新技術カタログ

JS技術カタログ一覧

~ JSが提案するソリューション技術のラインナップ ~

日本下水道事業団(JS)では、省エネ化や創エネ化、温室効果ガス排出量抑制による脱炭素化の実現、広域化・共同化の促進、下水道バイオマス資源の利活用の推進、下水道事業の持続性向上など、様々な課題やニーズに対して、最適なソリューションを提案するため、新技術の開発、受託事業における積極的な導入を進めています。
当サイトは、JSが開発に関与した技術だけでなく、JSの受託事業における適用性等を有していると判断された技術を容易にお探しいただけるよう一覧としてまとめています。

新技術一覧 R8.3月現在

No 技術名(選定No) 技術概要 技術選定を受けた者 選定区分 技術分類
1 アンモニア計による送気量フィードフォワード制御技術(1-27) 反応タンク上下流に設置したアンモニア計の計測値に基づき、送気量の適正化と処理水NH4-N濃度の安定化を図る送気量自動制御技術。 日新電機㈱ 処理プロセス
2 アンモニア計と制御盤から構成される風量調節弁制御装置(1-28) 反応タンク内に設置したアンモニア計の計測値に基づき、送気量の適正化と処理水NH4-N濃度の安定化を図る送気量自動制御技術。 ㈱神鋼環境ソリューション 処理プロセス
3 セラミック平膜を用いた省エネルギー型MBRシステム(1-25) 膜にセラミックを使用したMBRシステム。膜洗浄方法と運転条件の最適化により、省エネルギー化と流入水量変動への対応が可能。 ㈱明電舎 処理プロセス
4 細径PVDF中空糸膜を用いた省エネルギー型MBRシステム(1-31) 細径PVDF中空糸膜、低風量型膜洗浄散気装置と超微細気泡式補助散気装置を用いたMBRシステムで省エネ/低コスト化を実現。 三菱ケミカルアクア・ソリューションズ㈱、水ingエンジニアリング㈱、三菱化工機㈱ 処理プロセス
5 オゾン水による膜洗浄を用いた省エネルギー型MBRシステム(1-39) 次亜塩素酸ナトリウム水とオゾン水を併用した膜洗浄方法により膜ろ過性能を向上、さらに膜面曝気風量の自動制御により低コスト化・省エネ化を実現。 三菱電機㈱ 処理プロセス
6 回転繊維体を用いたOD法向け前処理技術(1-42) 立体網目状の回転繊維体を用いるOD法の前処理装置であり、生物膜法の一種。流入下水中の有機物等の負荷を低減し、OD槽の処理能力増強と省エネルギー化を実現。 東芝インフラシステムズ㈱ 処理プロセス
7 初沈代替高速ろ過システム(1-38) 従来の最初沈殿池と比べ、処理能力の増強やSS・浮遊性BOD除去率の向上を図り、省スペース化や建設コストの縮減を実現。 メタウォーター㈱ 処理プロセス
8 担体投入活性汚泥法(リンポープロセス)(1-08) 担体による効率的な生物処理方法。標準活性汚泥法における処理水量増加への対応、増設不要の高度処理対応などを実現。 ㈱西原環境
継続
処理プロセス
9 最終沈殿池用傾斜板沈殿分離装置(1-16) 上水分野で実績の多い傾斜板沈降装置を下水処理場の終沈用に改良した動力不要の固液分離装置。既設を活用してSS除去効率向上を実現。 積水アクアシステム㈱ 機器・装置
10 単槽式MBRと高速凝集沈殿法による仮設水処理ユニット(1-17) 単槽式MBRと高速凝集沈殿法を単独または組合せで使用する可搬式水処理装置。小規模処理場の仮設工事に係る工期、用地、コスト等を縮減。 ㈱日立プラントサービス 処理プロセス
11 多槽循環式MBR(1-40) 4段の無酸素タンク・好気タンクを直列に配置し、各段への流入と内部循環を行うMBRシステムで、短HRTで極めて高い窒素除去率(90%程度)を実現。 ㈱クボタ 処理プロセス
12 高速砂ろ過システム(高速上向流移床型砂ろ過)(3-02) 二次処理水からSSを除去する技術。砂ろ過システムを改良し、ろ過速度を高速化。省スペース・省エネ化・建設費の削減が可能。 ㈱タクマ 処理プロセス
