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技術開発

JS技術開発情報メールNo.209

 

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          JS技術開発情報メール       

           2019.3.27 No.209

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆JS技術戦略部◇◆◇◆

 

 いつも「JS技術開発情報メール」をお読み頂き、ありがとうございます。

 3月もあとわずかとなりました。皆様お忙しくお過ごしの事と思います。

 事故なく、けがなく、健康に今年度を締めくくりましょう!!

 それでは今月号も最後までお付き合いください。

 

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≪ もくじ ≫

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『1』 はじめに

◆「イスラマバード出張報告」 (技術戦略部長 細川 顕仁)

 

『2』トピックス

◇技術評価委員会を開催しました

◆JS 新技術T類に2技術を選定、1技術を変更しました (技術開発企画課)

 

『3』 技術情報 

◇よく見かける下水道用語 「力率」  (技術基準課)

 

『4』 下水道よもやま話          

◆ICT活用と情報管理 (技術戦略部次長 山下 洋正)

 

『5』 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(2月分)  (国際戦略室)

 

『6』 国際戦略室からのお知らせ

◇ミャンマー連邦共和国出張報告と今年度最後のメルマガに寄せて  (国際戦略室)

 

『7』 編集後記

 

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≪ 1 はじめに ≫

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◆◇「イスラマバード出張報告」◇◆

 

 お陰様でこのメルマガ掲載も今号で12回、丸1年となりました。勝手なつぶやきにお付き合いいただきありがとうございます。今回は2月20日〜23日(機中泊含む)にパキスタン・イスラム共和国の首都イスラマバードへ出張する機会がありましたので、その時のことを紹介させていただきます(この翌週の印パ衝突ニュースには驚愕しました)。

 

 まず何のために、そして何故私が行くことになったか?を簡潔に言いますと、「偶然が重なった結果」です。事の発端は、現在インドネシアにJICA専門家として派遣されている国交省のJ・Tさんへのユネスコ・ジャカルタ事務所の方からの相談。パキスタンにおいてユネスコとJICAが支援しているプロジェクトの一環で、水関連の災害軽減に関する国際ワークショップを開催するのだが、内水対策の観点から下水道分野から1名派遣してもらえないかというもの。J・Tさんから国内各機関に打診したらしいのですが、行ける人が誰もいなくて、またJSも国際戦略室の職員がその前後に海外出張が入っていて出せないということで、急遽私に話が来たのでした。特に重要な予定も入っていなかったので、「いいですよ!」と軽い気持ちで即答したのですが、後でちょっとだけ後悔しました。それは、思ったより準備・手続きに手間がかかったことと、何より現地での自由行動が全くとれなかった点です。出張なので行動の制限は致し方ないのですが、こんなに拘束されるとは・・・宿はワークショップが行われる大学(NUST:National University of Science & Technology)のゲストハウスで、移動は主催者の手配した車。食事も全て主催者側が用意。これだけ見るといい待遇のように思えるかも知れませんが、大学内に2日間缶詰め状態ということです。何故か?それは、招待してくれたユネスコの方からのこんなメッセージから想像できました:“Accommodation will be provided in NUST hostel (on NUST campus in Islamabad which is a high security zone as NUST is a university under the ministry of defence).”

 

 ある程度の想像はしていましたが、想像以上でした。何が?って治安ですよ、治安の状態。20年前ジャカルタに住んでいた時もアパートや銀行などは銃を持った軍服の人に守られていたのですが、比較にならなかったですね。こんなに機関銃を間近にしかも沢山目にしたのは初めてでした。さすがに大学内にはいないのですが、空港との往復以外にシャバへ出た2度の機会、初日の夕食会出席時と現地通貨で渡された航空機代の米ドルへの両替時に数多く目撃しました。機関銃を肩からぶら下げた人達を!夕食会の会場は10年前に50人以上の方が犠牲になった爆破テロの起こったホテルでしたが、ホテル内部に入るまでに2度のチェックを受けましたし、両替の時は建物の内外で機関銃を持った人達に守られました。この機関銃ですが、軍服や警官の制服を着ている人達だけではなく、シャツにジーパンという(しかも汚い)服装の、どうみても民間人に持たれていたことで不安感が一層煽られました(車中から街並みや歩行者を見ていると普通で、そんなに危険な香りはしないのですが・・・)。また街中での写真撮影が禁止されている(らしい)ことでも緊張感が高まりました(ドキドキしながら車中より何枚かは写真を撮りましたが)。

