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技術開発

JS技術開発情報メールNo.261

 

■◇■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ JS技術開発室 ━━
【JS技術開発情報メール】  No.261 2023.7.25
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いつも「JS技術開発情報メール」をお読みいただきありがとうございます。
今年の夏の気温は全国的に平年より高く、暑い夏なるとのことですが、すでに7月中旬
からの熱波のような暑さに負けそうです…。熱中症対策を万全に過ごしましょう!
それではメルマガ7月号をお送りします。
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【 もくじ 】

『1』はじめに
 ◆ データ・リテラシーを鍛えなくちゃ(DX戦略、技術開発及び西日本担当理事 細川顕仁)

『2』トピックス
 ◆ 第60 回下水道研究発表会で研究成果を発表します(技術開発室)

  『3』技術情報 よく見かける下水道用語
 ◆ 汚泥乾燥(技術開発室)

『4』国際戦略室からのお知らせ
 ◆ モンゴル出張報告(静岡県草の根事業支援 2023年度 第1回目)(国際戦略室)

『5』編集後記

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【1】はじめに
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「データ・リテラシーを鍛えなくちゃ」

 暑中お見舞い申し上げます。いや〜ホント暑い日が続きますね。ところで、ちょっと前に、スイスに拠点を置くビジネススクールが発表した世界競争力ランキング2023で、日本が過去最低の35位になったというニュースが流れていましたが、皆さんはどう感じられたでしょうか。35位という順位もそうですが、アジア太平地域内14ヶ国の中で下から4番目という評価結果に衝撃を受けました。ということで、今回は日本の国際競争力をいかに上げるかという話・・・ではなくて、データ、情報の見方についてのお話。

 実は私、○○ランキングってのを見るのが大好きです。インターネットで何とかランキングという見出しがあると直ぐ見てしまいます。ある本によると、日本人はランキングが好きな国民とのことで、その歴史は江戸時代の大相撲の番付表にさかのぼることができるそうです。この大相撲の番付表を参考に、江戸時代には温泉名所や歌舞伎役者、落語家などの番付表も作成されていたとも。そんな時代から二百年以上経ち、インターネットの登場によって調査が容易になったこともあってか、世は多種多様なランキングで溢れかえっています。これらランキングを眺める時、皆さんはそれらが誰によってどうやって決定されたものなかを確かめていますか?私はというと、最初に記述しているように、誰が調べ発表したのかは確かめますが、その算定根拠、基となったデータ等までは確認していませんでした。

 ランキング以外でも、何かを客観的(っぽく)評価した情報や数値、データ類は今や否が応でも目に飛び込んできます。ものによってはTVの報道番組やニュース等で繰り返し取り上げられたりもしますが、こういった情報などはそのまま鵜呑みにしていいものでしょうか。もちろん正しいものも沢山あると思いますが、そうではない怪しいものや、見方を変えれば解釈が変わってくるようなものも少なからず紛れ込んでいることでしょう。このように情報過多社会に生きる私たちにとって、データ・リテラシーを身につけ、それを鍛えていくことはとても重要だと思います。データ・リテラシーとは、『データの罠』から逃れる術とでも言えるもので、データ等を表面的なものだけで判断せず、それらがどのように導き出されたものなのかをしっかり読み解く能力のこと。最近読んだ本によりますと、このデータ・リテラシーを鍛えるための第一歩は、常に比較の視点を持つこととのことです。そしてその視点は「タテ・ヨコ・ナナメ」と色々な方向から。それから一番大切なことは、基本に立ち返ること。基本とは、データの定義、出所、算出方法が明示されているかどうか、アンケート調査の場合は無作為抽出かそうでないかの確認。その他、データ・リテラシーを鍛える方法が幾つか紹介されていましたが、少なくともここで紹介したことは常に意識して情報を眺め、大きな罠に引っかからないようにしないといけないですね。

