基礎・固有調査研究

基礎・固有調査研究中期計画

本計画については、計画期間(平成29〜令和3年度)の中間年度にあたる令和元年度に、これまでの調査研究の進捗状況等を踏まえ、中間見直しを行っています。

技術評価委員会

近年の技術開発の進展、外国との技術提携の拡大等、日進月歩の下水道技術進歩に伴い、新技術実用化の適正な判断を行なうため、公正な機関による技術の評価制度が必要とされてきました。新技術の評価を行い、技術的重要事項を調査審議するため、JSは、昭和49年度以来、理事長の諮問機関として技術評価委員会を設けています。

技術評価委員会は、学識経験者、国若しくは地方公共団体の下水道を所掌する部局の長またはその職員で構成されており、その下部機構として、各分野について専門委員会があります。

技術評価委員会は、JS理事長の諮問機関として、昭和49年に設置され、「理事長が諮問する下水道に関する新技術の実用化のための評価その他下水道技術の研究、調査及び試験に関する重要事項」を調査審議しています。

技術評価委員会の主な仕事は、新技術の評価(技術評価)であり、技術評価委員会は新技術の特徴、性能、設計や維持管理における留意点などの事項について体系的評価を行っています。

技術評価委員会フロー図技術評価委員会フロー図

技術評価は、フロー図に示す流れで、JS理事長から諮問され、技術評価委員会の答申結果は、広く全国で活用されています。
また、技術評価委員会は、評価対象となる技術に精通した専門家を集め専門委員会を必要に応じて設置し、詳細な調査審議を行っています。


※項目をクリックで表示します。

これまでに設置した専門委員会(設置順)

  • • 自動制御専門委員会
  • • 酸素活性汚泥法専門委員会
  • • 下水汚泥処理処分専門委員会
  • • 水処理専門委員会
  • • 高度処理専門委員会
  • • 民間技術専門委員会
  • • 消毒専門委員会
  • • 防食専門委員会
  • • 研究開発評価専門委員会(先導的技術開発専門委員会からの改組)
  • • 汚泥減量化技術専門委員会
  • • 活性汚泥モデル実務利用専門委員会
  • • 耐硫酸モルタル防食技術専門委員会
  • • 下水汚泥固形燃料化技術専門委員会
  • • オゾン処理技術専門委員会
  • • アナモックス反応を利用した窒素除去技術専門委員会
  • • エネルギー回収を目的とした嫌気性消化プロセス専門委員会
  • • 膜分離活性汚泥法専門委員会
  • • シートライニング工法(光硬化型)防食技術専門委員会
  • • 下水汚泥由来繊維利活用システム専門委員会
  • • アンモニア計を利用した送風量制御技術専門委員会

技術評価委員会の構成

令和5年9月現在

役職 氏名 所属職名
会長 古米 弘明 中央大学研究開発機構教授
委員 長岡 裕

東京都市大学建築都市デザイン学部都市工学科教授

委員 池 道彦 大阪大学大学院工学研究科環境エネルギー工学専攻教授
委員 高岡 昌輝 京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻教授
委員 松原 誠 国土交通省水管理・国土保全局下水道部長
委員 三宮 武 国土交通省国土技術政策総合研究所下水道研究部長
委員 佐々木 健 東京都下水道局長
委員 寺川 孝 大阪市建設局長
委員 伊田 恒弘 埼玉県下水道局長
委員 中島 義成 公益社団法人日本下水道協会常務理事

知的財産権

JS保有特許

JSが出願者に名を連ねている特許の一覧です。

技術開発に関するお問い合わせ先

地方共同法人 日本下水道事業団
本社 技術開発室
TEL:03-6361-7849
MAIL:jsrd@jswa.go.jp