日本下水道事業団(JS)の業務について
地方公共団体からの出資により設立された「地方共同法人」である私たちJSでは、地方自治体からの要請を受け、全国の下水道施設の計画から設計、建設、維持管理を行っています。全国に展開する組織力を活かして、人々の暮らしに欠かせない良好な水環境の創造・保全はもちろん、突発的な災害にも対応。さらに新技術の開発・導入や国際展開、各種研修などを通じて下水道業界全体の発展に貢献しています。
あらゆるフェーズで海外水インフラを支援
JSでは国際展開のついても数多くの支援を実施しています。国内の下水道事業で培ったノウハウを元に民間企業が海外で案件形成をするための支援や事業実施に関わる技術的支援。下水道事業に携わる現地職員の人材育成支援などを行っています。このように案件形成の段階から実際の供用開始までの全てのフェーズにおいて海外水インフラを支援しています。
海外下水道プロジェクト支援
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案件形成支援
民間企業の海外下水道プロジェクトの案件形成を支援
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技術的支援
設計・建設・段階で、本邦技術の導入における技術的支援を実施
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人材育成支援
設計・建設・維持管理の各段階で、下水道事業者や技術者を対象に研修を実施
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維持管理支援
本邦技術を導入した施設において、維持管理段階での技術的アドバイス等を実施
国際標準化の支援
JSは、ISO/TC275(汚泥の回収・再生利用・処理及び廃棄)の国内審議団体(日本下水道施設業協会と共同)として活動しています。
海外下水道技術協会
JICA専門家等として職員を海外派遣
- ●JICA長期専門家として、7ヶ国のべ25名
- ●JICA短期専門家、調査団として、32ヶ国のべ115名のJS職員を今までに派遣しています。
海外下水道技術者研修に職員を講師として派遣
- ●JICA等の手段研修や国別研修
- ●海外下水道プロジェクトに付随する人的能力向上研修
- ●地方公共団体が実施する「草の根技術協力事業」の研修
などに講師としてJS職員を派遣しています。