 丁度この原稿を書いていた日、大阪のとある市長さんがJSを訪ねて来られました。私どもとお話している中で、偶然にも市長さんから今回取り上げた話題に関連するご発言がありましたので最後に紹介させていただきます。それは、「全国市町村ランキングの類はけしからん!ああいうのが分断を招いているんだ」というもの。雑談の流れの中でこのご発言があったのですが、ここだけを切り取ってそれをどうこう申し上げる気はありません。ただそれを聞いて、ランキングやその他の一見分かりやすい情報に人々は結構な影響を受けていて、それが間接的であれ行政などにも影響を及ぼす可能性があるんだなということを改めて感じ、データ・リテラシーを鍛えていかなくちゃと益々強く思った次第でございます。

 そういえば、若い頃、JSプロパー○持ち番付を作成して仲間内で楽しんでいたことを思い出しました。この番付など何の根拠もなく、ただ日頃の暮らしっぷり(推定年収とケチさ度合い)から勝手に想像してランク付けをするというとんでもないものでしたが、それをご覧になった人々からは高い評価をいただいていました。あの時の上位の方々は今どうされているのかな?早々にリタイアされた方が多かったけど、悠々自適の生活なんだろうな。ええなぁ・・・いやいや、まだまだこれから先も真面目にせっせと働かねば!但し、出しゃばりすぎず、後輩、若い人たちの邪魔にならないよう気をつけながら・・・なんて考えている、暦が還った初めての夏でした。では次回、9月号でお会いしましょう!

(DX戦略、技術開発及び西日本担当理事 細川顕仁)
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【2】トピックス
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「第60 回下水道研究発表会で研究成果を発表します」

 第 60 回下水道研究発表会が 8 月 1 日(火)〜3 日(木)に下水道展と併催されます。
JS からは 13 名の職員が以下の通り研究成果の発表、実務・事例報告の発表を行いますので、是非ご聴講ください。(会場:札幌コンベンションセンター)

【令和5年8月1日(火)】午後の部
  第1会場(中ホール1)13:00〜15:10
  ・茂木 志生乃(N-9-9-2)
   「アナモックス反応を組込んだ新たな下水処理プロセスの処理条件の検討」
  第4会場(107会議室)13:00〜14:55
  ・山本 哲雄(N-6-2-2)
   「日本下水道事業団が取り組む建設DX について(1)」
  ・奥泉 佳之(N-6-2-3)
   「日本下水道事業団が取り組む建設DX について(2)〜遠隔臨場〜」
  第4会場(107会議室)15:20〜16:45
  ・高崎 紀美子(N-6-1-1)
   「し尿等受入施設におけるし尿等の下水道施設への受入方法について」
  第6会場(204会議室)13:00〜15:10
  ・福井 智大(N-9-1-1)
   「省エネの見地から見たオキシデーションディッチ法の運転実態」
  ・栗田  毅(N-9-1-2)
   「汚泥返送比設定変更に関する一考察」
  ・山本 明広(N-9-1-7)
   「AI による曝気風量制御における教師データに対する出力特性」

【令和5年8月2日(水)】午前の部
  第1会場(中ホール1)10:00〜12:10
  ・小柴 卓也(N-10-2-1)
   「嫌気性消化施設の運転管理に関するアンケート調査」
  ・久保 裕志(N-10-2-2)
   「矢作川浄化センターにおける鋼板製消化槽の発泡によるスカムの蓄積とその対策」

【令和5年8月2日(水)】午後の部
  第2会場(中ホール2)13:00〜14:55
  ・熨コ 和典(N-1-1-3)
   「研修のオンライン化、オンデマンド化の取り組みについて」
  第2会場(中ホール2)15:20〜17:15
  ・田川  駿(N-1-2-6)
   「経営戦略改定における日本下水道事業団の支援について」
  第6会場(204会議室)15:20〜17:00
  ・山森 隼人(N-9-4-6)
   「OD 法実施設での二点DO 制御システムのフォローアップ調査」

【令和5年8月3日(木)】午後の部
  第7会場(206会議室)13:00〜14:55
  ・村岡 正季(N-4-1-6)
   「下水道分野のカーボンニュートラル実現に向けた案件形成支援」

