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技術開発

JS技術開発情報メールNo.263

 

■◇■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ JS技術開発室 ━━
【JS技術開発情報メール】  No.263 2023.9.26
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いつも「JS技術開発情報メール」をお読みいただきありがとうございます。
だいぶんと朝夕は涼しく過ごせるようになりました。
清々しいこの季節を満喫したいものです。
それでは、爽やかな秋風ごとく…メルマガ9月号をお届けします。
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【 もくじ 】

『1』 はじめに
◆ 食欲の秋到来!日本って素晴らしい!!!
(DX戦略、技術開発及び西日本担当理事 細川顕仁)

『2』 トピックス
◆ 第60回下水道研究発表会の発表資料をJSホームページに掲載しました
◆ 公募型共同研究者の募集に係る説明会開催のご案内(技術開発室)

『3』 下水道よもやま話
◆ 50年前の日本の下水道の状況とそれから如何に日本の下水道が進んだかそして今後について(DX戦略部次長 神宮 誠)

『4』 国際戦略室からのお知らせ
◆ 2023年度第1回AAA会議の開催報告(国際戦略室)

『5』 研修センターからのお知らせ
◆ 令和5年度 戸田(対面)研修の臨時研修追加等のお知らせ(研修センター)

『6』 編集後記

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【1】はじめに
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「食欲の秋到来!日本って素晴らしい!!!」

この原稿を書いている時点(9月中旬)ではまだまだ真夏って感じで、今年は特に厳しい暑さが続いていますが、暦の上では白露も過ぎて秋真っ盛り。そう、食欲の秋が到来しました。この世界に入って35年余、仕事などで全国を巡らせていただき、各地で多くの方々、そして実に沢山の美味なるものと出会うことができました。ということで、今回は、これまでの感謝の意も込めて、身体の成長の源たる美味なるものについて、各地方の名品・名物の中から私の推しを紹介させていただきます。ちょっと長くなりますがお付き合いください。

