下水道バイオマス利用・創エネをしたい

解決策08

消化タンクの撹拌動力を大幅な低減を実現します。

JSが提案するソリューション技術

発生するバイオガスの圧力を利用することにより、機械的動力を用いずに消化槽内の撹拌を行う『無動力撹拌式消化槽』をご提案します。
※高効率消化システムによる地産地消エネルギー利活用技術の要素技術

技術の特徴

無動力撹拌式消化槽の構造と撹拌原理

消化槽内で発生するバイオガス(消化ガス)の圧力を利用して消化槽内に水頭差を発生させ、その水頭差により消化槽内を撹拌します。撹拌に機械的な動力を用いないため、消費電力量の削減とメンテナンスの軽減が可能です。

導入対象・規模

  • 標準活性汚泥法等、最初沈殿池汚泥・余剰汚泥が発生する下水処理場が対象です。

メリット・デメリット

メリット(導入効果等)
  • バイオガスの圧力を利用して撹拌するため、大幅な消費電力の削減を実現。
    ⇒ 従来の機械撹拌やガス撹拌と比較して、撹拌に係る消費電力を90%以上削減。
デメリット(留意事項等)
  • 通常の機器・計器の点検に加えて、砂抜きドレン作業(1回/週)、均圧弁の点検整備(1回/月)が必要。

導入推奨ケース

  • 消化プロセスの導入を検討しており、消費電力の削減を図りたいとお考えの場合におすすめです。

LINE UP技術ラインアップ

無動⼒撹拌式消化槽

3つの革新的技術の組合せによる相乗効果と地域バイオマスの受入れにより、エネルギー自給率を向上させます。

課題一覧へ戻る