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技術開発

JS技術開発情報メールNo.192

 

                               日本下水道事業団(JS)

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          JS技術開発情報メール       

           2017.10.27 No.192

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆JS技術戦略部◇◆◇◆

 

 いつも「JS技術開発情報メール」をお読み頂き、ありがとうございます。

 秋の長雨が続き気持ちが晴れない日が続きました。台風21号が日本を縦断し各地に災害をもたらしました。被災された地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 寒暖の差が激しく、急な寒さで風邪をひかれた方もいたのではないでしょうか。

体調管理には十分お気を付け下さい。

 それでは今月号も最後までおつきあいください。

 

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≪ もくじ ≫

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『1』 はじめに

◆「水素活用」   (技術戦略部長 日高 利美)

 

『2』トピックス

◇技術評価委員会を開催しました  (技術開発企画課)

 

『3』 技術情報 

◆よく見かける下水道用語  「汚泥の組成とメタン発酵性」  (資源エネルギー技術課)

 

『4』下水道よもやま話          

◇電力と下水道  (技術戦略部次長 白ア 亮)

 

『5』 国際戦略室からのお知らせ

◆国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(9月分)      (国際戦略室)

 

『6』 国際戦略室からのお知らせ

◇ISO/TC 275(汚泥の回収、再生利用、処理及び廃棄) ワークショップ聴講のご案内 (国際戦略室)

◆ベトナム通信 第5号

 

『7』福島からはじめよう  (福島再生プロジェクト推進室)

 

『8』 編集後記

 

 

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≪ 1 はじめに ≫

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◆◇「水素活用」◇◆

 本年度も上半期が終了し、今月からは年末・年度末にむけた業務にシフトしつつあると思います。前半は夏を思わせる暑い日、後半は年末を感じさせる寒い日と交錯しています。体調管理には十分な注意が必要です。

 次世代のエネルギーとして「水素」が注目されています。JSにおいても、汚泥消化ガスからの水素製造技術、海水(塩分)濃度差を利用した水素製造・活用技術の研究を行っています。水素(hydrogen)は、「水の素」という意味で、仏語の水(hydro)と素(gene)が語源です。水素を燃料として使う理由は、化石燃料は有限(?)ですが、水等から作れる水素は無限、燃焼したときの環境汚染がない(CO2は発生せず、出るのはH2Oのみ)、燃焼時のエネルギー放出量が大きいなどの特徴があります。一方、爆発の危険性や貯蔵技術等解決すべき課題も多くあります。

 

 水素を作るには、小学校の理科実験では希塩酸に亜鉛を入れて作っていましたが、これは実験室レベルです。実際の製造方法をいくつか紹介します。

 

◇石油など化石燃料から作る

 天然ガスや石油、石炭等の化石燃料から水素を取り出す方法で「短時間、大量、低コストで」製造できます。燃料を燃焼させ、高温下で水蒸気と反応させることで水素と一酸化炭素を含むガスが発生し(水蒸気改質という)、このガスから水素だけを取り出す方法です。しかしながら有限の化石燃料を原料としていることや、製造過程で温室効果ガスが発生するなどの課題があります。

 

◇水から作る   

 「水の電気分解」により水素と酸素を取り出す方法です。逆に、水素と酸素を反応させて電気を取り出すのが「燃料電池」です。原料の水はほぼ無限ですが、水を分解するには多くの電力を要することや、効率性などの課題が残ります。

 

◇バイオマスから作る

 森林資源や廃材等のバイオマスから作り出す方法で、製造原理は化石燃料と同じです。原料がバイオマスであることから、カーボン・ニュートラルです。

 

 製造した水素は、酸素と反応させて電気を作ります。これでモーターを回して走行するのが2014年に日本が世界に先駆けて市販した燃料電池車(FCV)です。欧州を中心にガソリン車の製造販売が中止されようとしていますが、これに変わるように電気自動車(EV)が登場し、1回の充電での走行距離も伸び、EVステーションも2万基近く設置されています。FCVはEVより更に効率や環境特性に優れていることから、早期の開発や水素ステーション等環境整備が望まれるところです。

 ガソリン車等内燃車が、EVやFCV等電気自動車に変わると、部品点数が車1台当たり約10万点から5万点程に半減し、自動車産業の構造改革をもたらすといいます。また近い将来、自動車も洗濯機同様「家電製品」と呼ばれる時が来ると言われています。今後そのキーは「水素」の製造・活用技術の更なる進展と思われます。来るべき水素社会に向け、下水道分野からもアプローチを続けていきたいと思います。

 

(技術戦略部長 日高 利美)

 