まずは北海道。先月の下水道展でもお世話になりましたが、ホント、ここは何時行っても美味しいものに出会えますね。大好物の蟹もここでは色んな種類のものが食べられる。ジンギスカンも店ごとに特長がありますね(私好みは松ジン)。そしてラーメンは・・・と、そんな美味なるもの、名物が数多ある中で、私のイチオシは、素朴で野性味溢れるハスカップ。生の実もジュースもサワーも好きですね。
続いて妻の故郷の東北地方。南部藩出身の彼女からは、せんべい汁やひっつみを薦められますが、鮑とウニ好きの自分としてはイチゴ煮の方がいいかなぁ。あと、じゅんさいやとんぶりもエナック・スカリ(とても美味しい)。「畑のキャビア」とはよく言ったもんだ。そんな中から、かつて計画設計の担当の頃に通った地域の名物、板そば。それも黒くて太くて、食べていると顎が痛くなるほどのやつが一番ですかね。蕎麦の推しNo.1!
次は断続的に都合23年住んでいる関東地方。ここにいると日本中、いや世界中の美味しいものが食べられますね。財布の中を気にしなければ。で、これはと感じたのは、海外にいる時にお土産でいただき初めて食した鯨のたれ。鯨自体好きなのですが、こういう珍味もいいですね。鯨と言えば、1年だけ住んだ両国に山クジラの老舗がありました。山クジラって何?と気になる方は、その店に行けば吊るしてあるので分かりますよ。
そして山海の恵みの宝庫、北信越地方。瀬戸内出身の私にとって、荒波の日本海や深い山々によって育まれた食材を用いた名物はどれも興味深いものでした。色んな中身が楽しめるおやきもいいですが、美味しいお酒の産地でもあるこの地域、どうしても酒の肴系に目が行きます。ホタルイカ、白エビは様々な調理法で美味しくいただけるし、ブリしゃぶもいい・・・でも圧倒的第一位は、そう、高級魚ノドグロ。昔は見たことも聞いたこともありませんでした。値段に見合う価値は十分あります!
東日本最後は、2年間お世話になった東海地方。ここは個性的な料理が多いですが、昭和区にある某喫茶店のバナナスパやトマトパフェは見た目も味もかなり特異な存在。一度はチョバする(試す)価値アリ。さてこの地域、伊豆〜伊勢、志摩と長くて複雑な海岸線があり、どこに行っても素晴らしい海の幸をいただけるのですが、私の推しは海産物ではなく天下布武の地で食した冷やしたぬき。油揚げと揚げ玉の両方が入っており、県庁近くの店の大盛りは感動もの。以後、自分でもちょくちょく作るようになりました。
西日本トップは第二の故郷、近畿地方。ここは名物というか、何を食べても美味しくて、しかも安い。SNSが無い時代でも悪い評判はあっという間に広がるナニワの〇〇ちゃんネットワークによって揉まれてきた証でしょう。それで気になるNo.1はというと、どて焼きです(焼いてないやんって突っ込まないで)。あと、阪神・淡路大震災の翌年、新長田で食べたそばめしの味は、その時の周りの光景とともに絶対忘れられません。
次に学生時代からの友人も多く住む中国地方。気候、食べ物ともに瀬戸内と日本海側で大きく異なりますが、共通して魚介系が好きですね。そんなに大きくないのに塩焼きが超絶美味しいモサエビや最近のお気に入りである赤天。どちらもビールによく合います。それから、見た目ほどはしつこくなくて、たまに自分でも作るエビ飯や世界遺産を眺めながら食すアナゴ飯もいいですね。この地域の一番はその場の雰囲気込みで、酒祭りの時に日本酒とともに食す美酒鍋。調子こいてると昼間から酔いつぶれますのでご注意を! そして故郷、四国。地元なのでマイナー路線でいきます。まずは何故かカレー味のフィッシュかつ。おかずにも酒の肴にもなります。それからうどん屋で食すデカいゲソ天とてんぷら(魚のすり身の揚げ物)のおでん。甘味では子供の頃よく食べたぶどう餅。知り尽くしていると思っていた四国ですが、先日新たな発見をしました。これが第一位。その名も中日。ドラゴンズではありません、麺類です。いや〜そう来たかって感じ。
最後は九州地方。ここも迷いますね。30年近く前に民家のような店でいただいたもつ鍋、透明な身が甘くてコリコリ食感のイカの活造り、舌にピリッとくるのがいいと紹介された肝付きのフグちり・刺身など、どれも捨てがたい。悩みましたが、牛のそれが食せなくなった今、とても貴重な馬のレバ刺し、これですかね。ところで、十分焼いてお召し上がり下さいと言いながら、ごま油とともにとても新鮮そうな牛のそれを出してくれるお店を見つけると狂喜乱舞するのは私だけ?
あと特別枠で、若い頃2年間お世話になり、色々いい経験をさせていただいた沖縄。北部の某ドライブインの安価なうな丼や市場でも高価なイラブ―、最初は謎だった定食屋の「おかず」や「みそ汁」。どれも思い出深いですが、ヒージャー(山羊)刺しがイチオシ。今はもうないのかも知れませんが、棟上げなどの時、ヒージャー汁の臭いが漂う現場で職人さんたちと一緒にいただく味は最上でした。

最後までお付き合いありがとうございました。皆さんのお気に入りと同じものがありましたか?機会がありましたら皆様の推しも是非教えて下さい。
この世界に入って何が良かったかというと、濃い人間関係が構築できたこと。全国各地の方々に仕事以外の面も含めて実に様々なことを教えていただき、そして、身体にとってのものだけではなく心の栄養分も沢山頂戴してきました。これら全てが成長の源。素晴らしきこのニッポン、そして皆様方のお陰で今の自分があると思っています。まだまだ修行の旅は続きます。これまで同様、引き続きよろしくお願いいたします。

(DX戦略、技術開発及び西日本担当理事 細川顕仁)

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【2】トピックス
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「第60回下水道研究発表会の発表資料をJSホームページに掲載しました」

第60回下水道研究発表会(8月1日〜3日)にて、JS技術開発室の口頭発表を6件行いました(JS職員発表分のみ)。
プレゼン資料を以下にて公開していますので、是非ご覧ください。

▼JSホームページ 基礎・固有調査研究↓
https://www.jswa.go.jp/g/g01/g4seika/g4seika.html
(技術開発室)

----------- 「公募型共同研究者の募集に係る説明会開催のご案内」

日本下水道事業団(JS)では、年々多様化する下水道の技術的課題に対して、企業等と共同で研究を進めることで、新たな技術の実用化を促進しています。
この度、下記のとおり新たな共同研究課題を決定し共同研究者を募集しております。

〇 共同研究の課題
「下水処理場の運転管理におけるAI活用技術の開発」

なお、公募を開始した共同研究課題について説明会を開催いたします。

【公募型共同研究者の募集に係る説明会】
日  時:第1回 令和5年10月13日(金) 13:30 〜 14:30
第2回 令和5年11月30日(木) 13:30 〜 14:30
開催方法:ZOOMによるウェビナー
※第3回以降の説明会は応募表明の状況等を踏まえて決定いたします。

