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JS技術開発情報メール
2020.4.24 No.222
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆JS技術戦略部◇◆◇◆
いつも「JS技術開発情報メール」をお読み頂き、ありがとうございます。
令和2年度がはじまりました。初のメルマガ配信となります。
引き続き下水道に関するホットで役立つ話題をお届けしてまいりますので、
ご愛読のほどよろしくお願いいたします。
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≪ もくじ ≫
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『1』 はじめに
◆「新任ご挨拶」 (技術戦略部長 橋本 敏一)
『2』トピックス
◇技術戦略部 各課課長ご挨拶
◆「アンモニア計を利用した送風量制御技術の評価」が答申 (技術開発企画課)
『3』 技術情報
◇よく見かける下水道用語 「下水処理場における電力エネルギー自給率」(資源エネルギー技術課)
『4』下水道よもやま話
◆水処理技術の略称たち(技術開発企画課長 糸川 浩紀)
『5』国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(3月分)(国際戦略室)
『6』 国際戦略室からのお知らせ
◇令和2年度 JS国際戦略室のご紹介(国際戦略室)
『7』 編集後記
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≪ 1 はじめに ≫
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◆◇「新任ご挨拶」◇◆
4月1日付けで技術戦略部長を拝命しました橋本です。昨年度は、技術戦略部次長兼技術開発企画課長として、本メルマガの編集を担当させて頂くとともに、下水道よもやま話にも登場させて頂いておりましたが、改めましてよろしくお願いいたします。
先月号の本コーナーにおいて、前任の細川理事より『全くもって「新しい」人間とは言えません』とご紹介頂いたところではありますが、心機一転、自己紹介から始めさせて頂きたいと思います。
私は、平成元年4月にJS職員として採用された後、初めの10年間は、下水道計画策定や下水処理場の設計・施工管理などの業務に携わり、東京・福島・大阪で勤務いたしました。その後、一昨年度に国土交通省国土技術政策総合研究所に出向させて頂いた1年間を除き、現在の技術戦略部とその前身である技術開発部および品質管理センターに計20年間在籍し、技術基準業務(主として土木基準類の作成)に3年、試験研究業務(主として水処理技術の研究開発)に17年、携わらせて頂きました。この間、JS内外で多くの貴重な出会いがあり、様々な貴重な経験をさせて頂くことができました。JS人生の3分の2を占める技術戦略業務に係る自身の経験を最大に発揮するとともに、これまでのやり方や考え方にこだわらない柔軟な発想をもって、次の10年、20年のJS技術戦略の礎を築いて参る所存です。
さて、本年度は、JS全体としては「第5次中期経営計画」の4ヶ年度目、技術戦略部としては「JS技術開発基本計画(4次計画)」と「基礎・固有調査研究の中期計画」の4ヶ年度目にあたります。本年度は、計画期間が残すところ2年となり、期末までに所期の成果を得て、その成果を皆様に還元できるように、様々な取組みを加速させ、着実に最終目標に近づけるともに、次期の計画策定に向けた準備をスタートさせる、重要な1年です。
現在、新型コロナウイルス感染症対策のため、原則テレワークによる在宅勤務を行っており、新年度早々、絶好のスタートとは言い難いのが実状ですが、技術戦略部一同一丸となって、この困難を乗り越え、成果を出して参ります。今後も引き続き、JS技術戦略部の取り組みにご理解・ご協力を頂きますとともに、その成果にご期待ください。
最後になりましたが、先月号まで細川理事による本コーナーを楽しみにしていらっしゃった読者の皆さまに朗報です。本コーナーは本年度より、細川理事と私が隔月で担当いたします。次号は細川理事のご担当です。乞うご期待!
(技術戦略部長 橋本 敏一)
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≪ 2 トピックス ≫
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◆◇技術戦略部 各課課長ご挨拶◇◆
◆技術開発企画課
4月1日付けで技術開発企画課長となりました糸川です。前月までは同課の課長代理でした。JS歴21年強の水質職ですが、うち19年は技術開発に携わってきた生粋のR&D人間です(それしかできないという話も…)。
「技術開発企画課」という名称が解り難いですが、「技術開発の企画」ではなく、「技術開発と企画」です。水処理、防食、ICT/AI等に関する試験研究/技術開発に加えて、JS新技術導入制度の運用や技術開発実験センターの管理・運用等、技術戦略部全体のマネジメントの一部も担っています。
本年度は、「JS技術開発基本計画(4次計画)」と「基礎・固有調査研究の中期計画」という両5ヶ年度計画の4年目に当り、最終的な成果やその後の展開をより具体化しながら各テーマを進めていきます。また、技術開発実験センターでは実験棟を建設しており、新たな水処理/制御技術のプラント実験を始める予定です。目先だけでなく「その先」を見据えた試験研究/技術開発を進めていきます。
(技術開発企画課長 糸川 浩紀)
◆技術基準課
技術基準課長は、2年目となりました若尾と申します。どうぞよろしくお願いいたします。当課では、下水道施設の計画、設計、積算、工事に関するJS内の技術基準類の作成取りまとめ業務を行っています。
今年度の個人目標は、担当として2年目となるBIM/CIMを設計、工事に少しでも普及させることです。
メルマガをご愛読いただいている皆様方や下水道事業に少しでも貢献できるよう業務を行っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
(技術基準課長 若尾 正光)
◆資源エネルギー技術課
昨年度に引き続き、資源エネルギー技術課長を務めます桑嶋です。資源エネルギー技術課で
は、濃縮・消化・脱水・焼却等にかかる汚泥処理技術や、下水に含まれるバイオマス、リン、下水熱等の資源・エネルギー有効活用にかかる技術の試験研究を担当しています。
低炭素化等の社会的なニーズに応えるため、これらの技術は個別設備での導入は勿論、近年、