 

 ここまでややネガティブなことを紹介してきましたが、いい面もありました。まず、パキスタンは親日国で、人々は穏やかで親切という印象(イケメンや美女も多かったですね)。NUSTの方々等私が接した人達には本当に良くしていただきました。また、イスラマバードは気候も良く、噂通り綺麗に計画された都市でした。それから、食事もまあ美味しかったですね。驚いたのがスィーツの充実ぶり。種類豊富で、とにかく甘い。見た目これがスィーツ?というのも多々ありました。“Hot Gulab Jamun”と“ Zarda”。この2つは特にinteresting!でしたので、気になる方は検索してみて下さい。肝心のワークショップのは?・・・JICA研修講師を除けば久しぶりの英語での講演でしたので、若干緊張しましたが、(日本語の講演同様)適当にこなすことができ、国際ワークショップの雰囲気も楽しむことができました。色んな意味でいい経験値が得られた中身の濃い出張で、この話を持ってきてくれたユネスコの方、そしてJ・Tさんに今では感謝しております。

 

 今年度1年間、本メルマガのご愛読ありがとうございました。JSは来年度の人事異動の内示が既に出ており、技術戦略部職員も3割程度が異動する予定です。新体制でのJS技術戦略部の活動、そしてこのメルマガにどうぞご期待ください!

 

 (技術戦略部長 細川 顕仁)

 

 

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≪ 2 トピックス ≫

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◆◇技術評価委員会を開催しました◇◆

 3月26日(火)に第79回技術評価委員会を日本下水道事業団本社にて開催しました。

 委員会では平成30年度試験研究の実施状況について、および技術評価の実施対象について審議を行いました 。

 

◆◇JS 新技術T類に2技術を選定、1技術を変更しました◇◆

 日本下水道事業団(JS)では、地方公共団体の多様なニーズに応える新たな技術を積極的に下水道事

業へ活用する観点から、受託建設事業に新技術を円滑に導入することを目的として、『新技術導入制度』

を運用しています。 この度、本制度により、新たに下記の2技術を新技術I 類に選定したほか、1 技術

の変更をいたしました。 JS は、今後も最適かつ信頼性の高い、低コストな技術の開発・実用化を図って参ります。

 

【平成31 年2 月13 日 新技術I 類選定】

技術名:多段最適燃焼制御付気泡流動炉

開発者:JS、三菱重工環境・化学エンジニアリング (株)

概  要:多段最適燃焼制御付気泡流動炉は、最適燃焼制御を用いた空気量・補助燃料の同時最適化運転による電力削減効果および燃費削減効果に加え、多段燃焼によるN2O 削減効果を創出可能な気泡流動炉で、従来の気泡流動炉と比較して温室効果ガス排出量の低減が可能です。本技術は、新設および更新案件への適用に加え、既設設備の改良案件への適用も可能です。

 

【平成31 年2 月13 日 新技術I 類選定】

技術名:二段燃焼式旋回流動炉

開発者:JS、水ing エンジニアリング (株)

概  要:流動床部での燃焼効率が高いという特徴を有する旋回流動炉に、流動空気の一部をフリーボード部に直接供給する二段燃焼技術、流動空気全体の低空気比化、およびこれらの最適化制御を適用することで、温室効果ガス(N2O)排出量の削減や、燃費・電力量削減による省エネルギー化、および運転管理の省力化を可能とした技術です。

 

【平成31 年2 月13 日 新技術I 類変更】

技術名:全速全水位型横軸水中ポンプ

開発者:JS、(株)石垣

概  要:従来よりも低水位での雨水排水が可能な横軸水中ポンプです。水位によらず常時全速で運転を行うため、水路内水位を低く抑えて豪雨等による溢水対策に効果を発揮するとともに、起動/停止の繰り返しを減らし、電気設備への負荷を軽減します。

今回の変更では、揚程の上限を 5.0mから9.0mに変更して性能を向上させたことにより、ポンプゲート型以外の雨水ポンプ場への適用領域拡大が図れます。

 