▼第 60 回下水道研究発表会の詳細については下記リンクをご確認ください。
https://www.jswa.jp/kenpatu/pdf/60session.pdf

(技術開発室)

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【3】下水道情報 よく見かける下水道用語
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「汚泥乾燥」

 下水道資源の有効活用が求められている中で、下水汚泥を乾燥させることで減量化、肥料化または燃料化する技術として注目されている「汚泥乾燥」について取り上げます。 汚泥乾燥は汚泥減容化技術の1つで、汚泥処理プロセスの終端でありながら、焼却や溶融、炭化等の汚泥減容技術の前処理工程としての側面もあります。乾燥技術は脱水汚泥中に含まれる水分だけを除去し乾燥汚泥にする技術であるため、焼却等と比較して、多量のエネルギー(化石燃料等)を投入する必要があります。そのため、乾燥技術を導入する場合は、汚泥脱水工程の段階でできるだけ含水率を下げることや、焼却廃熱や消化ガス等の余剰熱源を活用すること、新たな投入エネルギーを抑えることが望ましいとされています。

 なお、化石燃料等が不要な乾燥方式として天日乾燥があります。天日乾燥は自然エネルギー(主に太陽光)を利用することから投入エネルギーが不要で経済的ではありますが、広い土地の確保が必要なこと、自然エネルギーを利用するため天候の影響が大きいことなどから、近年での採用例は少ないです。

 乾燥汚泥は、利用用途に応じて含水率を調整することで、燃料化(含水率約20%以下)や肥料化(約20〜50%程度)などの利用が可能です。なお、肥料化に当たっては汚泥中の有機物を燃焼させる焼却等とは違い、乾燥汚泥中には有機物は基本的に減ることはないため、未消化汚泥を原料とした乾燥汚泥は汚泥中の有機物の安定性が不十分となります。そのため臭気対策や乾燥汚泥の保管、有機物等の急激な分解による作物の生育障害の恐れがあることから元肥としての利用には留意する必要があります。

(技術開発室)

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【4】国際戦略室からのお知らせ
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「モンゴル出張報告(静岡県草の根事業支援 2023年度 第1回目)」

1.出張職員
 内田 一弘(国際戦略室)
 同行者:静岡県(4名)、株式会社フソウ(1名)、株式会社蓮池設計(1名)

2.出張目的
 静岡県のJICA草の根技術協力(モンゴル国「ドルノゴビ県の官民連携による未処理汚水改善プロジェクト」におけるプロジェクト補助者の委嘱要請に基づく現地調査業務。また、委嘱項目には「オンライン研修」と「国内受入れ研修」の支援業務も含まれる。

3.出張期間
 2023年6月11日(日)から6月25日(日)まで【15日間】

4.訪問機関(または地区)
 (1) JICAモンゴル /ウランバートル市
 (2) モンゴル国「建設・都市計画省」 /ウランバートル市
 (3) ウランバートル市上下水道公社(WATER SUPPLY AND SEWARGE AUTHORITY OF ULAANBAATAR CITY:ウランバートル中央処理場) /ウランバートル市
 (4) GEM International社(蒸留酒製造会社) /ウランバートル市
 (5) 建設・都市計画省 ドルノゴビ支所 /ドルノゴビ県サインシャンド郡
 (6) ドルノゴビ県庁 /ドルノゴビ県サインシャンド郡
 (7) ズーンバヤン郡庁(及び公会堂) /ドルノゴビ県ズーンバヤン郡
 (8) チャンダマンイルチ暖房・上下水道公社 /ドルノゴビ県サインシャンド郡
 (9) サインシャンド処理場(維持管理指導と設計確認) /ドルノゴビ県サインシャンド郡
 (10) ゲル地区(遊牧民の定住化を目的とした居住区) /ドルノゴビ県サインシャンド郡

 5.その他ヒアリング機関
  (1) HYDRO社(上下水道施設の設計会社)中国系企業  /ウランバートル市
  (2) IKH DELTA社(制御システムの施工会社)モンゴル系企業  /ウランバートル市

