日本下水道事業団(JS)の業務について
地方公共団体からの出資により設立された「地方共同法人」である私たちJSでは、地方自治体からの要請を受け、全国の下水道施設の計画から設計、建設、維持管理を行っています。全国に展開する組織力を活かして、人々の暮らしに欠かせない良好な水環境の創造・保全はもちろん、突発的な災害にも対応。さらに新技術の開発・導入や国際展開、各種研修などを通じて下水道業界全体の発展に貢献しています。
平時の対策強化と非常時の緊急支援による一体的支援
JSでは、平時からハード面とソフト面の両側面で災害対策を支援することによって防災・減災に取り組んでいます。
また、災害によって下水道施設が被災した際は、全国7つの総合事務所を拠点とした緊急支援を速やかに実施。平時・非常時一体的な支援を実施することで、効果的な災害対策を実現しています。
平時支援
施設の耐震化や近年多発する浸水への対策などのハード面での対策、BCP 策定や防災訓練の実施などのソフト面での対策を一体的に実施することにより、非常時における被害の最小化や早期の機能復旧につながります。JS は、地方公共団体と連携し、これら非常時に備えた防災対策の支援を実施します。
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ハード対策
需要施設の耐震設計
耐水対策工事
など
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ソフト対策
防災訓練
BPC策定支援
など
非常時支援
JSでは、地方公共団体と災害支援協定を締結して非常時の支援を実施しています。これまでのさまざまなノウハウを活かし、災害時の段階に応じた災害支援を実施します。
災害支援協定による災害復旧支援フロー