「下水道展'23北海道」
− 下水道展 '23札幌 −
JS展示ブース・併催行事のご案内
今年の下水道展は、8月1日(火)から4日(金)まで、札幌ドームにて開催されました。北海道での開催はもとより、東京都より北の都市での開催は初めてのことでした。
日本下水道事業団(JS)は、展示ホールでの出展とともに、併催行事として「セミナーJS最前線」を開催しました。また、研修センターでは、例年好評のワークショップ「トイレの紙さま」を開催しました。
JS展示ブースや講演会に来訪いただいた皆様にこの場を借りて改めてお礼申し上げます。
○ 出展テーマ及び展示ブース
JS展示ブース写真1では、出展テーマを「下水道ソリューションパートナー〜技術、人材、情報等下水道の基盤づくりを進め、良好な水環境の創造、安全なまちづくり、持続可能な社会の形成に貢献します〜」として、「日本下水道事業団の3つの役割紹介エリア」と、「最新の下水道DXの取組を発信するエリア」写真2 の2つのエリアで、JSからの情報発信を行いました。
○ プログラム
「日本下水道事業団の3つの役割紹介エリア」では、第6次中期経営計画で掲げる「下水道ソリューションパートナーとして地方公共団体を総合的に支援」、「下水道イノベーターとして下水道事業の変革を積極的に牽引」、「下水道プラットフォーマーとして共通の基盤づくりにより社会全体の発展に貢献」の3つの柱の下で、多様化する地方公共団体の課題やニーズに対応する処方箋を、パネル展示とともにサイネージ動画展示によりわかりやすくご紹介しました写真3。
また、「最新の下水道DXの取組を発信するエリア」では、遠隔臨場や点群データの活用事例動画等を紹介しました。遠隔臨場については、動画撮影用のカメラ(ウェアラブルカメラ等)により撮影した映像と音声を用いWeb 会議システム等を通じて「段階確認」、「材料確認」と「立会」を行うもので、下水道展では、通常の遠隔臨場事例に加え、360度カメラを併用した手法をご紹介しました。また、膨大な密度の点の集合体であり、X、Y、Z の基本的位置情報や色などの情報を持つ3次元的に可視化された情報である点群データについては、施設の改築更新時に現況点群データと更新機器の3次元モデルとを重ね合わせて検討するなど、効率的な設計・施工への活用が期待されるもので、今回の下水道展では、実施設計時の活用事例をご紹介しました。
これらの動画については、数分程度のものにまとめることで、展示ブース来訪者がブースに滞在する時間に配慮しつつ、関心を引き付けるのに効果的なものとなりました写真4。 また、周囲360度を一度に撮影できる360度カメラを用いて、処理場や雨水ポンプ場などの現場を全方向で撮影した処理場紹介ページを作成しました。 |
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前回に続き、昨年作成したマンホールカード(第17弾)の特別配布を行いました写真5。
他のマンホールカード配布とも相まって、JS展示ブースにも子供から大人まで多数来場いただき、3日目には、用意した2,000枚全ての配布が終了しました。
子供の来場者が多かった今回の下水道展では、新しい試みとして、北海道の風景を背景とした撮影スポットを設置しました。モンタ君や顔はめパネルを用意したところ、家族連れを中心に好評でした写真6。
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