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技術開発

JS技術開発情報メールNo.175

                   

                               日本下水道事業団(JS)

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             JS技術開発情報メール

               2016.5.27 No.175

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆JS技術戦略部◇◆◇◆

 

いつも「JS技術開発情報メール」をお読み頂き、ありがとうございます。

GWも終わってしまい、次の祝日&連休は7月の「海の日」までなしです!

何の日でもいいから6月も祝日つくってくれないかなぁ(笑)

それでは今月号も最後までおつきあいくださいませ。

 

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≪ もくじ ≫

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『1』 はじめに

◆ご挨拶 (理事兼技術戦略部長 松浦 將行)

 

『2』 トピックス

◇国交省B-DASHプロジェクト「DHSシステムを用いた水量変動追従型水処理技術実証事業」の

  共同研究体発足式を開催しました  (技術開発企画課)

 

『3』 技術情報

◆よく見かける下水道用語  (技術開発企画課)

 

『4』 国際戦略室からのお知らせ

◇セルビア出張報告  (国際戦略室 山下 喬子)

 

『5』 下水道よもやま話

◆進化する散水ろ床法  (上席調査役兼技術開発企画課長 橋本 敏一)

 

『6』 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(4月分) (国際戦略室)

 

『7』 編集後記

 

 

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≪ 1 はじめに ≫

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◆◇ご挨拶◇◆

 

 熊本県を中心とした一連の地震発生から14日で1か月が経った。震度7の激しい揺れが立て続けに2度も発生するという異例の事態に加え、熊本県や大分県で起きた震度1以上の地震は1400回を超えるなど、これまでに前例のない事態となっている。

 

 4月14日の前震はマグニチュード6.5 、最大震度7、4月16日の本震はマグニチュード7.3 、最大震度7で活断層のずれによる直下型地震である。最大加速度は、1580ガル、周期0.4〜2秒で木造家屋に大きな被害が発生するなど、阪神淡路大震災と類似点が多い。木造家屋の倒壊、斜面の崩壊、地盤沈下、液状化が多く見られた。一方、下水道については、比較的被害の程度が大きくなく、液状化によるマンホールの浮上発生件数も少ない。

 

 交通インフラや農林水産業の経済損失は5千億円規模で、建物損壊は7万棟を超えている。また、避難所などで暮らす被災者はなお1万人以上に上っている。インフラ再建や仮設住宅の建設、生活支援などの早急な対応が必要な状況となっている。

 

 JSでは熊本地震の発災後、理事長を本部長とする災害対策本部を速やかに設置するとともに、翌日には熊本事務所から2名の職員を派遣し被害の状況把握を行った。また、16日の本震があった日の朝には西日本設計センターから4名、九州総合事務所から1名、計5名の職員が第一次派遣隊として現地調査を実施した。これまでに蓄積した技術、災害復旧経験を活かし、迅速に被災地の支援にあたっている。

 

 熊本県の益城町を始め嘉島町、大津町、阿蘇市、水俣市など5団体5処理場、2ポンプ場の災害復旧事業を支援しており、緊急点検や緊急調査など被害状況の現地確認、応急復旧工事及び本格的な復旧・復興へ向けた詳細調査や追加調査、災害査定設計書の作成などを進めている。

 

 これらの施設では、反応タンクからの漏水や汚泥処理設備の浸水、掻寄機の破損、配管の破損、管渠の破損、スカムスキマの変形、土壌脱臭床の損傷、建物の傾斜、などの被害状況が見られる。

 

 とりわけ、被害の大きかった益城町浄化センターでは、反応タンク全3系列の内、1,2系は漏水により処理能力が低下するとともに、汚泥処理機能が停止した。水処理施設の躯体破断により漏水し、被災前の処理能力は日量1万3160立方メートル、流入量は日量8000立方メートルであったが、被災直後の処理能力は日量4300立方メートルまで低下した。

 

 4月30日までに、仮設ポンプ設置や水処理施設の能力増強対策により処理能力を日量7500立方メートルまで回復させるとともに、移動脱水車や仮設脱水機を導入することにより当面の処理機能に支障を与えない能力まで回復させた。現在も、水道水給水再開による流入量増加に備えて、放流水質のモニタリング強化などの対応も行っている。

 

 今後の復旧方針としては、管廊部のエクスパンション破損部と1,2系反応槽のエクスパンション破損部は仮復旧せず本復旧工事とする。ポンプ棟の傾斜対策として地盤改良工により傾斜進行防止を行う。傾斜した汚泥処理棟については、試掘による杭頭調査を行い、建て替えを基本として復旧を検討する。水没した汚泥処理設備機器は撤去、保管、再据え付けを行う。

 