6.ドルノゴビ県の概況
 ・ドルノゴビ県   :面積 109,500 km2 ※ (平均標高:784m)
            ※ 東北6県+関東1都6県+新潟県+富山県の面積と同等
             なお、モンゴルの国土面積(1,564,000km2)は、日本の4.14倍
           :県都:サインシャンド郡
           :人口:68,190人(2017年)
 ・サインシャンド郡 :面積:2,300 q2 ※(平均標高:961m) ※ 東京都の1.05倍
           :人口:約30,000人(県庁説明)

7.活動状況(※ 訪問機関等から、表敬や事務調整を除く活動を報告します)
(1)ウランバートル市上下水道公社(WATER SUPPLY AND SEWARGE AUTHORITY OF ULAANBAATAR CITY:ウランバートル中央処理場)
   ・1997年供用開始のウランバートル市唯一の処理場(能力:170,000?/日)であり、市人口160万人の45%を受け持つ。施設の老朽化は著しく、コンクリート構造物では劣化や破損で、明らかに危険個所と判断できる場所も随所に見られる。
   ・流入水:BOD 1,300、COD-Cr 1,800、SS 690(いずれもr/l)と極めて高濃度
   ・処理水:BOD 84、COD-Cr 350、SS 150(同上)で、著しい濁りと強い臭気を有する。
   ・HRTは、初沈、終沈(各1時間)、反応タンク(3時間)で圧倒的に過負荷。隣接地に250,000?/日の新処理場が建設中(増設ではなく現処理場は休止、資金支援ADB)。

(2)GEM International社(蒸留酒製造会社)及び IKH DELTA社
   ・GEM International社は、ウランバートル市に事業場を設置し、麦を主原料とする発酵液から蒸留酒を製造し、IKH DELTA社は同社の除外施設システムを手掛けている。
   ・事業場の主たる排水は蒸留窯の残液であり、穀物残渣と乳化物が混じる。この蒸留窯残液を無薬注方式でスクリュープレス型脱水機を通し、その脱離液が下水道へ排出されている。(SS:数千mg/L、BOD:不明)。なお、脱水汚泥は、家畜飼料に転用されている。
   ・ウランバートル市では「排出水質規制」(新規制値は不明)の強化により、(2025年まで?)未達成事業場は、操業停止命令が出されるとのこと。したがって、企業は水質改善の意向が明確で事業場も多く、排水処理ビジネスチャンスは大きい。

(3)サインシャンド処理場(維持管理業務指導):供用開始:2022年6月
   ・流入汚濁成分の濃度は、日本に比べて著しく高い。
   〈流入水質〉:COD:約100-150r/L NH4-N:100-150r/L(パックテスト(R)値)
   ・設備に対する巡回点検は実施されているが、点検項目の具体化や記録の分析が無く、点検が目的とする「異常の早期発見」への対応が曖昧となっている。

(4)ゲル地区の排水状況調査
   ゲル地区とは、遊牧生活者の定住を促すための居住区で旧市街地を取り巻くように配置されている。サインシャンド郡のゲル地区居住者は4,000人で全郡人口の1/4-1/5。
   ゲル地区は水道管給水が行われておらず、容器を用いて自販式給水所から購入。また、トイレは敷地内に素掘り(3×3×3m)したものであり、満杯時には別な場所を掘削。
   ・1ヵ月の水道代は、20,000Tg弱(約800円)で電気代もおおむね同額、価格は2016年から安定している。水道代と電気代に対して、その費用負担に不満を感じていな     い。一方、冬季のトイレ利用は難儀を感じていることから、住居内トイレが整備できることについては、大いに歓迎するとのことであった。
   ・浄化槽価格(日本円で80万円 ※モンゴル輸送費を除く)は、現地で販売される中古車の価格(100〜150万円 :プリウス)を下回り、普通生活者であれば手が出せる価格。