13 ディスク式特殊長毛ろ布ろ過装置(1-37) 二次処理水からSSを除去する重力式・固定ディスク式のろ過装置。従来の急速ろ過施設と同等の性能を有し、省スペース・省エネ・既設躯体の利用が可能。 メタウォーター㈱、前澤工業㈱ 機器・装置
14 破砕・脱水機構付垂直スクリュー式除塵機(1-18) 除塵・洗浄・脱水を一体化したコンパクトなしさ処理システム。糞塊等を減らし、衛生的なしさ除去、処分量低減による低コスト化を実現。 住友重機械エンバイロメント㈱ 機器・装置
No 技術名(選定No) 技術概要 技術選定を受けた者 選定区分 技術分類
15 熱改質高効率嫌気性消化システム(1-04) 消化汚泥を水熱反応により熱改質して消化タンクに返送するシステム。消化ガス発生量増加、消化日数短縮による小型化、汚泥減量化が可能。 三菱化工機㈱
継続
処理プロセス
16 高濃度対応型ろ過濃縮・中温消化システム(1-21) 高濃度対応型ろ過濃縮機で初沈汚泥を濃縮し、濃縮余剰汚泥と混合後、高濃度で消化。設備容量の削減、消化効率向上等によりLCC縮減。 月島JFEアクアソリューション㈱ 処理プロセス
17 余剰汚泥加温型 中温消化高速システム(1-44) 余剰汚泥の分解速度を向上させることで、従来の約半分の消化日数で安定した処理が可能な中温消化技術。消化タンクのダウンサイジング によりLCC縮減が可能。 ㈱メタウォーター 処理プロセス
18 ボルト締結型グラスライニング消化タンク(1-45) 高耐食性の鋼板パネルをボルトで締結する構造とパネル構築時において足場不要の工法の採用により、LCC縮減及び容易な施工を可能とする技術。 ㈱神鋼環境ソリューション 処理プロセス
No 技術名(選定No) 技術概要 技術選定を受けた者 選定区分 技術分類
19 ダウンサイジング型ベルトプレス脱水機(1-29) ベルトプレス脱水機に濃縮部と高濃度対応型フィード装置を組み合わせて、ろ過速度を向上し、設備の小型化と省スペース化を実現。 月島JFEアクアソリューション㈱ 機器・装置
20 多重板型スクリュープレス脱水機-Ⅱ型(1-20) 多重板型スクリュープレス脱水機に新機能を追加した脱水機。処理能力向上によるLCC縮減のほか、標準活性汚泥法の汚泥にも適用可能。 アムコン㈱ 機器・装置
21 ダウンサイジング対応型同軸差動式スクリュープレス脱水機(1-43) 2段凝集、高濃度濃縮、前後2つのスクリュー軸の強圧搾により、従来技術と比較してスクリーン径あたりの処理速度を1.5倍以上に増加でき、機器のダウンサイジングにより汚泥処理のライフサイクルコスト低減が可能。 水ingエンジニアリング㈱、水ing㈱ 機器・装置
22 後注入2液型ベルトプレス脱水機(1-11) 従来の脱水部にポリ鉄注入・混合機構と予備脱水機構を追加した防臭カバー付脱水機。低含水率化による発生汚泥削減と臭気対策が可能。 メタウォーター㈱
継続
機器・装置
23 難脱水対応強化型スクリュープレス脱水機(1-26) 適正な凝集フロック形成と凝集フロックに適正な力を加える脱水を行い、難脱水汚泥でも低動力でありながら、脱水性の向上を実現。 ㈱神鋼環境ソリューション、㈱北淩 機器・装置
24 回転加圧脱水機Ⅳ型(1-33) 従来の回転加圧脱水機Ⅱ型に濃縮部を加えた脱水機。未濃縮汚泥や低濃度の混合生汚泥を効率的に濃縮脱水し、低含水率化を実現。 巴工業㈱ 機器・装置
25 下水汚泥由来繊維利活用システム(1-15) 初沈汚泥から回収した繊維状物を、汚泥に添加して脱水を行うことで脱水性向上を図る。低含水率化、薬注入率低減等のコスト縮減が可能。 ㈱石垣
(指定技術)
処理プロセス
No 技術名(選定No) 技術概要 技術選定を受けた者 選定区分 技術分類
26 多層燃焼流動炉(2-01) 気泡式流動炉の炉底部、炉中部、炉上部から燃焼用空気を供給して燃焼を効率化。補助燃料使用量・温室効果ガス排出量を低減。 東京都下水道局、メタウォーター㈱
継続
処理プロセス