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≪ 2 トピックス ≫

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◆◇技術評価委員会を開催しました◇◆

 

 10月12日(木)に第76回技術評価委員会を日本下水道事業団本社にて開催しました。

 委員会では、技術開発基本計画の策定について報告するとともに、本委員会運営要領の改正、技術開発基本計画における開発課題別実施計画などについて審議を行いました。

 

▼関連サイト↓技術評価委員会

https://www.jswa.go.jp/g/g4/g4g/giinkai.html

 

(技術開発企画課)

 

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≪ 3 技術情報  ≫

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◆◇よく見かける下水道用語◇◆ 

 

「汚泥の組成とメタン発酵性」

 

 平成27年度の下水道法改正によって、発生汚泥の燃料化、肥料化への努力義務が課せられることとなりました。肥料化利用については、メルマガ186号(2017年4月)にもあるとおりです。では、有効利用としてメタン発酵、バイオガス発電を行う場合には、どのような汚泥が向いているのでしょうか・・・・・・

 

▼続きはHPで↓

https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/mb/pdf/192-1.pdf

 

(資源エネルギー技術課)

 

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≪ 4 下水道よもやま話  ≫

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◆◇電力と下水道◇◆ 

 

 最近制度的な動きが大きい電気(電力)と下水道の関係について、これまでの経験等をふまえ、雑感を記してみます。

 まず、2012年7月からスタートしたのが「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」(以下、「固定価格買取制度」)です。資源エネルギー庁のパンフレットでは、「再生可能エネルギー」は、エネルギーの9割以上を海外からの輸入に頼っている日本におけるエネルギーの自給率の向上、技術を活かした新たな産業の創出、温室効果ガスである二酸化炭素の排出抑制などのベネフィットを有するとされています。下水道分野では・・・・・・

 

▼続きはHPで↓

https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/y/pdf/y171.pdf

 

 (技術戦略部次長 白ア 亮)

 

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≪ 5 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(9月分)≫

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日付 キーワード URL 

 

9/11 JICA ドンナイ省ビエンホア市 円借款 247億円

 http://www.viet-jo.com/news/nikkei/170901174727.html

 

9/14 フランス 泳げるセーヌ 水泳競技予定で

 https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20170914/k00/00e/050/256000c

 

9/18 国連 水と災害に関する特別会合 

 http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/170918/cpc1709180500001-n1.htm

 

(国際戦略室)

 

 

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≪ 6 国際戦略室からのお知らせ ≫

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◆◇ISO/TC 275(汚泥の回収、再生利用、処理及び廃棄)ワークショップ聴講のご案内◇◆ 

 

 ISO/TC 275は「汚泥の回収、再生利用、処理及び廃棄」にかかわる国際規格の作成を目指して活動している専門委員会で、日本は、7つの作業部会(ワーキンググループ:WG)のうち、特にWG 5(熱操作)とWG 7(無機物及び栄養塩類の回収)の活動に注力して参加しています。

 このたび、第5回全体会議が11月に日本(横浜市)で開催されることになりました。全体会議では・・・・・・

 

▼続きはHPで↓

https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/mb/pdf/192-2.pdf

 

 

◆◇ベトナム通信 第5号◇◆ 

 

 JICA専門家(ベトナム:下水道計画・実施能力強化支援技術協力プロジェクトビジネスプラン策定支援)若林です。

 今回は、TOR(業務仕様書)の作成とチャンアン観光について報告いたします。

1.TOR(業務仕様書)の作成について

 みなさんはTORという言葉をお聞きになったことはありますでしょうか?

 TORとは、Terms of Referenceの略で、委託条件書や業務仕様書の事を意味します。

今回はコンサルタント等に業務を委託する場合に候補のコンサルタントに示される業務内容等について記載している文書のことを指します。

 本プロジェクトの・・・・・・

 

▼続きはHPで↓

https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/mb/pdf/192-3.pdf

 

(国際戦略室)

 

                        

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≪ 7 福島からはじめよう  ≫

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 福島再生プロジェクト推進室の今年度の3つのプロジェクトの一つ、福島市堀河町終末処理場の周辺は「マンホール蓋」の宝庫です。現場に行った時に、周辺を歩くことが多いのですが、その際に出会ったマンホール蓋を紹介します・・・・・・

 

▼続きはHPで↓

https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/mb/pdf/192-4.pdf

 

(福島再生プロジェクト推進室)

 

 

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≪ 8 編集後記  ≫

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 今月号も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 最近は梅雨でもないのに雨の日が多いですね。洗濯物を外に干せるタイミングが無いか、天気予報をこまめにチェックしてしまいます。秋晴れが恋しい。。。

 

 

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