FEMALE EMPLOYEE DISCUSSION

女性職員座談会

日本下水道事業団(JS)では、仕事と家庭生活を両立しやすいように各種制度を設けて、
女性にとっても働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
実際にどのような制度があり、どう活用されているのか。
若手からベテランまで4名のJS女性職員に聞いてみました。

TOP働く環境について女性職員座談会

PROFILE

  • T.M

    T.M

    関東・北陸総合事務所
    運用支援課長
    1993年入社

  • K.Y

    K.Y

    関東・北陸総合事務所
    プロジェクトマネジメント室
    2012年入社

  • M.H

    M.H

    経営企画部
    人事課
    2017年入社

  • Y.K

    Y.K

    事業統括部
    計画課
    2009年入社

入社してみて、女性が働く環境としてJSはどうでしたか

Y.K

Y.K

入社する前からJSは男性が多いと聞いていたのですが、確かにそのとおりでした。でも、私は高専出身で学生時代から男性の多い環境にいたので、あまり気になりませんでしたね。逆に、職場の方々から気を遣ってもらっていた感じです(笑)。

T.M

T.M

そうだね、どちらかといえば男性のほうが戸惑っていたかも。「うわ、女性が来ちゃった、どうしよう」みたいな(笑)。私が入社した1993年当時なんて、女性の技術職は私の上に3人だけだったから。

K.Y

K.Y

その頃に比べると、今はずいぶん女性職員が増えましたよね。確かに、古い下水処理場とかに行くと女子トイレがなくて、「ごめんね、男子トイレを使ってもらえる?」って申し訳なさそうに言われたことがあります(笑)。昔は、下水道業界で働く女性は少なかったんだろうなと思いました。

M.H

M.H

私は2017年に事務職として入社したのですが、就活中、JSの方から「女性職員は少ないけど、福利厚生制度は充実している」と聞いていたので、入社することに不安は感じませんでした。実際、新入社員の女性は年々増えており、それに伴って女性が働きやすいように、いろんな制度が整ってきたと思いますね。
女性職員は少ないけど、福利厚生制度は充実している

女性が働きやすいように、JSにはどんな制度がありますか

T.M

T.M

女性がキャリアを積んでいくなかでターニングポイントとなるのが結婚や出産、育児。私は2006年に長男を出産したとき、女性技術者として初めて育児休業(以下、育休)を申請しました。

Y.K

Y.K

Mさんが実績をつくってくださったおかげで、技術職の女性職員が育休をとることが当たり前になりましたよね。ちょうど今、同僚が2人産休に入っていて、育休もとる予定とか。JSでは法改正に合わせて育休制度を見直していて、現在は子どもが3歳になるまで男女を問わず育休をとれるんですよね。

K.Y

K.Y

私の職場には、育児短時間勤務を活用されている方もいますよ。こういう制度があると、将来、出産や子育てを経験することになっても、仕事が続けられそうで心強いです。有給休暇もそうですけど、JSではこうした制度を利用するのに躊躇しなくてよい雰囲気ですよね。

T.M

T.M

そうだね。私も子どもが小さいうちは病気などで保育園から時々呼び出しがかかって早退したこともあったけど、職場で嫌な顔をされたことは一度もなかったな。快く送り出してもらって、ありがたかったです。だからこそ、自分の担当している仕事が滞らないように、部署内できちんと情報共有するように徹底しました。子どもが病気のときに休みをとれる看護休暇もあるから、本当に助かるよね。
女性が働きやすい制度

育児休業や時短勤務以外にJSならではの制度がありますか

M.H

M.H

ひとつは時差出勤ですね。通常、9時~17時半の勤務時間ですが、2020年4月から出勤時間を5つの時間帯から選べるようになりました。8時、8時半、9時、9時半、10時とあるなかで、私は10時出社にして朝はゆっくり。通勤ラッシュのピークをずらして出社させてもらっています。

K.Y

K.Y

私も満員電車が苦手なので、9時半出社。朝は10分違うだけで、心の余裕が違います(笑)。共働きの夫が先に出社した後、家事をしてから出かけられるので助かってます。

Y.K

Y.K

あとは在宅勤務制度かな。今の私の仕事は事務作業が多いから、週に2日は在宅勤務。打ち合わせなどもテレビ会議で行えるし。ここ数年で、JSのテレワーク環境はずいぶん整ってきましたよね。

K.Y

K.Y

確かに。私もテレワークをやってみたんですが、自宅にいると事務作業には集中しやすく、資料作成ははかどりました。ただ、プロジェクトマネージャーという仕事柄、地方公共団体やコンサルタントの方々と電話でやりとりすることも多く、ちょっと相談したい時にすぐに周りの誰かに聞けないのは不便だったかな(苦笑)。
育児休業や時短勤務以外にJSならではの制度

M.H

M.H

それ、すごくわかります。私も人事課で給与支払いの仕事をチームで担当しているので、在宅勤務をするとかえって効率が悪くなってしまうんです。だから私は時差出勤派。自分のペースで仕事ができて、メンバーとのやりとりもスムーズ。それに、帰宅時間が夫と同じぐらいになるので、帰宅後、家事の分担がしやすいんです。どちらかが料理をしたら、もう一方が洗濯をするというふうにして…。

Y.K

Y.K

二人で家事をシェアするのいいなぁ。そういえば、以前、下水道業界で働く女性たちの集まりに参加したことがあるんだけど、その際に話題になったのが、「女性が働きやすい職場は、男性も働きやすい職場」ということ。結局、男女を問わず、ワークライフバランスを実現できる職場がいいですよね。

T.M

T.M

ホントそのとおり。JSでは、男女を問わず、仕事と家庭生活を両立させるための体制が年々整ってきているから、学生の皆さんには安心して入職してもらいたいな。
育児休業や時短勤務以外にJSならではの制度

出産・育児に向けたサポート体制

出産・育児に向けたサポート体制

育児休業、育児時短勤務、時間外勤務免除、子の看護に関する特別休暇については男性も取得できます。