27 高効率二段燃焼汚泥焼却炉(3-01) 前段燃焼炉での抑制燃焼と後段2次燃焼室での局所高温部を生成し、完全燃焼化。補助燃料使用量・温室効果ガス排出量を低減。 ㈱神鋼環境ソリューション
継続
処理プロセス
28 気泡式高効率二段焼却炉(2-03) 気泡式流動炉への燃焼用空気の吹込方法を最適化して、局部高温域を形成。電力・補助燃料使用量・温室効果ガス排出量を低減。 ㈱神鋼環境ソリューション
継続
処理プロセス
29 多段最適燃焼制御付気泡流動炉(1-23) 多段燃焼に最適燃焼制御技術を付加し空気量・補助燃料を最適化。低空気比運転による燃費削減効果との相乗効果で温室効果ガス排出量を低減。 三菱重工環境・化学エンジニアリング㈱ 処理プロセス
30 二段燃焼式旋回流動炉(1-24) 燃焼効率が高い旋回流動炉に二段燃焼技術と流動空気の低空気比化を適用。省エネルギー化や温室効果ガス排出量削減を実現。 水ingエンジニアリング㈱ 処理プロセス
31 過給機を用いた流動床炉向け省電力送風装置(1-35) 流動床炉の燃焼空気ラインに過給機を組み込み、流動ブロワの機能を代替することで、焼却システム全体の消費電力量を約4割削減。 メタウォーター㈱、㈱クボタ 機器・装置
32 電熱スクリュ式炭化炉を用いた汚泥燃料化技術(1-30) 電気を熱源として汚泥を加熱する「電熱スクリュ」を用い、熱風発生炉が不要なコンパクトでシンプルな汚泥燃料化システム ㈱神鋼環境ソリューション 処理プロセス
33 汚泥性状変動対応型蒸気乾燥システム(1-34) 広域化・共同化による汚泥集約で想定される脱水汚泥性状の変動に対して、自動制御により乾燥製品の含水率の安定化を実現。 水ingエンジニアリング㈱ 処理プロセス
34 湿式炭化による下水汚泥利活用技術(1-41) 脱水汚泥を加圧状態で加熱する湿式炭化処理により、燃料や肥料として利用可能な炭化物を製造する技術。省エネルギー(バイオガス発電排熱の利用可能)を特徴とし、下水処理の脱炭素化に貢献。 ㈱神鋼環境ソリューション 処理プロセス
No 技術名(選定No) 技術概要 技術選定を受けた者 選定区分 技術分類
35 階段炉による電力創造システム(1-12) 低含水率化技術・焼却設備・蒸気発電等を組合せた電力自立可能なシステム。補助燃料不要で、維持管理費・温室効果ガス排出量削減。 ㈱タクマ 処理プロセス
No 技術名(選定No) 技術概要 技術選定を受けた者 選定区分 技術分類
36 アナモックス反応を利用した窒素除去技術(1-01) アナモックス細菌を利用し、嫌気性消化汚泥の脱水ろ液中から有機物不要で窒素除去が可能。必要酸素量と発生汚泥量を低減。 ㈱タクマ、メタウォーター㈱
継続
処理プロセス
No 技術名(選定No) 技術概要 技術選定を受けた者 選定区分 技術分類
37 全速全水位型横軸水中ポンプ(1-19) 水位によらない全速運転が可能な横軸水中ポンプ。急激な流入に対し安定したポンプの連続運転を実現。 ㈱石垣 機器・装置

・JS新技術とは、新規に開発されJSで基準化されていない下水道技術について、開発者の申請に基づきJSが受託事業における適用性等を確認(技術選定)した技術です。
・技術選定は、JS単独又は共同研究により開発した下水道技術(新技術「Ⅰ類」として選定)、JS以外の者が開発した処理プロセスに係る技術(新技術「Ⅱ類」又は「Ⅲ類」として選定)を対象としています。
・新技術としての有効期間は5年で、延長が必要と判断された技術については有効期間を5年延長できます(最大10年間有効)。
・有効期間満了後も引き続き導入が必要だが、JSにおいて基準化されていない技術については「継続導入技術」として指定しております。



※下水道事業において適用される処理プロセスに係る技術(国交省下水道事業課長通知「下水道施設の改築について」(R4.4.1付け国水下事第67号)別表の「中分類」以上の施設等に係る技術。)又は機器・装置に係る技術。