各地域で検討が進められている広域化・共同化事業における効率的な汚泥・地域バイオマス利用等でも導入が期待されるところであります。JSの基礎・固有調査研究や民間企業との共同研究等の実施を通し、資源エネルギー関係の技術開発・実用化に向け、微力ながら努めてまいります。
本年度もよろしくお願いします。
(資源エネルギー技術課長 桑嶋 知哉)
◆◇「アンモニア計を利用した送風量制御技術の評価」が答申◇◆
「アンモニア計を利用した送風量制御技術の評価」が、4月13日にJS技術評価委員会の古米弘明会長(東京大学大学院教授)からJS理事長へ答申されました。
本技術評価は、平成31年3月にJS理事長より技術評価委員会へ諮問され、「アンモニア計を利用した送風量制御技術専門委員会」(委員長:長岡裕 東京都市大学教授)における3回の審議の後、3月26日に開催された第81回技術評価委員会にて最終審議が行なわれたものです。
↓詳細はこちら(記者発表資料)
https://www.jswa.go.jp/kisya/r02pdf/200416kisya.pdf
(技術開発企画課)
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≪ 3 技術情報 ≫
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◆◇よく見かける下水道用語◇◆
「下水処理場における電力エネルギー自給率」
最新の下水道統計(H29)によれば、全国の下水道施設における電力消費量は7,554百万kWh/年で我が国の全電力消費量の0.83%を占めています。下水道施設は地方自治体が管理運営する事業の中では最も電力を消費する施設の一つとなっています。
一方、下水処理場にはBODやSSという形で毎日大量のバイオマスが集まってきています。従来は、これを汚濁物質(汚泥)ととらえ、極力低コストで分離回収・安定化処理し、速やかに系外に搬出処分するものとして扱われてきましたが、近年は地球温暖化問題や循環型社会形成の面から、化石資源に代わる貴重な再生可能バイオマス資源とみなされるようになってきました。
バイオマスをエネルギー資源に転換する方式としては・・・
▼続きはHPで↓
https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/mb/pdf04/222-1.pdf
(資源エネルギー技術課)
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≪ 4 下水道よもやま話 ≫
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◆◇水処理技術の略称たち◇◆
世間ではコロナウイルスの話題で持ちきりですが、皆さん食傷気味でしょうから、全然関係のない話をします。
「既設のCASをBNRへアップグレードするために、MLE型のMBR、MABR、MBBRの比較検討を行なった。」
…何のこっちゃ、という感じですが、英語にすると海外では普通に通じます(たぶん)。という訳で、今回は主として水処理技術の略記/略称に関する話です。
某政治家のカタカナ語多用が世間を賑わせたりと、日本では横文字やアルファベットの略語の使用が必ずしも好意的に受け取られない面がありますが、技術系の文章においては比較的使用頻度が高いと感じます。もちろん正確な定義の下で、というのが前提ですが、なんせ、長ったらしいテクニカルターム(←これもカタカナ語)が多いので。下水道界でも同様で、・・・
▼続きはHPで↓
https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/y/pdf2/y201.pdf
(技術開発企画課長 糸川 浩紀)
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≪ 5 国・公共団体・企業の主に海外の水関連の動き(3月分) ≫
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日付 キーワード URL | |
3月18日 | MBR市場 APAC牽引 |
https://www.excite.co.jp/news/article/Dreamnews_0000211988/ | |
3月27日 | 円借款 ジャカルタ下水道整備計画(第1区)洪水制御セクター・ローン(フェーズ2) |
http://www.jpubb.com/press/2357074/ |
(国際戦略室)
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≪ 6 国際戦略室からのお知らせ ≫
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◆◇令和2年度 JS国際戦略室のご紹介◇◆
1.はじめに
平成23年4月、JSの国際展開の役割を担うため「国際室」が発足しました。その後、平成27年4月に「国際戦略室」に改称し、早いもので10年目に突入しました。今年度初めのメルマガでは、国際戦略室の業務やメンバーをご紹介します。
2.国際戦略室の業務
JSはこれまで、専門家派遣、研修などを行うとともに、我が国技術の海外展開を促進するために国際標準化や海外向け技術確認などを実施してきました。今後、「海外社会資本事業への我が国事業者の参入の促進に関する法律(海外インフラ展開法)」に基づいて、・・・
▼続きはHPで↓
https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/mb/pdf04/222-2.pdf
(国際戦略室)
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≪ 7 編集後記 ≫
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ここのところ在宅勤務等でご自宅にてお仕事をされている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?私もしかりで、会社通勤を懐かしく思う今日この頃です。
「Stay Home」。今私にできることは、医療に従事されている方々に感謝し、心穏やかに、根気強く在宅勤務を続けることだと思っています。
皆様も様々な形でお仕事をされていると思いますが、心身ともにお気をつけて、毎日をお過ごしください。
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JS技術開発情報メール
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