事務職
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10年・20年先の
下水道事業を
支えていくために

経営企画部
会計課
(取材当時)

TOP職員紹介事務職

profile

PROFILE

  • 2017年入社
  • 法学部 法律学科

趣味は旅行と料理。転勤を機に節約目的で始めた料理が、次第に楽しくなってきて圧力鍋を購入するまでに。忙しいときも、料理に没頭する時間がいい気分転換になっています。

様々な業務を通して
企業の知名度やブランドよりも
大切なことがあると気づいた

日本下水道事業団(JS)に入社した理由は、下水道事業を担う唯一の全国組織であり、スケールの大きな仕事に携われると考えたからです。入社前は、公的機関というと定型的な仕事を淡々とこなしていくイメージでしたが、JSは比較的職員の数が少ないこともあり、思っていた以上に個人の裁量が大きく、さまざまな経験ができる環境でした。

入社して最初に配属されたのは、関東・北陸総合事務所お客様サービス課(現:総務・協定課)でした。総務および経理、出納関係の業務に半年間携わったのち、入社2年目に近畿・中国総合事務所のお客様サービス課(現:近畿総合事務所 総務・協定課)へ配属になりました。ここでは総務業務に加え、JSの独自業務である、地方公共団体と協定を結ぶ協定業務を担当しました。異なる2つの業務を同時並行で進めるため、日々の時間配分に苦労したことを覚えています。その後、入社3年目に近畿総合事務所の契約課へ。西日本全体の工事発注を担当し、地方公共団体に代わってゼネコンや機械・電機メーカーなどに対する入札や契約の手続きを行いました。周囲の方々にサポートしていただきながら、大きなトラブルもなく1年を終えることができたときは、仕事を通して自身の成長を実感することができ、充実感がありました。

学生の頃は知名度やブランドで企業を判断しがちでしたが、実際に働いてみると、それよりも自分が仕事を通して充実感が感じられるかどうかのほうが重要だと気づきました。JSは一般的に広く知られている会社ではないかもしれませんが、様々な業務に携わるうちに、他にはない使命とやりがいがあると感じるようになりました。

経営を肌で感じ
業界ニーズの変化を知る

入社4年目から、現在の経営企画部会計課に所属しています。会計課は、民間企業でいえば経理部と財務部の機能を統合した部門。私自身は主に財務部門を担当し、予算編成などを行っています。公的機関であるJSでは、事業年度が始まる前に年間の収入支出を見積もり、事業計画を立て、監督官庁である国土交通省まで説明することが必要です。予算編成は、各部署から寄せられる必要経費の要望について費用対効果を念頭におきながら精査を行い、本当に必要なものに対して適切に予算を割り当てることが求められます。また、四半期ごとに経営層に対して収支報告を行う、期中の執行管理も私の役目です。この仕事は経営判断における重要材料を提供すること意味しますので、4年目にもかかわらず、責任の重い仕事を任されているなと思います。ただ、それだけでなく、数字の動きを通して組織全体の現状や方向性を把握できる点や役員会にも出席する機会があるため、会社の方針や経営層の考えを肌感覚で知ることができる点はこの立場で仕事を行う醍醐味だと感じています。

この立場になってから思うことは、今後、JSに求められる役割は「下水道事業の普及」というハード面の補完から「下水道事業の維持・経営」というソフト面の補完へ移り変わっていくと考えています。それに伴い、事務職が果たすべき役割も大きく変化していくはずです。変化に対応するためにも、普段の業務を着実に行うことはもちろん、今後は関係先である国や地方公共団体での仕事を経験してみたいです。関係先の方々が、どのような思いで日々仕事と向き合っているのかを知ることで、単に必要とされたことだけ提供するということでなく、相手が本当に必要としていることを汲み取って提供できるようになれたらと思います。

キャリアステップ

  • 学生時代

    法学部

    行政法の研究室に所属。法律という自らの専門を生かしたいと考え、国や地方公共団体、公的機関を中心に就職活動を行いました。

  • 2017.10

    入社

  • 2017.10

    関東・北陸総合事務所お客様サービス課へ配属
    (現:関東・北陸総合事務所総務・協定課)

  • 2018.4

    近畿中国総合事務所お客様サービス課へ配属
    (現:近畿総合事務所総務・協定課)

  • 2019.4

    近畿総合事務所
    契約課へ
    配属

  • 2020.4

    経営企画部
    会計課へ
    配属

  • 未来のわたし

    業界全体の更なる
    発展をめざして

    国や地方公共団体での仕事を経験して幅広い視野を養い、下水道業界全体の発展に貢献できるような存在をめざしていきたいです。

入社後の成長

入社後3年間は、総合事務所での業務に従事。わからないことがあればすぐに上司や先輩に質問できる手厚いサポート体制のもと、着実に経験を積むことができました。

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