などの研究を進めている。

 昨年5月に改正された下水道法では、下水道管理者の責務として、下水汚泥が燃料・肥料として再生利用されるよう努めることが明確化された。このような法改正の動きをきっかけとして、今後、下水汚泥の資源化や再生可能エネルギー活用などの動きがさらに促進されることを期待したい。

 技術戦略部は、皆様方の期待、要望に応えられるよう、様々なメニューを取り揃えています。遠慮なくご相談ください。お待ちしています。

 

理事兼技術戦略部長 松浦 將行

 

 

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≪ 2 技術情報 ≫

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◆◇共同研究◇◆

 

【研究名称】 「破砕・脱水機構付垂直スクリュー式除塵機に関する共同研究」

【研究相手】 住友重機械エンバイロメント株式会社 

【実施期間】 平成27〜28年度(予定)

【研究内容】

 中大規模の下水処理場やポンプ場の汚水沈砂池において、除塵機・搬出機・洗浄装置・脱水機・ホッパ等の複数の設備から構成されたし渣処理システムが一般的に採用されています。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/173-1.pdf

 

↓詳しくは、リーフレットをご参照下さい。

 /g/g2/pdf/223.pdf

 

(技術開発企画課)

 

 

◆ ◇よく見かける下水道用語◇◆

 

「地上権」

 

 (背景)

 分水等を伴う大規模な特殊人孔は、道路上に設置スペースがなく止むを得ず民有地に設置せざる得ないことがあります。このような場合は、下水道実務担当者にとって地上権という用語は必須用語です。そこで、今回は、この地上権について考えることにより、一般的な下水道管渠の埋設方法である道路占用との権利関係の違いを明らかにしたいと思います。

 (地上権とは)

 民法上の物権は限定列挙された9種類しか認められておらず、地上権はそのうちの1種である用益物権です。すなわち、他人の土地において工作物等を所有するために、その土地を使用する権利を地上権といいます。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/173-2.pdf

 

(技術基準課)

 

 

 

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≪ 3 ふくしまからはじめよう。 ≫

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◆◇ふくしまからはじめよう。◇◆

(福島再生プロジェクト推進室長 石井 宏和)

 

 東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故後、5年が経過しました。平成27年度も年度末になりました。ここでは、再生PJ推進室が担当するプロジェクトのこの一年の進捗状況をまとめます。

 

1)堀河町終末処理場

 福島市の堀河町終末処理場では平成26年8月末に場内に保管されていた放射性物質を含む汚泥の乾燥処理が終了し、その後、仮設乾燥施設の解体・撤去の検討を行ってきました。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/173-3.pdf

 

 

 

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≪ 4 国際戦略室からのお知らせ ≫

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◆◇『 〜 今、ベトナムが熱い 〜 』◇◆

(国際戦略室 今島 祥治)

 

 私がベトナム関係の業務に関与したのは昨年度からのことです。今回、昨年度と今年度の経験から、私が受けた衝撃やベトナムの状況について書きたいと思います。

 

衝撃その1:セプティックタンク

 発展途上国の汚水処理では当たり前のセプティックタンク。セプティックタンクとは、各家庭の地下に設置される水洗トイレなどからの汚水をタンクの中にしばらく溜めて、嫌気処理をして(=何もしないで)上澄みを流す施設です。曝気処理をしないので浄化槽とは根本的に違うものです。昨年度、ベトナム出張の際に通訳さんのお宅にお邪魔する機会がありました。そのお宅にも「家の床の下のどこかに」セプティックタンクが設置されているとのことですが、汚泥を引き抜く仕様になっていないようで、・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/173-4.pdf

 

 

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≪ 5 下水道よもやま話 ≫

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◆ ◇ビーチ・リゾートと下水道◇◆

(国際戦略室長 藤本 裕之)

 

 ホテルのプライベート・ビーチ。椰子の木陰のデッキチェア。ペーパーバックを枕元に置いて、うたた寝。タイのビーチ・リゾートでの光景です。20年程前、タイに住んでいた頃は、休暇になると、ビーチ・リゾートに行きました。バンコクの近くでは、パタヤ、チャアム。飛行機に乗って、シャム湾のサムイ島やアンダマン海のプーケット。プーケットから船でピピ島、プーケットから車でクラビー。タイのビーチ・リゾートはまだまだ限りなくありますので、私が行けたのは、ごく一部です。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/y/pdf/y152.pdf

 

 

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≪ 6 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(2月分) ≫

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日付 キーワード URL

2/11 北九州市 ベトナム 高度浄水処理 

http://mainichi.jp/articles/20160211/ddl/k40/010/477000c

2/13 汚水オゾン処理施設 スリランカ ヒューエンス開発 

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0234116.html

2/17 横浜ウォーター ベトナム国下水道計画・実施協力支援プロジェクト受託 

http://www.viet-jo.com/news/nikkei/160216030235.html

2/17 下水技術 アジアに紹介 政府補助金 

http://www.nikkei.com/article/DGKKASGF12H1F_W6A210C1PP8000/

 

(国際戦略室)

 

 

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≪ 7 関連団体からのお知らせ ≫

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◆◇土木学会より

  シンポジウム「臨床環境技術の基礎と社会実装」のご案内です。◇◆

 

↓詳細は下記をご覧下さい。

http://www.jsce.or.jp/committee/eec/events/fy2016/symposium.pdf

 

 

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≪ 8 編集後記 ≫

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今月号も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

東京の桜の開花予想は3月21日らしいですが、桜の木をみると蕾はまだまだかたそうで、21日には咲かないのでは・・・・

でも気温が上がると一気に開いてくるので、今週末の気温次第ですかね。

来週末あたり見頃になってくれると、テニス後に花見ができて個人的には嬉しいのですけど。

がんばれ!さくら

 

 

 

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