▼詳しくは記者発表資料をご覧ください

https://www.jswa.go.jp/kisya/h30pdf/190312kisya.pdf

 

(技術開発企画課)

 

 

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≪ 3 技術情報  ≫

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◆◇よく見かける下水道用語◇◆ 

 

「力率」

 

 下水処理場・ポンプ場の消費エネルギーの大半は、電力が占めていることから、省電力化・省エネルギー化が求められており、JSでは No.208号◇よく見かける下水道用語◇に掲載しておりますように省エネルギー技術の開発を目指しております。

 さて、省電力化⇒電力料金削減において、従来の技術で、受変電設備の力率改善設備(進相コンデンサ)があります。力率改善が、電気料金削減に繋がる理由として、高圧受電の例になりますが、電力会社で受電端に設置する電力量計で計測する力率(遅れ)が、85%を上回る場合は、その上回る1%につき、基本料金を1%割引し、85%を下回る場合は、その下回る1%につき、基本料金を1%割増しされます(基本料金単価(税込)×契約電力×(185−力率)/100)。なお、計測された力率は、電力会社より送付される「電気ご使用量お知らせ」に記載されております。

 力率は・・・・・

 

▼続きはHPで↓

https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/mb/pdf/209-1.pdf

 

(技術基準課)

 

 

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≪ 4 下水道よもやま話  ≫

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◆◇ICT活用と情報管理◇◆ 

 

 進学の季節となり、学生にスマホを初めて買い与える機会を迎えられる方も多いのではないでしょうか。フィルタリングサービスへの加入が義務付けられ、保護者がきちんと管理するのは良いことですが、実際にはどのアプリ・サービスへのアクセスを許可するかの判断に加え、設定の変更ごとにパスワードが求められるなど、何かと面倒な部分もあります。

  また、SNSだけでなくあらゆるサービス利用が個人情報の提供を伴い、社会人になる前から、プラットフォーム企業が牛耳る社会に否応なく組み込まれていくさまは、空恐ろしい感すらあります。

 近年、下水道でもICT活用が推進されており・・・・・

 

▼続きはHPで↓

https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/y/pdf/y188.pdf

 

(技術戦略部次長 山下 洋正)

 

 

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≪ 5 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(2月分)≫

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日時 キーワード URL

 

2/10 中国 マンホール 爆発

https://www.recordchina.co.jp/b686519-s0-c30-d0142.html

 

2/12 浜松 上水道 コンセッション凍結 

https://hre-net.com/keizai/fm/35834/

 

2/21 日立 日立キャピタル モルディブ RO 

https://jp.acrofan.com/detail.php?number=76692

 

2/22 インドネシア エーエスジェイ 浄水器設置 

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190222_12004.html

 

2/25 オリックス 東レ 江西省 水事業合弁

https://www.nna.jp/news/show/1872782

 

(国際戦略室)

 

 

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≪ 6 国際戦略室からのお知らせ ≫

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◆◇ミャンマー連邦共和国出張報告と今年度最後のメルマガに寄せて◇◆ 

 

 日本では全国の下水道整備率78.7%(汚水処理人口普及率は90.9%)です(平成29年度末時点)。では、東南アジア地域の国々の汚水処理人口普及率をご存知でしょうか。

 カンボジア、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、ベトナムなど、東南アジアの国々は、下水道普及率は、まだまだ低い状況です。

 国連サミットでは、2016年から2030年の間に達成する17の目標、169のターゲット(SDGs)を採択しており、その中に「未処理汚水の半減」というターゲットが含まれています。しかしながら、汚水処理のノウハウが十分に蓄積されていない各国が独自に汚水処理を整備していくのは大変なことです。

 そこで、国土交通省と環境省は・・・・・

 

▼続きはHPで↓

https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/mb/pdf/209-2.pdf

 

(国際戦略室)

                         

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≪ 7 編集後記  ≫

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 今月号も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 メルマガの編集作業をしていると1年があっという間に過ぎてしまいます。

 今年度もたくさんの方々にご執筆頂き、無事に最後の3月号が配信出来ますこと感謝申し上げます。

 そして読者の皆様があってのメルマガでございます。次年度も引き続きお役に立つ情報発信に努めてまいりますので、

 ご愛読下さいますようよろしくお願い申し上げます。

 

 

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JS技術開発情報メール

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