(5)HYDRO社(ヒアリング調査)
   ・HYDORO社は、上下水道施設の設計を業務としており、ウランバートル市に事務所を構える中国系企業であり、サインシャンド処理場の設計を担当した。
    (排水処理施設の設計に関するモンゴル国認証を100社ほど受けているが、実務レベルで活動する会社は20社とのこと)
   ・サインシャンド処理場の設計に当たり、モンゴル国「建設・都市開発省」が発行する基準書に準拠して設計していることが確認できた。
   ・国の基準では、流入負荷量の判断は水量原単位(150L/人)だけであり、流入水質は無記載。汚濁負荷量の算出は、過去のF/S調査や設計会社が実測した流入水質に基づくが、この水質値は実態との乖離が大きい。
   ・サインシャンド処理場の設計におけるHRTは、沈殿池 1.5時間、反応タンク4時間程度でウランバートル市処理場も、そのHRTにおいては大きな差がない。

8.番外(雑感)
・緑豊かなモンゴル(ただし、南部を除く)と、そして待ちに待った夏
 モンゴルの南方は「ゴビ砂漠」に属し、ウランバートル市から100q程南下すると景観が大きく変わります。渡航地であるドルノゴビ県サインシャンドはこの砂漠地域に位置し、6月でも乾燥した褐色の大地が広がります(視界がゼロメートルになる砂嵐も体験しました)。
 一方、ウランバートル市の周辺では、鮮やかな草原が広がるだけでなく、自然林や河川も存在しており豊かさを心から実感できる風景が広がっています。
 ロシア国境に向かう北方や西方の地域では、起伏も豊で山も存在し、その地形の変化が織りなす雄大な風景、そして花と新緑が楽しめ、多くの方が想像するモンゴルが展開される様です。
 実際、日本への帰国便でお話をしていただいた日本人の方は、トレッキングと写真を目的とした旅行者であり、自然の美しさや爽快な気候を詳しくお話して頂きました。(私のモンゴル感=乾燥、砂塵、強烈な紫外線、極寒の冬…とはえらい違いです)
 ウランバートルの空港では、多くの欧米人も見かけました。声を掛けてくれた壮年のグループは、ホースライディングとホーストレッキングを目的とした旅行者とのことです。(これも、私のモンゴル感とは大きな差があります)。
 一方、6月中旬から8月初旬の時期はモンゴル国民が待ち望んだ季節。4時頃から21時過ぎまでは明るくて、屋外で過ごせることを存分に楽しみます(この状態は、砂漠地方であって同じ)。
 日射が弱まる19時頃からは正にプライムタイム。毎日23時頃まで、バレーボールを楽しむ若者や自転車で遊ぶ小さな子供たちを見ることが出来ます。また、郊外のキャンプハウスと呼ばれる場所に仲間たちと繰り出し、自前で調理した料理を楽しみながら歌とダンスに興じます。
 一年の大部分が極寒で多くの地域が乾燥する厳しい自然環境のモンゴルを「アジアのラテン」と称する方もいるとのこと。暖かさと日の光の恵みが訪れる時期には、全てを開放するような爆発的なはしゃぎ方を垣間見て、その意味が分かりました。

(国際戦略室)

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【5】編集後記
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我が家の夏に欠かせない食べ物は「スイカ」です。老若男女、カブトムシかっ!というくらい食べます。大人は一口大にカットし、フォークでお上品?にいただきますが、子供たちは通称“ドリフ食い”にはまっており、競争して食します(食べこぼすな!と大皿を用意し、こぼれた最後の汁1滴までいただきます。)。子供たちは放っておくと永遠に食べるので、1週間に1〜1.5玉くらいで止めます。最近はちょっと値段が高くなってきているので1玉で抑えたいところですが…。その代わり桃やシャインマスカット等のおしゃれな果物はお金持ちの果物ということにし、たまにしか食しません。そう言えば以前、中国を訪れたときの食事の最後は、必ずと言ってよいほどスイカが出てきました。それもオールシーズン。甘味はあまりないのですが、油もたれ感をスッキリさせてくれます。スイカ好きの私は日本でもオールシーズン食べたいなーと思うところですが、やはりスイカは夏を感じる風物詩の果物であってほしいですね。
※この度の豪雨により被災された方々に、謹んでお見舞い申し上げます。大雨の収束と皆々様の安全を心より祈念いたします。
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