 このような方針により、7月上旬から応急復旧工事に着手し、順次段階的に処理能力を回復しつつ、本年度末にはすべての復旧工事を完了する予定である。

 

 JSでは、平成7年の阪神淡路大震災、平成16年の新潟県中越地震、平成23年の東日本大震災などの大震災において組織の総力を挙げて対応し、震災時におけるノウハウや技術力、マネジメント力などの災害対応能力を蓄積してきた。

 

 今回の熊本地震においても、これまでの経験と知見を活かすことができた。初動調査から応急復旧、地元県市町や国など関係機関との調整、詳細調査による本格復旧工事へ向けた対応など、JS職員が一丸となってそれぞれの役割を果たしている。

 この間、5市町のうち4市町については、昨年改正された日本下水道事業団法に基づき、緊急工事の実施を含む災害支援協定の締結を行った。

 今後とも引き続き、早期の復旧・復興へ向けて、全力で対応していきたいと思っている。

 

           理事兼技術戦略部長 松浦 將行

 

 

 

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≪  2 トピックス ≫

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◆◇国交省B-DASHプロジェクト

「DHSシステムを用いた水量変動追従型水処理技術実証事業」の共同研究体発足式を開催しました◇◆

 

 国土交通省が平成28年度に実施する下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)に採択された「DHSシステムを用いた水量変動追従型水処理技術実証事業」(JSが三機工業株式会社、東北大学、香川高等専門学校、高知工業高等専門学校、須崎市の6者と共同で応募)の共同研究体発足式が開催されました。

 

詳しくは記者発表資料をご覧下さい。↓

/kisya/h28pdf/280428kisya.pdf

 

                       (技術開発企画課)

 

 

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≪ 3 技術情報 ≫

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◆ ◇よく見かける下水道用語◇◆

 

「下水道IoT」

 

 IoT(Internet of Things)は、直訳して「モノのインターネット」と呼ばれています。

 JSでは、このIoTの活用が年々多様化する下水道の課題解決に効果を発揮すると考えており、先日、共同研究のテーマとして「下水道IoT(Internet of Things)導入に向けた調査研究」を公募したところです。

 最近、私たちの生活の中でも耳にするようになったワードですが、少しイメージしにくいという方もおられるかもしれません。そこで今回は、IoTと下水道におけるIoTの活用についてご説明します。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/175-1.pdf

 

(技術開発企画課)

 

 

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≪ 4 国際戦略室からのお知らせ ≫

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◆◇セルビア出張報告◇◆

                   (国際戦略室 山下 喬子)

 

 セルビアと聞くと、皆さんはどのようなイメージを浮かべますか?

 昨年度、JSは下水道事業支援センターとのJVとして国土交通省から委託を受け、「下水道革新的技術実証事業を対象とした海外展開方策検討業務」を実施しました。この業務は国土交通省が実施している下水道革新的技術実証研究(B-DASHプロジェクト)の海外展開を目指し、国内外での調査を行なったものです。その一環として、平成28年2月にセルビアを訪問し調査を行いました。今回は、その際の様子を少しだけご報告します。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/mb/pdf/175-2.pdf

 

 

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≪ 5 下水道よもやま話 ≫

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◆ ◇進化する散水ろ床法◇◆ 

          (上席調査役兼技術開発企画課長 橋本 敏一)

 

 散水ろ床法は、生物膜法の一つであり、円形池の中に砕石などのろ材を高さ1.5〜2m程度に充填し、ろ材の表面に下水を散布することにより、ろ材の表面に付着した生物膜と接触させ、下水を処理する方法です。散水ろ床法では、水と空気の温度差により、冬期は下から上向きに、夏期はその逆向きに、空気の自然対流が生じ、空気中から下水へと酸素が供給されます。散水ろ床法には、標準散水ろ床法と高速散水ろ床法がありますが、わが国では、散水負荷を高くすることにより、施設面積を縮減できることなどから、後者が採用されています。・・・・・

 

▼続きはHPで↓

/g/g5/g5m/y/pdf/y154.pdf

 

 

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≪ 6 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(4月分) ≫

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日付 キーワード URL

4/20 プノンペン 北九州市 水道 http://forbesjapan.com/articles/detail/11913

 

                         (国際戦略室)

 

 

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≪ 7 編集後記 ≫

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今月号も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

最近だんだんと暑くなってまいりましたが、衣替えはお済みでしょうか?暑くなってきたということは、梅雨もだんだんと近づいているという事ですね。梅雨の時期は洗濯物がなかなか乾かないので、散歩がてら近くのコインランドリーに行って気分転換しています。梅雨はじめじめして気分も落ち込みがちですが、気分転換できることを見つけて、乗り切っていきましょう!

 

 

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