技術の特徴
従来の汚泥脱水機に汚泥濃縮機などの新機能を追加し、大幅な処理能力(ろ過速度)の向上を可能にする技術です。そのため、従来機と比較して省スペース化、軽量化が可能となります。
メリット・デメリット
メリット(導入効果等)
- 建設コストの縮減。
- 設備の軽量化、省スペース化。
デメリット(留意事項等)
- 無機凝集剤注入設備の追加。
導入推奨ケース
- 脱水機の増・改築工事において設置面積の制約がある場合におすすめです。
- 汚泥棟(脱水機室)の耐震性能が不足している場合におすすめです。
省スペース化、ダウンサイジング、設備簡素化等
解決策19
JSが提案するソリューション技術
従来型の脱水機に新機能を追加することにより、従来機種よりも処理能力を増強した脱水機をご提案します。
従来の汚泥脱水機に汚泥濃縮機などの新機能を追加し、大幅な処理能力(ろ過速度)の向上を可能にする技術です。そのため、従来機と比較して省スペース化、軽量化が可能となります。
脱水性能を維持したまま、ろ過速度を1.5倍に向上できることから省スペース化、軽量化が可能です。
また、無機凝集剤を利用する「後注入二液方式」では、難脱水性である消化汚泥にも対応が可能です。
混合生汚泥(標準法)
消化汚泥(標準法)[後注入二液方式]
設置スペースに制約がある場合、小型化により対応が可能。
新機能の追加により、軸あたりのろ過速度を2倍※に向上できることから省スペース化、軽量化が可能です。
また、従来機ではOD法限定の技術でしたが、標準法の混合生汚泥にも対応しました。
※ろ過能力 従来型 7㎏・DS/軸→14㎏・DS/軸
(OD法余剰汚泥の場合)
【Ⅱ-E型】OD槽引き抜き汚泥(OD法)
【Ⅱ-M型】機械濃縮混合生汚泥(標準法)
処理能力の向上により脱水機の設置台数を減らす等の対応が可能。
※性能発揮が期待できる汚泥性状には、一定の範囲があります。詳細はJSまでお問い合わせください。