〇 申し込み方法
Zoomを用いたウェビナー形式にて開催します。説明会に参加される方は、10月11日(水)17時30分までに、下記より参加登録をしてください。参加費は無料です。
なお、第2回目のウェビナーの参加登録は、後日HP上でご案内いたします。

申込URL:https://jswa-go-jp.zoom.us/webinar/register/WN_va8T2dbvQkeGl1BnJdOD-g

▼ 記者発表資料(説明会詳細は下記より)
https://www.jswa.go.jp/topics/2023pdf/230922-2kisya.pdf

▼ 公募についてはHPでご確認ください↓
https://www.jswa.go.jp/g/g2/koubogata.html
(技術開発室)

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【3】下水道よもやま話
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「50年前の日本の下水道の状況とそれから如何に日本の下水道が進んだかそして今後について」

今月号の下水道よもやま話を担当します「DX戦略部」次長の神宮です。よもやま話への投稿は1年ぶりです。今回は、「50年前の日本の下水道の状況とそれから如何に日本の下水道が進んだか そして今後について」についてご紹介してみます・・・

▼続きはHPで↓
https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/y/pdf2/y236.pdf
(DX戦略部次長 神宮 誠)

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【4】国際戦略室からのお知らせ
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「2023年度第1回AAA会議の開催報告」

1.AAA会議とは?
AAAとは、水インフラの海外展開向けの組織で、特徴ある経験を踏まえて、観光を含めた都市づくりという観点とともに、水・環境問題のソリューションを提供するWESHubに登録された“水・環境インフラ分野について先進的な技術・経験を持つ都市”から構成されています。国土交通省では登録団体を Alliance Advanced Agencyと呼んでいます。AAA会議は、登録団体による連絡調整を図る会議であり・・・

▼続きはHPで↓
https://www.jswa.go.jp/g/g5/g5m/mb/pdf04/263-1.pdf
(国際戦略室)

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【5】研修センターからのお知らせ
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「令和5年度 戸田(対面)研修の臨時研修追加等のお知らせ」

日本下水道事業団研修センターの戸田(対面)研修では、皆様に受講の機会を持っていただきたく、臨時研修を追加いたしました。
また、第3,4四半期に開催される戸田(対面)研修でも、まだ応募可能なコースがございます。
下記のとおりご案内いたしますので、ご覧の上、是非ご応募ください。

・【臨時研修】「頻発する 豪雨・暴風・地震対策の対応」開催のご案内を追加しました。
https://www.jswa.go.jp/kensyu/goannai/iciran/koumu_pdf/R5-10_earthquake-kenshu.pdf

・【臨時研修】下水道事業の計画策定・見直し(第3回)を追加しました。
https://www.jswa.go.jp/kensyu/goannai/iciran/koumu_pdf/R6-9_minaoshi_kenshu.pdf

・【第4四半期開催】戸田(対面)研修 応募可能なコース一覧掲載しました。
https://www.jswa.go.jp/kensyu/goannai/iciran/koumu_pdf/R5-9-4_taimen-oubokanou.pdf

・【第3四半期開催】戸田(対面)研修 応募可能なコース一覧掲載しました。
https://www.jswa.go.jp/kensyu/goannai/iciran/koumu_pdf/R5-9-3_taimen-oubokanou.pdf
(研修センター)

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【6】編集後記
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食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋などなど。気候が良く、何をするにも快適な秋がやってきました。あそこに行ってあれ食べて、スポーツして、観劇に行ってもいいなぁ…と楽しい予定を妄想してします。しかしそんな素敵な秋なのになぜか物悲しく感じる。春は開放的な夏を待つワクワク感で、ウキウキするけれど(例年訪れる灼熱地獄を忘れて…)、秋が来ると、あー…わたしの夏は終わったぁー、サヨウナラ夏ぅ…と何となぁーく、ノスタルジぃーな気持ちが湧いてくるのです。「哀愁」「旅愁」などに使われる「愁(しゅう)」の文字は、「秋に心」と書きますが「もの悲しい」というような意味で、秋は思いにふける季節、悲哀を感じる時季なんだそうです。そして冬がやってくる…。超「寒がリータ」な私としてはこの冬の寒さが気になりますが、今のところ暖冬なるとの予報。足先カイロの消費量が少なくなりますように…。
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【読者の皆様にお願い】
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