下水道バイオマス利用・創エネをしたい

解決策10

消化タンクの新増設や改築の工期短縮、省エネ化を実現

JSが提案するソリューション技術

組み立てやすい工法と耐久性の高い材料を採用することで、従来のコンクリート製消化タンクと比べて、工期短縮や省エネ化、維持管理性向上を実現する『ボルト締結型グラスライニング消化タンク』をご提案します。

技術の特徴

ボルト締結・パネル構築の様子

消化タンク外観 (保温施工前の状態)

鋼板パネルをボルトで締結する構造や組立用足場が不要な工法(ジャッキアップ工法)、耐食性の高い鋼板パネルを採用することによりで、従来のコンクリート製の消化タンクと比較して、工期短縮やコスト縮減が可能となります。

導入対象・規模

  • 下水処理場で発生する初沈汚泥や余剰汚泥が対象です。
  • 消化タンク容量は~9,000m3/基の規模で導入することができます。
  • 中温消化(35~40℃程度)が対象です。高濃度対応の撹拌機とすることで高濃度消化(消化タンクの小容量化が可能)に対応できる技術もあります。

メリット・デメリット

メリット(導入効果等)
  • ボルト締結でパネルを接合し、組立用足場が不要なジャッキアップ工法を採用による建設工期の短縮、建設コストの削減。
  • 高耐食性のグラスライニングパネルを採用することにより、防食塗装が不要。
デメリット(留意事項等)
  • し尿、集排汚泥、バイオマス等の下水汚泥以外を受入れる場合は、性状分析等を実施し、適用性を個別に検討。
  • 設置場所での気温条件をもとに保温厚さを、沿岸部では塩害対応等を検討。

導入推奨ケース

  • 建設工期の短縮やコスト縮減等を図り、かつ、迅速に消化プロセスの導入を進めたい場合。
  • 消化タンクの更新に際して、建設工期の短縮やコスト縮減を図りたい場合。

LINE UP技術ラインアップ

下部コーン型鋼板製消化タンク

特徴
    • 下部コーン構造により、浚渫時の堆積物量を低減し、維持管理性の向上を実現します。
対象汚泥
  • 下水汚泥(初沈汚泥、余剰汚泥)、し尿、浄化槽汚泥、農集排汚泥、生ごみ等場外バイオマス
適用規模等
  • 1,000~9,000m3/基高濃度消化対応可

4分割ピット式鋼板製消化タンク

特徴
    • 底部を4分割に仕切り、堆積物を引き抜くことで、浚渫時の堆積物量を低減し、維持管理性の向上を実現します。
対象汚泥
  • 下水汚泥(初沈汚泥、余剰汚泥)​
適用規模等
  • 1,000~9,000m3/基

噴射ノズル式鋼板製消化タンク

特徴
    • 堆積物除去機構により、堆積物を系外に排出することで、浚渫時の堆積物量を低減し、維持管理性の向上を実現します。
対象汚泥
  • 下水汚泥(初沈汚泥、余剰汚泥)​​
適用規模等
  • 1,000~9,000m3/基

パッケージ型鋼板製消化タンク

特徴
    • 各種センサーによりタンク内の状態を可​視化し、運転状況の変化や異常を早​期に察知することが可能です。​
対象汚泥
  • 下水汚泥(初沈汚泥、余剰汚泥)、​し尿、集排汚泥、バイオマス​
適用規模等
  • 1,000~9,000m3/基​高濃度消化対応可

無動力撹拌式製消化槽   ▶ 解決策11 参照

3つの革新的技術の組合せによる相乗効果と地域バイオマスの受入れにより、エネルギー自給率を向上させます。

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